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エミリアの葛藤
しおりを挟むエミリア視点
私とユーリとの関係はセフレの関係に落ち着いた。今は、旅の途中で師匠やルルルゥちゃんと一緒にセックスを楽しむ仲になっている。恋人であるジルには少しだけ罪悪感があるが、旅の間だけ、この村に帰ってくるまでの間だけの割り切った関係として、現在の私は捉えていた
この村に帰ってきて、今日は久しぶりにジルに会える。それがすっごく楽しみだ。間の悪いことにジルは遠くにまで狩りに出かけていて不在だったのだ。でも今日に帰還する予定だ。私は朝から村の入口でジルの帰りを待つことにした
「ジル~!」
「エミリア!」
お昼過ぎになり、私はジルと久しぶりに再会をした。やっぱり私はジルが好き。彼のやさしい笑顔に癒やされる。そして私は当初から予定していた計画を実行することにした。これから彼にアプローチをして肉体関係を結ぶのだ。ユーリとのエッチがあんなに気持ちいいんだから、恋人であるジルとのあまあまエッチはものすごく気持ちいいに違いない。私は積極的にジルの体にくっついて、彼を誘惑していった
そしてジルの家にお邪魔をした私は、彼の部屋の中でいちゃいちゃと楽しい時間を過ごす。そして夜になり、薄暗くなった部屋の中で私達は一つに結ばれた
……。
……。
……。
(……あれ?もうおしまい?)
私はあっけにとられていた。全然、気持ちよくなかった。おまんこの中にジルのチンポが入っている感触も全然ない。どうしよう……。体に不満が溜まって仕方がない……
避妊が必要だから中出しも味わえなかった。そのことを残念に思っていると、私の心が急速に冷めてしまう
「エミリア。気持ちよかった?」
「え、ええ。……すっごく気持ちよかったわ♡」
何だかあれほどかっこよく見えていたジルの姿が、今はただの頼りないだけの男に見える
(ああ♡いますぐにユーリの太いチンポで私のおまんこをかき回して欲しい♡)
ジルと結ばれたばかりなのに私は、そんなことを考えていた
私の葛藤のせいか、彼と結ばれたばかりなのに相思相愛のペンダントの光が弱まっていく。そのことに気付いたジルが、私を責め始めた
「エミリア。この前もそうだったけど、相思相愛のペンダントの光が弱くなっているよ。僕はずっとエミリアを信じてるのに、エミリアの努力が足りないんじゃない?」
「ひどいよ……ジル。」
ジルが私をなじり始める。たしかに私にも悪いところはあるが、こうして面と向かって責められるとすごく悲しい。彼のことがまったく信じられなくなっていく
「そんなんじゃ僕、エミリアのこと信じられないな。別れよっか?」
「そ、そんな……」
ジルはそっけない態度で、私への別れを告げた。あっけなく、私と彼との関係は終わってしまったようだ
「しばらく距離を取ろう。さよなら。エミリア」
私は暗くなった夜道をジルの家から無理やり帰らされる。でも私は全然悲しくなかった。ジルと別れを告げられた瞬間から、ワクワクと興奮が私の心に溢れ出てきたからだ。これでユーリと思う存分エッチが出来る。私の心はそのことでいっぱいになった。ジルに別れを告げられて、私は逆に嬉しかったのだ
(早く家に帰ってユーリに責任とってもらおう♡いつでも責任を取るって、ユーリは言ってくれてたから♡うふふ♡)
ジルとの関係は、ユーリとのセックスの邪魔でしかなかったのか。私はそのことに気付いてしまう。すると夜の道を歩く私の胸元のペンダントから急速に光が消え、ただの石ころに変わる。するとそのことに驚いたのか、ジルが私のことを慌てて追いかけてきた
「エ、エミリア!さっきのは冗談だよ!ああやって冷たくすれば、もっと僕のことを好きになってもらえるって思っただけなんだ!考え直してよ!」
「あっそ……さよなら……」
私の心がこのチャンスにジルに責任をすべて押し付けて、ユーリと何の気兼ねもなくセックスが出来る関係を獲得する計画で埋まった。なんだかジルのことなんて、どうでも良くなった。今の私には早く家に戻ってユーリとエッチをすることしか考えていない
(……だめだ♡ユーリとエッチをすることを考えると、おまんこが濡れてきちゃう♡)
ジルのことなんてすぐに忘れた私は、ユーリのチンポのことだけを考えながら家へと帰っていく
(~~っ♡♡♡~~っ♡~~っ♡)
実家にたどり着き家関を開けた瞬間に、ムワリとした空気が私の鼻に触れる。するとその瞬間から私の体の芯がドロドロと熱くなり始めて、おまんこがベチョベチョに濡れてしまった
(だめだ……♡もう……我慢出来ない……♡)
ユーリはたしか部屋の大きさの都合上、師匠とルルルゥとは別の客間に一人で寝ているはずだ。早くユーリの部屋に行って、彼のチンポを私の中に挿れてもらおう
寝ているみんなを起こさないように、私はそっと足音を消しながらユーリが泊まっている部屋を訪れる。私が扉に近づくと、部屋の中からかすかにあえぎ声が聞こえてきた。どうやらユーリが誰かとエッチをしているようだ
(誰の声だろう?私の知らない声だ……。でも、聞いたことがある声のような気も……)
この声を聞いていると、私の平穏な日常がユーリに壊されちゃったみたいで不安になる。でも、今はそんなことどうでもいい。私もそのエッチに混ぜてもらいたい。早くユーリのチンポをおまんこに挿れてほしくて、もう我慢できない
私は愛液で下着をべっとりと濡らしながら、彼の泊まっている部屋の扉をそっと開いた
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