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フーリエの街
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俺たちは長い旅路を終えてベッケンバウム家が領主を務めるフーリエの街へとたどり着く。そしてそのまま俺はベッケンバウム家までナターシャさんとアリスちゃんを送り届けた
「うむ。ご苦労であった下民よ。帰ってよいぞ」
着いた途端に門前払いである。ゴテゴテの服を着たでっぷりと太ったおっさんにそう伝えられる。多分この人が現当主なのだろう
「ジェームス様!それはあまりにも……。彼は私達を野盗から助けてくださったんです!」
「アリスちゃん。下民が貴族のために命を犠牲にするのは当たり前のことなんだよ」
太ったおっさんことジェームス・ベッケンバウム氏がニコニコとしながら食い下がるアリスちゃんに向かって滅茶苦茶なことを言っている
「おや?まだいたのかね。タカりかな?これだから平民は嫌なんだ」
そしておっさんはさっさと俺に帰って欲しいようだ。侮蔑した眼で俺を見ている。うーむ。まあいっか
「ユーリさん。後で必ずお礼をしますから!」
そう伝えてくれるナターシャさんとアリスちゃんを後にして俺はベッケンバウム家の屋敷を後にする
フーリエの街で適当な宿屋に入ると俺はステータスボードを開いた。ステータスボードにはダンジョンマスターになったことで新しくダンジョンランキングという項目が追加されている。俺はそれをチェックすることにしたのだ
「うーん。やっぱりこれはやばいよね」
ダンジョンランキングでは月間に獲得したダンジョンポイントのランキングが確認できるのだが、ぶっちぎりで一位を独走しているダンジョンがある。カマーランドと言うダンジョンだ
カマーランドはダンジョンの機能を利用した街という形でダンジョンポイントを獲得するシステムのダンジョンで、実際に国としても存在をする
まあ街の中心にダンジョンが存在するという形ではあるが、うまいことこの異世界に溶け込んでいるダンジョンの一つだ
カマーランドの特色は全ての性に悩む乙女紳士たちの街というもので、簡単に言うとボーイズラブ、ガールズラブが日夜繰り広げられている戦場のような街である
ノンケがこの街に入ると染められて帰ってくる。そう言い伝えられている恐怖の街であった
過去に数回ほど世界の秩序を乱すと創造の女神が神託を出し、創造の女神の加護を託した勇者にダンジョンの破壊を依頼したのだが、その全てが性癖を変えられ、勇者たちは今は逆にダンジョンの守護者となっている
そして今、俺に対してそのダンジョンマスターであるフリードニヒ8世さんという方からダンジョン通信でメッセージが届いていた
「ユーリちゃん♡今度、一緒に食事でもどうかしら♡フリードニヒ8世より♡」
ほのぼのとした日常を送りたい俺にとってやっかいな手紙である。まだこの世界に来て間もないルーキーである俺にいったい何の用事があるというのだろう。出来ることなら関わりたくない相手だ
「これはやばい」
「何がやばいのかしらん♡」
気がつくと俺が宿泊をしている宿屋の一室にはピンク色のフリフリのドレスを着た身長二メートル程で筋骨隆々の男が立っていた。気配察知スキルを使っていたのに全然分からなかった。この世界にはチートを持って来た俺だけど、チートを持っているのは俺だけではないようだ。はっきり言って今の俺では絶対にかなわない。そういう相手だ
「あなたがユーリちゃんね♡初めまして♡フリードニヒ8世よ♡」
割れた立派なアゴと青ひげに黒髪の天パーな髪の毛姿で立派なお尻をフリフリと揺らしながら、フリードニヒ8世さんが挨拶をしてくれる。だめだ。今の俺にはレベルが高すぎてついていけない
「あの、これ。よかったらどうぞ……」
「あら♡話が早いのね♡」
乙女走りで俺に近づいてくる筋骨隆々の大男に俺は性転換薬を手渡す。せめて相手が女の子になれば話しやすいとの配慮だ。フリードニヒ8世さんは俺から性転換薬を嬉しそうに受け取ると、そのままゴクゴクと一気に飲み干した。鑑定もしないし何の薬かも聞かない。豪胆な男である
しゅうううううん!!!
性転換薬を飲み終えたフリードニヒ8世さんが俺の目の前で、まるで魔法少女の変身シーンようにピカリと光った。そして光をまとうフリードニヒ8世さんが何故か踊りだしたと思うと彼の体が徐々に縮まっていく
しばらくすると部屋の中には、身長140cm程のピンク色のフリフリのドレスを着たツルペタロリのかわいい少女が佇んでいた。彼女は髪の毛の色も何故か変わっており、今の彼女は腰まで伸ばした美しい金髪に金色の瞳で俺を見上げている
「……悪夢が……終わった……」
クリンとした大きな瞳から一筋の涙が落ちる。その後、フリードニヒ8世ちゃんと食事をしながら話を聞くと、彼女は元々は女性で、創造神によりこの世界に転移をさせられたそうだ。そのときに彼女は自分がやり込んでいるVRMMOのキャラにしてくれと創造神に頼み込んだみたいだが、創造神のミスによりメインキャラのツルペタロリ少女ではなく、おふざけで作った筋骨隆々のサブキャラにされてしまったらしい。そして何故か所持している装備はメインキャラの最強装備という地雷付きだったと
創造神に抗議をしても性転換薬を探せば大丈夫だからと言われるだけで、その後は放置をされてしまったようだ
創造神のその対応があまりにもムカついたために彼女は邪神陣営に寝返り、女体化薬を求めて暴れまわっているうちに気が付いたらダンジョンマスターになっていたとのことだ
彼女はこの世界の性に悩む乙女紳士を救うことを目標として掲げており、そのために俺のダンジョンにある性転換薬を求めてやってきたようだった
ちなみにカマーランドでは毎月3日から5日の三日間、カマーフェスティバルというエロ同人の祭典が繰り広げられているらしい。その市場がカマーランド最大の産業になっているとのことだ。これは是非、薄い本を買い込まなくてはな
話を戻すと、彼女は俺の態度次第で力ずくか協和路線かを決めようと思っていたらしいのだが、俺の行動により無事に、協和路線に向かって舵が切られたようだ
そして話し合いの結果、カマーランドと俺の苗床ダンジョンとの間で同盟が結ばれることになる
俺のダンジョンから定期的に性転換薬をカマーランドに提供する代わりに、カマーランドは俺に対して貴族位を贈ってくれることになった
しかも公爵と同等の地位を持つ貴族の中で一番偉い地位だ。国家の存亡に直結する重大な功績をあげた者に送られる名誉な称号とのことだ
俺はこの異世界での権力を持つことができた。これでふりかかる火の粉も払いやすくなるだろう
後はカマーランドが俺のダンジョンをカマーランドの聖地とすることを世界に宣言した。今後、俺のダンジョンを破壊しようとする行為はカマーランドへの宣戦布告とみなされ、カマーランドの全戦力を保って殲滅をされることになる
ただ、ダンジョン資源としても有効活用は可能なので、21階層以降のフロアへの立ち入りを全面的に禁止するというものに落ち着いた。そうしないと俺のダンジョンにポイントが入らないからな
フリードニヒ8世ちゃんと話し合いをしているうちに一日が終わる。さて、明日からはどうやってアリスちゃんとナターシャさんを俺のハーレムに加えるか、それを考えなくてはな
「うむ。ご苦労であった下民よ。帰ってよいぞ」
着いた途端に門前払いである。ゴテゴテの服を着たでっぷりと太ったおっさんにそう伝えられる。多分この人が現当主なのだろう
「ジェームス様!それはあまりにも……。彼は私達を野盗から助けてくださったんです!」
「アリスちゃん。下民が貴族のために命を犠牲にするのは当たり前のことなんだよ」
太ったおっさんことジェームス・ベッケンバウム氏がニコニコとしながら食い下がるアリスちゃんに向かって滅茶苦茶なことを言っている
「おや?まだいたのかね。タカりかな?これだから平民は嫌なんだ」
そしておっさんはさっさと俺に帰って欲しいようだ。侮蔑した眼で俺を見ている。うーむ。まあいっか
「ユーリさん。後で必ずお礼をしますから!」
そう伝えてくれるナターシャさんとアリスちゃんを後にして俺はベッケンバウム家の屋敷を後にする
フーリエの街で適当な宿屋に入ると俺はステータスボードを開いた。ステータスボードにはダンジョンマスターになったことで新しくダンジョンランキングという項目が追加されている。俺はそれをチェックすることにしたのだ
「うーん。やっぱりこれはやばいよね」
ダンジョンランキングでは月間に獲得したダンジョンポイントのランキングが確認できるのだが、ぶっちぎりで一位を独走しているダンジョンがある。カマーランドと言うダンジョンだ
カマーランドはダンジョンの機能を利用した街という形でダンジョンポイントを獲得するシステムのダンジョンで、実際に国としても存在をする
まあ街の中心にダンジョンが存在するという形ではあるが、うまいことこの異世界に溶け込んでいるダンジョンの一つだ
カマーランドの特色は全ての性に悩む乙女紳士たちの街というもので、簡単に言うとボーイズラブ、ガールズラブが日夜繰り広げられている戦場のような街である
ノンケがこの街に入ると染められて帰ってくる。そう言い伝えられている恐怖の街であった
