第３回ホラー・ミステリー小説大賞を集計してみた

応募作品の内訳

「ホラー」と「ミステリー」、どちらが多い？ カテゴリごとの作品数を集計してみた

「第3回ホラー・ミステリー小説大賞」では、名前の通り、「ホラー」と「ミステリー」の二つのカテゴリが対象となっています。
なので、まずは「ホラー」と「ミステリー」……どちらのカテゴリ作品の方が多く応募されているのかを調べてみました。

ちなみにエントリー総数は、904作品です。
昨年の応募総数は678作品だったようなので、200作品以上も増えています！

カテゴリごとの作品数はこちら。
・ホラー　　：556
・ミステリー：348

内訳をグラフにしてみましたので、ご覧ください。

「ホラー：ミステリー」で、大体「６：４」という割合になっています。

これは、ホラーの方がなんとなく執筆のハードルが下がるためではないかな～……と個人的には推測しています。多様なテーマがあり（怪談、オカルト、都市伝説、デスゲーム、ゾンビ、サイコ……などなど）、自由度が高いというか。

それに比べて、やっぱりミステリーは難しい。推理やらトリックやら伏線やら……いろいろ考えなければいけないことが多い分、敷居は高くなりますよね。

ただ、昨年度の入賞作品（大賞・特別賞）はすべて「ミステリー」カテゴリの作品のため、今回も選考においてはミステリーが有利かもしれません。
敷居は高くても、ミステリーに挑戦しろということでしょうか……。

あるいは、アルファポリス的ホラー路線のテーマがまだ定まっていないのかもしれませんね。
（キャラ文芸は「あやかし」に注力しているようですが……。）