上 下
25 / 61
小学生編

25話 セレクション

しおりを挟む
セレクション当日
セレクションは夜のナイターで行われる
眩しい位の照明に綺麗な人工芝
それだけでテンションが上がる
こんな所でサッカー出来るなんて凄く凄く楽しみだ

続々と子供達が集まって来る
セレクションを受ける子が30人
受かる子が15人
半分も落ちるのか
なんだかみんな強そうだ
僕は不安でいっぱいになっていた
30人揃って監督の話が始まった

「今日はみんな集まってくれてありがとう。まず最初に言いたい事は上手いから合格、下手だから不合格なんて事はありません。とにかくサッカーを楽しみたい。上手くなりたい。みんなで勝ちたい。そんな子と3年間一緒に頑張って行きたいと思います!よろしくお願いします!」

そう言ってセレクションの内容を伝えた

ジュニアユースの監督はアキラさんと言って年齢は30才のイケメン
ジュニアの監督ハジメさんの弟でこの兄弟が中心になってやっているチームだ
2人とも元Jリーガーでアキラさんは怪我が原因でやめたらしい

セレクションの内容はまずアップでマーカードリブルとリフティングでボールの触りかたを見て
1対1、ポゼッション、最後に紅白戦だ
マーカードリブルもリフティングもいつも自主練でやっていたので良く出来てたと思う

1対1が始まり順番待ちをしながら見ていた
ケースケやリク達と互角いやそれ以上かもしれない
そんな子がゴロゴロいた
僕は不思議とワクワクしていた
やっと僕の番がきて相手を見るとリョウと言ってジュニアのチームでエースストライカーだった子だ
間違いなく県内トップレベル
だからって負けたくない
僕のディフェンス

ボールを良く見ろ

相手を良く見ろ

そう自分に言い聞かせた
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

全体的にどうしようもない高校生日記

天平 楓
青春
ある年の春、高校生になった僕、金沢籘華(かなざわとうか)は念願の玉津高校に入学することができた。そこで出会ったのは中学時代からの友人北見奏輝と喜多方楓の二人。喜多方のどうしようもない性格に奔放されつつも、北見の秘められた性格、そして自身では気づくことのなかった能力に気づいていき…。  ブラックジョーク要素が含まれていますが、決して特定の民族並びに集団を侮蔑、攻撃、または礼賛する意図はありません。

坊主頭の絆:学校を変えた一歩【シリーズ】

S.H.L
青春
高校生のあかりとユイは、学校を襲う謎の病に立ち向かうため、伝説に基づく古い儀式に従い、坊主頭になる決断をします。この一見小さな行動は、学校全体に大きな影響を与え、生徒や教職員の間で新しい絆と理解を生み出します。 物語は、あかりとユイが学校の秘密を解き明かし、新しい伝統を築く過程を追いながら、彼女たちの内面の成長と変革の旅を描きます。彼女たちの行動は、生徒たちにインスピレーションを与え、更には教師にも影響を及ぼし、伝統的な教育コミュニティに新たな風を吹き込みます。

冬の夕暮れに君のもとへ

まみはらまさゆき
青春
紘孝は偶然出会った同年代の少女に心を奪われ、そして彼女と付き合い始める。 しかし彼女は複雑な家庭環境にあり、ふたりの交際はそれをさらに複雑化させてしまう・・・。 インターネット普及以後・ケータイ普及以前の熊本を舞台に繰り広げられる、ある青春模様。 20年以上前に「774d」名義で楽天ブログで公表した小説を、改稿の上で再掲載します。 性的な場面はわずかしかありませんが、念のためR15としました。 改稿にあたり、具体的な地名は伏せて全国的に通用する舞台にしようと思いましたが、故郷・熊本への愛着と、方言の持つ味わいは捨てがたく、そのままにしました。 また同様に現在(2020年代)に時代を設定しようと思いましたが、熊本地震以後、いろいろと変わってしまった熊本の風景を心のなかでアップデートできず、1990年代後半のままとしました。

黒猫日記

鈴白
青春
少し肌寒い、学校へと向かう長い道のり。 漂う花の香りに思わず足を止めると、そこには小さな出会いがあった。 私の季節が、少しずつ変わり始めていく。

ラストスパート

ひゅん
青春
小学校の冬のマラソン大会を題材とした作品です。主人公藤浪と旧友の星崎の小学校三年生の多感な少年時代を描きます。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

夏の決意

S.H.L
青春
主人公の遥(はるか)は高校3年生の女子バスケットボール部のキャプテン。部員たちとともに全国大会出場を目指して練習に励んでいたが、ある日、突然のアクシデントによりチームは崩壊の危機に瀕する。そんな中、遥は自らの決意を示すため、坊主頭になることを決意する。この決意はチームを再び一つにまとめるきっかけとなり、仲間たちとの絆を深め、成長していく青春ストーリー。

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

処理中です...