過去に数回ほど世界の秩序を乱すと創造の女神が神託を出し、創造の女神の加護を託した勇者にダンジョンの破壊を依頼したのだが、その全てが性癖を変えられ、勇者たちは今は逆にダンジョンの守護者となっている
そして今、俺に対してそのダンジョンマスターであるフリードニヒ8世さんという方からダンジョン通信でメッセージが届いていた
「ユーリちゃん♡今度、一緒に食事でもどうかしら♡フリードニヒ8世より♡」
ほのぼのとした日常を送りたい俺にとってやっかいな手紙である。まだこの世界に来て間もないルーキーである俺にいったい何の用事があるというのだろう。出来ることなら関わりたくない相手だ
「これはやばい」
「何がやばいのかしらん♡」
気がつくと俺が宿泊をしている宿屋の一室にはピンク色のフリフリのドレスを着た身長二メートル程で筋骨隆々の男が立っていた。気配察知スキルを使っていたのに全然分からなかった。この世界にはチートを持って来た俺だけど、チートを持っているのは俺だけではないようだ。はっきり言って今の俺では絶対にかなわない。そういう相手だ
「あなたがユーリちゃんね♡初めまして♡フリードニヒ8世よ♡」
割れた立派なアゴと青ひげに黒髪の天パーな髪の毛姿で立派なお尻をフリフリと揺らしながら、フリードニヒ8世さんが挨拶をしてくれる。だめだ。今の俺にはレベルが高すぎてついていけない
「あの、これ。よかったらどうぞ……」
「あら♡話が早いのね♡」
乙女走りで俺に近づいてくる筋骨隆々の大男に俺は性転換薬を手渡す。せめて相手が女の子になれば話しやすいとの配慮だ。フリードニヒ8世さんは俺から性転換薬を嬉しそうに受け取ると、そのままゴクゴクと一気に飲み干した。鑑定もしないし何の薬かも聞かない。豪胆な男である
しゅうううううん!!!
性転換薬を飲み終えたフリードニヒ8世さんが俺の目の前で、まるで魔法少女の変身シーンようにピカリと光った。そして光をまとうフリードニヒ8世さんが何故か踊りだしたと思うと彼の体が徐々に縮まっていく
しばらくすると部屋の中には、身長140cm程のピンク色のフリフリのドレスを着たツルペタロリのかわいい少女が佇んでいた。彼女は髪の毛の色も何故か変わっており、今の彼女は腰まで伸ばした美しい金髪に金色の瞳で俺を見上げている
「……悪夢が……終わった……」
クリンとした大きな瞳から一筋の涙が落ちる。その後、フリードニヒ8世ちゃんと食事をしながら話を聞くと、彼女は元々は女性で、創造神によりこの世界に転移をさせられたそうだ。そのときに彼女は自分がやり込んでいるVRMMOのキャラにしてくれと創造神に頼み込んだみたいだが、創造神のミスによりメインキャラのツルペタロリ少女ではなく、おふざけで作った筋骨隆々のサブキャラにされてしまったらしい。そして何故か所持している装備はメインキャラの最強装備という地雷付きだったと
創造神に抗議をしても性転換薬を探せば大丈夫だからと言われるだけで、その後は放置をされてしまったようだ
創造神のその対応があまりにもムカついたために彼女は邪神陣営に寝返り、女体化薬を求めて暴れまわっているうちに気が付いたらダンジョンマスターになっていたとのことだ
彼女はこの世界の性に悩む乙女紳士を救うことを目標として掲げており、そのために俺のダンジョンにある性転換薬を求めてやってきたようだった
ちなみにカマーランドでは毎月3日から5日の三日間、カマーフェスティバルというエロ同人の祭典が繰り広げられているらしい。その市場がカマーランド最大の産業になっているとのことだ。これは是非、薄い本を買い込まなくてはな
話を戻すと、彼女は俺の態度次第で力ずくか協和路線かを決めようと思っていたらしいのだが、俺の行動により無事に、協和路線に向かって舵が切られたようだ
そして話し合いの結果、カマーランドと俺の苗床ダンジョンとの間で同盟が結ばれることになる
俺のダンジョンから定期的に性転換薬をカマーランドに提供する代わりに、カマーランドは俺に対して貴族位を贈ってくれることになった
しかも公爵と同等の地位を持つ貴族の中で一番偉い地位だ。国家の存亡に直結する重大な功績をあげた者に送られる名誉な称号とのことだ
俺はこの異世界での権力を持つことができた。これでふりかかる火の粉も払いやすくなるだろう
後はカマーランドが俺のダンジョンをカマーランドの聖地とすることを世界に宣言した。今後、俺のダンジョンを破壊しようとする行為はカマーランドへの宣戦布告とみなされ、カマーランドの全戦力を保って殲滅をされることになる
ただ、ダンジョン資源としても有効活用は可能なので、21階層以降のフロアへの立ち入りを全面的に禁止するというものに落ち着いた。そうしないと俺のダンジョンにポイントが入らないからな
フリードニヒ8世ちゃんと話し合いをしているうちに一日が終わる。さて、明日からはどうやってアリスちゃんとナターシャさんを俺のハーレムに加えるか、それを考えなくてはな
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