3 / 61
小学生編
3話 残念ながらザコキャラです
しおりを挟む
次の日、学校の朝礼で僕達サッカー少年団のみんなが前に呼ばれた
実は5年生の頃最後の地区大会で3位になったのでその表彰だった
僕も前に行くと
「空は関係ないじゃん。試合出てないんだし。」
レギュラーのユウキがバカにして言っきた
「先生はチームのみんなを呼んだろ。それに同じチームの仲間なんだから関係無くないよ。」
セイギが少し怒って言った
セイギはチームのキャプテンでその名前の通り正義感の強い子だ
そんな事はお構い無しにユウキが続ける
「頑張ったのは俺達だろ?」
セイギが睨み付けてユウキは黙った
僕は頑張りたいけど試合に出れないからしょうがないじゃんって思ったけど何も言わなかった
次の試合は出してもらえる様に練習を頑張ろうと心に誓った
学校から帰って宿題を終わらせるとすぐに父さんが仕事から帰って来た
いつもは父さんの
「行くぞ。」
が合図なのだがこの日は僕から
「行こう。」
と言って近くのグラウンドに練習に行った
学校での事があったのでいつも以上に気合いが入っていたので父さんがビックリしていた
「今日は本当に動きが良いな。その勢いで練習すれば嫌でも上手くなるぞ。」
と嬉しそうに言っている
学校での出来事を父さんに話すと笑いながら
「良かったじゃん?」
と言ってきた
僕は訳が分からなくて凄く嫌な気持ちになった
「人の事を笑ったりバカにする人は主役にはなれない。残念ながらザコキャラです。いつだって主役はバカにされる方だ。ってなんとかって言う凄いコーチが言ってたぞ!バカにされながら頑張ろう。」
と笑顔で言われた
「ずっと練習してると急にスイッチが入ったみたいに練習の成果が一気に出る時が来るらしい。スイッチが入った時、お前は最高の主役になれるぞ。な?すげーワクワクするだろ?」
父さんは本当にワクワクしてる様だ
そう言えば川嶋コーチもスイッチの話してたな
なんだか僕もワクワクしてきた
体か軽くなった気がして嫌な気持ちが吹き飛んだ
もっともっと頑張れる
バカにされるのも悪く無いかもって思えた日だった
実は5年生の頃最後の地区大会で3位になったのでその表彰だった
僕も前に行くと
「空は関係ないじゃん。試合出てないんだし。」
レギュラーのユウキがバカにして言っきた
「先生はチームのみんなを呼んだろ。それに同じチームの仲間なんだから関係無くないよ。」
セイギが少し怒って言った
セイギはチームのキャプテンでその名前の通り正義感の強い子だ
そんな事はお構い無しにユウキが続ける
「頑張ったのは俺達だろ?」
セイギが睨み付けてユウキは黙った
僕は頑張りたいけど試合に出れないからしょうがないじゃんって思ったけど何も言わなかった
次の試合は出してもらえる様に練習を頑張ろうと心に誓った
学校から帰って宿題を終わらせるとすぐに父さんが仕事から帰って来た
いつもは父さんの
「行くぞ。」
が合図なのだがこの日は僕から
「行こう。」
と言って近くのグラウンドに練習に行った
学校での事があったのでいつも以上に気合いが入っていたので父さんがビックリしていた
「今日は本当に動きが良いな。その勢いで練習すれば嫌でも上手くなるぞ。」
と嬉しそうに言っている
学校での出来事を父さんに話すと笑いながら
「良かったじゃん?」
と言ってきた
僕は訳が分からなくて凄く嫌な気持ちになった
「人の事を笑ったりバカにする人は主役にはなれない。残念ながらザコキャラです。いつだって主役はバカにされる方だ。ってなんとかって言う凄いコーチが言ってたぞ!バカにされながら頑張ろう。」
と笑顔で言われた
「ずっと練習してると急にスイッチが入ったみたいに練習の成果が一気に出る時が来るらしい。スイッチが入った時、お前は最高の主役になれるぞ。な?すげーワクワクするだろ?」
父さんは本当にワクワクしてる様だ
そう言えば川嶋コーチもスイッチの話してたな
なんだか僕もワクワクしてきた
体か軽くなった気がして嫌な気持ちが吹き飛んだ
もっともっと頑張れる
バカにされるのも悪く無いかもって思えた日だった
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
全体的にどうしようもない高校生日記
天平 楓
青春
ある年の春、高校生になった僕、金沢籘華(かなざわとうか)は念願の玉津高校に入学することができた。そこで出会ったのは中学時代からの友人北見奏輝と喜多方楓の二人。喜多方のどうしようもない性格に奔放されつつも、北見の秘められた性格、そして自身では気づくことのなかった能力に気づいていき…。
ブラックジョーク要素が含まれていますが、決して特定の民族並びに集団を侮蔑、攻撃、または礼賛する意図はありません。
坊主頭の絆:学校を変えた一歩【シリーズ】
S.H.L
青春
高校生のあかりとユイは、学校を襲う謎の病に立ち向かうため、伝説に基づく古い儀式に従い、坊主頭になる決断をします。この一見小さな行動は、学校全体に大きな影響を与え、生徒や教職員の間で新しい絆と理解を生み出します。
物語は、あかりとユイが学校の秘密を解き明かし、新しい伝統を築く過程を追いながら、彼女たちの内面の成長と変革の旅を描きます。彼女たちの行動は、生徒たちにインスピレーションを与え、更には教師にも影響を及ぼし、伝統的な教育コミュニティに新たな風を吹き込みます。
冬の夕暮れに君のもとへ
まみはらまさゆき
青春
紘孝は偶然出会った同年代の少女に心を奪われ、そして彼女と付き合い始める。
しかし彼女は複雑な家庭環境にあり、ふたりの交際はそれをさらに複雑化させてしまう・・・。
インターネット普及以後・ケータイ普及以前の熊本を舞台に繰り広げられる、ある青春模様。
20年以上前に「774d」名義で楽天ブログで公表した小説を、改稿の上で再掲載します。
性的な場面はわずかしかありませんが、念のためR15としました。
改稿にあたり、具体的な地名は伏せて全国的に通用する舞台にしようと思いましたが、故郷・熊本への愛着と、方言の持つ味わいは捨てがたく、そのままにしました。
また同様に現在(2020年代)に時代を設定しようと思いましたが、熊本地震以後、いろいろと変わってしまった熊本の風景を心のなかでアップデートできず、1990年代後半のままとしました。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
夏の決意
S.H.L
青春
主人公の遥(はるか)は高校3年生の女子バスケットボール部のキャプテン。部員たちとともに全国大会出場を目指して練習に励んでいたが、ある日、突然のアクシデントによりチームは崩壊の危機に瀕する。そんな中、遥は自らの決意を示すため、坊主頭になることを決意する。この決意はチームを再び一つにまとめるきっかけとなり、仲間たちとの絆を深め、成長していく青春ストーリー。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる