16 / 61
小学生編
16話 調子に乗りました
しおりを挟む
ベンチに戻ると村上コーチがトモキに
「気持ち良かったろ?」
と聞いて来た
「見かけによらずキック力があるな。ストライカーの素質だ。これからはそっちも視野に入れて練習しよう。」
本当にトモキはうれしそうだ
「面白いパスだったぞ空。」
そう言うと
「コーチ。シュート決めたの俺だからね。」
とユウキがむくれている
「分かってるって。ユウキの足有ってこその最高のパスだよ。お前が最高のパスに変えたんだ。2人とも最高だよ。」
ユウキも嬉しそうだ
「みんな次の相手は分かってるな?」
実は3試合目の相手はケースケ達と同じ県選抜で僕と同じスクールに通うリクとハルのチームだった
県大会の常連で僕達のチームは1度も勝った事が無い
でも今日の僕達ならきっと
なんていつも試合に出てない僕が思うのは変かな?
3試合目の前にユウキが
「俺達もやろうぜ。ワンツー。パス&ゴー忘れんなよ。」
そう言って僕の背中を叩いて来たので
「簡単に抜かれるなよ。」
と言って僕もユウキの背中を叩いた
もうすぐ試合が始まるのだがなんだかみんな緊張している様だ
僕は勇気を出して
「また円陣組まない?」
「またかよ。」
そう言いながらもケースケとダイスケは肩を組んでいる
みんな肩を組だしてセイギが思い切り息を吸い込んだ
「ぜってー勝つぞー。」
「オオオー。」
今思えば調子に乗っていたんだと思う
みんなとやるサッカーが楽しすぎて嬉しすぎて
僕は浮かれていたんだ
「気持ち良かったろ?」
と聞いて来た
「見かけによらずキック力があるな。ストライカーの素質だ。これからはそっちも視野に入れて練習しよう。」
本当にトモキはうれしそうだ
「面白いパスだったぞ空。」
そう言うと
「コーチ。シュート決めたの俺だからね。」
とユウキがむくれている
「分かってるって。ユウキの足有ってこその最高のパスだよ。お前が最高のパスに変えたんだ。2人とも最高だよ。」
ユウキも嬉しそうだ
「みんな次の相手は分かってるな?」
実は3試合目の相手はケースケ達と同じ県選抜で僕と同じスクールに通うリクとハルのチームだった
県大会の常連で僕達のチームは1度も勝った事が無い
でも今日の僕達ならきっと
なんていつも試合に出てない僕が思うのは変かな?
3試合目の前にユウキが
「俺達もやろうぜ。ワンツー。パス&ゴー忘れんなよ。」
そう言って僕の背中を叩いて来たので
「簡単に抜かれるなよ。」
と言って僕もユウキの背中を叩いた
もうすぐ試合が始まるのだがなんだかみんな緊張している様だ
僕は勇気を出して
「また円陣組まない?」
「またかよ。」
そう言いながらもケースケとダイスケは肩を組んでいる
みんな肩を組だしてセイギが思い切り息を吸い込んだ
「ぜってー勝つぞー。」
「オオオー。」
今思えば調子に乗っていたんだと思う
みんなとやるサッカーが楽しすぎて嬉しすぎて
僕は浮かれていたんだ
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
Cutie Skip ★
月琴そう🌱*
青春
少年期の友情が破綻してしまった小学生も最後の年。瑞月と恵風はそれぞれに原因を察しながら、自分たちの元を離れた結日を呼び戻すことをしなかった。それまでの男、男、女の三人から男女一対一となり、思春期の繊細な障害を乗り越えて、ふたりは腹心の友という間柄になる。それは一方的に離れて行った結日を、再び振り向かせるほどだった。
自分が置き去りにした後悔を掘り起こし、結日は瑞月とよりを戻そうと企むが、想いが強いあまりそれは少し怪しげな方向へ。
高校生になり、瑞月は恵風に友情とは別の想いを打ち明けるが、それに対して慎重な恵風。学校生活での様々な出会いや出来事が、煮え切らない恵風の気付きとなり瑞月の想いが実る。
学校では瑞月と恵風の微笑ましい関係に嫉妬を膨らます、瑞月のクラスメイトの虹生と旺汰。虹生と旺汰は結日の想いを知り、”自分たちのやり方”で協力を図る。
どんな荒波が自分にぶち当たろうとも、瑞月はへこたれやしない。恵風のそばを離れない。離れてはいけないのだ。なぜなら恵風は人間以外をも恋に落とす強力なフェロモンの持ち主であると、自身が身を持って気付いてしまったからである。恵風の幸せ、そして自分のためにもその引力には誰も巻き込んではいけない。
一方、恵風の片割れである結日にも、得体の知れないものが備わっているようだ。瑞月との友情を二度と手放そうとしないその執念は、周りが翻弄するほどだ。一度は手放したがそれは幼い頃から育てもの。自分たちの友情を将来の義兄弟関係と位置付け遠慮を知らない。
こどもの頃の風景を練り込んだ、幼なじみの男女、同性の友情と恋愛の風景。
表紙:むにさん
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/youth.png?id=ad9871afe441980cc37c)
Hand in Hand - 二人で進むフィギュアスケート青春小説
宮 都
青春
幼なじみへの気持ちの変化を自覚できずにいた中2の夏。ライバルとの出会いが、少年を未知のスポーツへと向わせた。
美少女と手に手をとって進むその競技の名は、アイスダンス!!
【2022/6/11完結】
その日僕たちの教室は、朝から転校生が来るという噂に落ち着きをなくしていた。帰国子女らしいという情報も入り、誰もがますます転校生への期待を募らせていた。
そんな中でただ一人、果歩(かほ)だけは違っていた。
「制覇、今日は五時からだから。来てね」
隣の席に座る彼女は大きな瞳を輝かせて、にっこりこちらを覗きこんだ。
担任が一人の生徒とともに教室に入ってきた。みんなの目が一斉にそちらに向かった。それでも果歩だけはずっと僕の方を見ていた。
◇
こんな二人の居場所に現れたアメリカ帰りの転校生。少年はアイスダンスをするという彼に強い焦りを感じ、彼と同じ道に飛び込んでいく……
――小説家になろう、カクヨム(別タイトル)にも掲載――
セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/youth.png?id=ad9871afe441980cc37c)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる