80 / 155
校内見学
しおりを挟むエーデンリッツ学園に入学した俺たちだが、いきなり授業というわけではない。入学式の後に簡単なガイダンスが行われて今日はお開きとなり、次の日から自分が受ける授業を選択しながら学園生活を送るよう説明をされる
ガイダンスが終わった後、せっかくだし俺は学園内の散策をすることにした。これから四年間もお世話になる場所だ。どこに何があるのかを知っておいたほうがいい。それに俺と同じ考えなのか、入学したばかりの新入生が学園内をうろついている姿がちらほら見える。これならば本来なら入ってはいけない場所に素知らぬふりをして入っても軽く注意されるだけで済むだろう。入学したばかりだという大義名分をここで存分に活用しなければな
……。
……。
……。
「……これは、やばいものを見つけてしまった」
学園内をうろつきながらたまたま見つけた生徒会室を当たり前のように物色していると、俺は資料室で興味深いものを見つけることができた。なんと、生徒会予算の決算書に改ざんの跡が見られたのだ
これが露見すれば今年の生徒会は大変なことになるだろう。俺は生徒会に対する素晴らしいアドバンテージを手に入れることができたようだ。なので俺が生徒会室に無断で侵入したことなど些事である
俺がルンルン気分でこの資料をどう有効活用しようか考えていると、生徒会室に誰かが入ってくる気配がする。俺は資料室に息を潜めながらせっかくだしこのまま成り行きを伺ってみることにした
「ちょっと!あんまりベタベタしないでよね!」
「別にいいじゃないか。まったく。ソフィアはケチだな~」
生徒会室に入ってきたのは相思相愛カップルとして有名なソフィアとラグーンだった。しかし、噂とは違い何やら二人の様子に違和感がある。俺はこのまま二人の会話を盗み聞きすることで、二人の関係を確認することにした
「恋人のふりをするのはみんなの前だけの約束でしょう?あんまり馴れ馴れしくしないでよね!」
「ふーん。僕に逆らうと、君の家族がどうなるか分かってるのかな?」
二人の会話を聞いてみると、どうやらラグーンは表向きは誠実な男を演じているが、実は最近エーデンリッツに新規参入してきた後ろ暗い組織のボスの息子であり、裏では色々と悪事を働いているようだ
ラグーンの参加している組織は「ガーゴイルの爪」という組織で、とてつもなく汚い手を使い色々な街で古くから裏社会を支える任侠マフィアを支配しながら、世界への影響力を強めている犯罪組織だそうだ。これは後になってリンネが調べてくれた
ソフィアの家族は表向きは商人だが、いわゆる古いタイプの任侠一家でエーデンリッツの街を裏から支えている団体の一つらしい。そして汚い手段により冤罪を着せられそうになっている家族を救うために、ソフィアはラグーンと恋人のふりをすることになったようだ
もっとも二人が仲の良い恋人のふりをするのは学園生活を送っている間だけであり、卒業後にソフィアは奴隷のように扱われることになるだろう
ラグーンは好青年のふりをしながらお気に入りの容姿を持つ女の子を侍らせハーレムを築くつもりらしく、学園生活中はソフィアの体に手を出さないでいたらしい。未だにソフィアは処女のようだ。お前の処女は卒業後に俺が味見すると、ラグーンは生徒会室内で勝ち誇ったように豪語していた
四年もかけてソフィア以外の美女たちに清い信頼を作ったから、これからどうやって集めた彼女たちを嵌め落として無理やりな肉体関係を持とうかと、嬉しそうに舌なめずりをしながらラグーンはソフィアに向かって語っていた。それをソフィアは悔しそうな顔で聞いている
ちなみに生徒会の会計役がラグーンだ。これはいきなり変な人間関係に首を突っ込んでしまったようだな
「……あんっ♡……ごしゅじんさまのちんぽぉ♡……ふっといのぉ♡……っ♡……あっ♡」
ぬぽ♡ぬぽ♡
リンネがソフィアとラグーンの周辺と人間関係を調査するために出ていってしまったために、俺の警護をするために残ったユキノと息を殺してセックスをしながら俺は資料室に残りソフィアとラグーンの会話を盗み聞きしていく
ユキノは制服を着たまま脱いだ下着を右足にぶら下げた状態で資料室の壁に手をかけ、立ちバックの体位になり俺のチンポを美味しそうに膣内に受け止めている
学園内で制服を着た女子とこっそりセックスをすることに憧れていたんだ。さっそく夢が叶って良かった
びゅるるるる♡びゅるるる♡
「――あはぁ♡――っ♡――ごしゅじんさまのせーし♡……中にいっぱい出てきたぁ♡」
険悪な会話を続けるソフィアとラグーンに音でばれないように注意をはらいながらユキノのおまんこに中出しをすると、ユキノは肩をすくませるようにして快楽に身を震わせながら俺の精液をヌルヌルとして温かいおまんこで受け止めてくれる
体内に俺の精液がじわりと広がってく度に快楽によってユキノの膣肉がきゅうきゅうと自動的に締まり始め、ゴクゴクとユキノは俺の精液を美味しそうに子宮で飲み干していった
……じゅるるるる♡……じゅるるる♡
「ごひゅじんひゃまぁ♡……ひもひいいれすかぁ♡……っ♡……っ♡」
中出しが終わった後はお掃除フェラだ。ユキノはセックスが終わったばかりで火照った頬を赤く染めながら、美味しそうな顔で制服姿のまま資料室の床にひざまずいて俺のチンポを舐め取ってくれる。ユキノはフェラの技術も格段に上達した。最初の頃の拙い舌使いとは違い、今はまるで別の生き物のようにウネウネと俺のチンポを咥えるユキノの生暖かい口内がうごめき続けている。素晴らしい舌使いだ。彼女にフェラを仕込んだかいがあったな
先程ユキノのおまんこに中出しをした俺の精液がポタポタと資料室の床に垂れ落ちてしまっているが、後で掃除をすればいいだろう
……びゅるるる♡……びゅるる♡
「まあいいわ!あくまであんたとは恋人のフリなんだからね!それより授業に遅れちゃうからそろそろ行くわよ。ダーリン!」
俺がユキノの口内に気持ちよく射精をしたタイミングで、恋人の演技を再開したソフィアたちが生徒会室から出ていく。二人のその姿を資料室に隠れて見送る俺の足元では、ユキノが舌の上に広がり始めた俺のヌルヌルとして生暖かい精液を恍惚の表情のまま一気に飲み干していた
「ご主人さま。これからどうなさいますか?」
俺への奉仕を終えたユキノがまだ火照った頬のまま、ノーパンの状態で冷静な顔になり俺に尋ねてくる。さて、なかなか興味深い場面に出くわしてしまったようだ。この情報を有効活用して俺がどうやって楽しむかが、これからの課題だな
12
お気に入りに追加
2,127
あなたにおすすめの小説

