あの音になりたい！ 北浜高校吹奏楽部へようこそ！

番外編 雨宮の忙しい一日

演奏へ

「えー最後に皆さんに聞いてもらいたい曲！
練習してきました！
みんな知ってると思うので聞いてくれたら嬉しいです！」

パチパチと拍手が小学生から飛び交う。

こうして雨宮たち10人は小学校の体育館で演奏準備を始めた。

最初は中島先生の面倒くさい頼み事で雨宮は早く終わればいいと思っていた時期が僕にはありました、、、。

雨宮は周りを見る。

ドラムで準備を進める朝花。
すると朝花と目が合い合図をする。
準備オッケーのようだ。

そして他のメンバーも準備できたようだ。

絢辻に合図を出す。
そして絢辻は喋り始めた。

「えー、、私たちもちょっと前まで小学生でした！
って言っても当たり前か。」

「あはは！」

小学生は笑う。
絢辻はさっきの小学生に教えてるときも人気者になってたしもう虜になってる子達も多いはずだ。

「みなさんも今日の演奏で音楽に興味を持ってくれたら一緒に音楽やりましょう！
それではドラム！カウントよろしく！」

「はい！！
ワンツー！ワンツースリフォー！！」

こうして北浜高校吹奏楽部の演奏が始まった。