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帝国での事件解決と高校生勇者たちのその後
しおりを挟む幽閉されていた塔を出たエルザ王女を見た城の兵士やメイドたちは、まさに大騒ぎだった。
高校生勇者が六人も魔族に誘拐されてひどく混乱を極める王城の中を、エルザは今代の王に会うために進む。
世界制覇を目指すために高校生勇者を異世界から召喚し、隣国への侵攻を繰り返していた王様であるが、王城に侵入してきたサキュバス族の呪術によって骨抜きにされて、寿命すらも吸い取られ、生きた屍のようになっていた。
それでも、サキュバスが化けていたメイドと腰を振りたいとわめき散らす王様が、エルザの指示でどこかに幽閉されていく。
聖女のような慈しみを持ち、悪女のような黄金の知恵を使うエルザに圧倒された大臣や宰相たちは、誰も彼女に逆らうことができなかった。
エルザに説明されたが、今代の王は、過去に世界制覇をしようと悪逆の限りを尽くしていた愚王の生まれ変わりらしい。
過去に失敗に終わった世界制覇を諦めきれなかった愚王は、時渡りの秘術を発動させて、この時代に転生してきていた。
しかし、なぜ、エルザがそんなことを知っているのかを、今は追求しないことにする。
そして、魔族に誘拐されるという失態を犯した、奴隷として自覚のない高校生勇者たちを見せしめのために何人か殺せと怒り狂う王様は、どこかで処刑された。
世間では病死となっているが、どこかのダンジョンの奥深くで、彼から彼女に変わった王様は、魔物たちの苗床にされたようだ。
転生の魔法を使えるくらいに巨大な魔力を持ち、まさに一騎当千という呼び名がふさわしいほどに魔法戦闘に長けていた愚王は、強力な魔法生物を生み出すのに適した道具に変わった。
それと、城に潜入していたサキュバス族だったと思われるメイド数名であるが、全員すでに、王城内から姿を消している。
でも、エルザは特に、城に潜入していた魔族たちの行方を追うつもりはないらしい。
つまりは、これにて一件落着である。
王様が処刑されたことで、ガスター帝国内の政治は、優しい心を持つエルザの兄が引き継ぐことになった。
世界制覇のための戦争に国民が駆り出され続けて、疲弊していく人々を憂いた長兄が、政権奪取のためにクーデターの準備をしていたところ、今代の王の病死が世間に公表されて、彼はすぐさま城に駆けつけることになる。
守れなくてすまなかったと、エルザに再会した長兄は謝罪し、戦争に疲弊しているガスター帝国の復興を彼女に約束していた。
そして、エルザであるが、俺が封印を解いたことで、彼女の魂の底に眠っていた生まれ変わる前の記憶がよみがえることになる。
どうやら、死ぬ直前に転生の魔法を発動したことで、記憶の転移が上手くいかずに、彼女の魂の底に、過去の記憶がとどまり続けてしまっていたようだ。
過去の記憶を取り戻したエルザは泣き笑いながら、まるで念話でもするかのように、心の中でうれしそうに誰かと会話をしている。
こうして、遠い未来で歴史の教科書に、ガスター帝国事変という名で刻まれる大事件は終りを迎えた。
世界制覇の駒として異世界に召喚されてしまった高校生勇者たちであるが、俺とフリードニヒ8世ちゃんとで預かることになった。
俺が運営するダンジョンの周囲には街ができていて、俺のダンジョンから産出するニホンの物資が大量に出回っているため、高校生勇者たちは基本的に俺の街に移り住むことを選んだ。
また、一部の熱心な紳士淑女たちは、この異世界で薄い本の聖地とされている、フリードニヒ8世ちゃんが運営するカマーランドへの移住を希望した。
そして、何人かの高校生勇者たちは、召喚されたときに手に入れた勇者としての強力なスキルと能力を活かし、冒険者になってこの異世界を旅して回ることに決めたようだ。
俺とフリードニヒ8世ちゃんの肩入れによって、男の子の何人かは女の子にTS転生して、女の子の何人かは、男の子にTS転生することになった。
一人の愚王の欲望によって異世界に無理やり勇者として召喚されてしまったけれども、せっかくだし、高校生たちにはこの世界で楽しく生きてほしい。俺とフリードニヒ8世ちゃんの願いでもある。
俺のダンジョンから産出する数々のポーションによって、高校生たちはおっぱいを大きくしたり、巨根を手に入れたり、膣の具合を調整することも自由自在だ。
また、勇者として召喚されたときに、全員が病気にならないスキルを手に入れているため、一部の人間はTS転生した肉体を、さっそく楽しみまくっている。
高校生勇者たちへの援助はフリードニヒ8世ちゃんが主導してくれたため、Dランク勇者だった俺の正体がダンジョンマスターであると、高校生たちにバレることはなかった。
「なあ、ユーリ。女体化したから、みんなと乱交してみることになったんだけど、お前も混ざる?」
「いや、俺はやめておくよ」
「そっか。ヤりたくなったらいつでも言えよ?」
だからこうして、高校生勇者たちとは、俺は今も気軽な関係を続けられている。
Dランク勇者だった俺のことを馬鹿にしていたのは一部の人間だけで、他の高校生たちは、基本的に自分の身を守ることで精一杯だった善良な人間だ。
ちなみに、魔族に誘拐されたAランクの勇者五人組とケータくんの合計六人の男の子たちであるが、あとになって彼らを発見した際に、誰も搾精工場から出たいとは望まなかった。
搾精工場で彼らは、サキュバス族の秘術によってふたなりのかわいい女の子にされて、三食昼寝付きでサキュバスたちとセックスをしまくる、搾精ふたなりTS生活を送っているようだ。
かわいい女の子の見た目をした、ふたなりTS勇者たちが住むサキュバス族の搾精牧場は、魔族の国で有名な観光地となった。
特に大人気なのは、Kカップの爆乳を持つTS勇者ケーちゃんで、彼女のかわいいおちんちんを根本までニュルンと咥えてあげると、TS勇者ケーちゃんは全身をビクンビクンと痙攣させながらすぐに射精してしまうため、サキュバス族たちの嗜虐心を刺激して大人気らしい。
かわいいペニスを持った女の子勇者たちが出す良質な魔力を含む精液を求めて、世界中から、サキュバス族が搾精牧場にやってきていた。
たまにはセックス以外のこともして遊んでほしいと、俺はダンジョンから生み出したニンタンドースイッチャという携帯ゲーム機を、彼女たち六人に差し入れとして送っておくことにする。
それから少し時間が経ち、帝国事変も落ち着いて、悪女の汚名が晴れたエルザであるが、世間的には城にそのまま住んでいることにして、俺のダンジョンに遊びに来ていた。
過去の記憶を取り戻したエルザは、目新しいものばかりが集まる俺のダンジョン都市で、少し遊んでみたいようだ。
そして、今の俺はダンジョンの自室で、新しく俺の仲間になったレイナちゃんの心をさらに快楽の世界に漬け込むために、彼女のお尻の穴を執拗に開発している。
「……ん゛お゛っ♡……お゛っ♡……お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ♡」
ヒク♡ヒク♡ヒク♡
今日のレイナちゃんへのアナル調教を終えると、お尻の穴のとろけるような快楽を俺に初めて教えられて、気持ちよくイキまくってしあわせそうに意識を失った彼女をベッドの上に残し、俺は部屋を出た。
「さて、約束通り、エルザに、これから何でもしてもらいますか」
夜になり、俺は塔の部屋でエルザとした約束を果たすために、彼女が宿泊している部屋へと向かう。
さて、王女のおまんこを思う存分に、これから楽しむことにしよう。
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