男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます
neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。
松本は新しい世界で会社員となり働くこととなる。
ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。
PS.2月27日から4月まで投稿頻度が減ることを許して下さい。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!

Hしてレベルアップ ~可愛い女の子とHして強くなれるなんて、この世は最高じゃないか~
トモ治太郎
ファンタジー
孤児院で育った少年ユキャール、この孤児院では15歳になると1人立ちしなければいけない。
旅立ちの朝に初めて夢精したユキャール。それが原因なのか『異性性交』と言うスキルを得る。『相手に精子を与えることでより多くの経験値を得る。』女性経験のないユキャールはまだこのスキルのすごさを知らなかった。
この日の為に準備してきたユキャール。しかし旅立つ直前、一緒に育った少女スピカが一緒にいくと言い出す。本来ならおいしい場面だが、スピカは何も準備していないので俺の負担は最初から2倍増だ。
こんな感じで2人で旅立ち、共に戦い、時にはHして強くなっていくお話しです。

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。

異世界キャンパー~無敵テントで気ままなキャンプ飯スローライフ?
夢・風魔
ファンタジー
仕事の疲れを癒すためにソロキャンを始めた神楽拓海。
気づけばキャンプグッズ一式と一緒に、見知らぬ森の中へ。
落ち着くためにキャンプ飯を作っていると、そこへ四人の老人が現れた。
彼らはこの世界の神。
キャンプ飯と、見知らぬ老人にも親切にするタクミを気に入った神々は、彼に加護を授ける。
ここに──伝説のドラゴンをもぶん殴れるテントを手に、伝説のドラゴンの牙すら通さない最強の肉体を得たキャンパーが誕生する。
「せっかく異世界に来たんなら、仕事のことも忘れて世界中をキャンプしまくろう!」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる