【完結】氷の王太子に嫁いだら、毎晩甘やかされすぎて困っています

王国一の冷血漢と噂される王太子レオナード殿下。
誰に対しても冷たく、感情を見せることがないことから、「氷の王太子」と恐れられている。

そんな彼との政略結婚が決まったのは、公爵家の地味な令嬢リリア。

(殿下は私に興味なんてないはず……)

結婚前はそう思っていたのに――

「リリア、寒くないか?」
「……え?」
「もっとこっちに寄れ。俺の腕の中なら、温かいだろう?」

冷酷なはずの殿下が、新婚初夜から優しすぎる!?
それどころか、毎晩のように甘やかされ、気づけば離してもらえなくなっていた。

「お前の笑顔は俺だけのものだ。他の男に見せるな」
「こんなに可愛いお前を、冷たく扱うわけがないだろう?」

(ちょ、待ってください! 殿下、本当に氷のように冷たい人なんですよね!?)

結婚してみたら、噂とは真逆で、私にだけ甘すぎる旦那様だったようです――!?
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