532 / 625
第十四楽章 2度目の中日吹
傷だらけ
しおりを挟む
「痛たた、、、。」
体全身痛い。
まじで今日の部活ほど行きたくない。
小林の顔なんて見たくない。
「やめてよねぇ。喧嘩なんて。
バカなんだから。」
「、、、悪かったよ。」
「若菜ちゃん泣いてたよ。昨日、電話したら。」
「あ、、、悪い。」
絢辻は若菜と電話したらしい。
辛い思いをさせたのなら謝らないと。
「でも、、私も悔しい。
去年はそんなこと全然思わなかったのに。
私たちが薄々気付いて思ってたことをあまっちが
言ってくれたね。
もっと練習する。」
「、、、あぁ。」
「うーん、、なんか私、ホルンとパーカッションの二刀流になろうかなぁ。
これからはなんでもできるようにならないと!」
「いや、お前はパーカッションの一刀流だろ。」
「あはは!世界の絢辻になる!」
「、、、あはは、、。」
「やっと笑ったね。」
「、、、別に、、笑いたくて笑ったわけじゃ。」
「嘘。」
「、、、。」
すると外の方から、チューバとバリトンサックスの音が聞こえてきた。
「練習してんのか。」
「大海ね。悔しかったんだって。
常田くんに負けて。
私に言ってきた。
竹下も大会出たいって。」
「そっか。」
「だから私たちも頑張ろ。
せっかく同じ学年の仲間なんだし。
ね?」
「、、、おう。」
体全身痛い。
まじで今日の部活ほど行きたくない。
小林の顔なんて見たくない。
「やめてよねぇ。喧嘩なんて。
バカなんだから。」
「、、、悪かったよ。」
「若菜ちゃん泣いてたよ。昨日、電話したら。」
「あ、、、悪い。」
絢辻は若菜と電話したらしい。
辛い思いをさせたのなら謝らないと。
「でも、、私も悔しい。
去年はそんなこと全然思わなかったのに。
私たちが薄々気付いて思ってたことをあまっちが
言ってくれたね。
もっと練習する。」
「、、、あぁ。」
「うーん、、なんか私、ホルンとパーカッションの二刀流になろうかなぁ。
これからはなんでもできるようにならないと!」
「いや、お前はパーカッションの一刀流だろ。」
「あはは!世界の絢辻になる!」
「、、、あはは、、。」
「やっと笑ったね。」
「、、、別に、、笑いたくて笑ったわけじゃ。」
「嘘。」
「、、、。」
すると外の方から、チューバとバリトンサックスの音が聞こえてきた。
「練習してんのか。」
「大海ね。悔しかったんだって。
常田くんに負けて。
私に言ってきた。
竹下も大会出たいって。」
「そっか。」
「だから私たちも頑張ろ。
せっかく同じ学年の仲間なんだし。
ね?」
「、、、おう。」
0
お気に入りに追加
15
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

女豹の恩讐『死闘!兄と妹。禁断のシュートマッチ』
コバひろ
大衆娯楽
前作 “雌蛇の罠『異性異種格闘技戦』男と女、宿命のシュートマッチ”
(全20話)の続編。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/329235482/129667563/episode/6150211
男子キックボクサーを倒したNOZOMIのその後は?
そんな女子格闘家NOZOMIに敗れ命まで落とした父の仇を討つべく、兄と娘の青春、家族愛。
格闘技を通して、ジェンダーフリー、ジェンダーレスとは?を描きたいと思います。
鷹鷲高校執事科
三石成
青春
経済社会が崩壊した後に、貴族制度が生まれた近未来。
東京都内に広大な敷地を持つ全寮制の鷹鷲高校には、貴族の子息が所属する帝王科と、そんな貴族に仕える、優秀な執事を育成するための執事科が設立されている。
物語の中心となるのは、鷹鷲高校男子部の三年生。
各々に悩みや望みを抱えた彼らは、高校三年生という貴重な一年間で、学校の行事や事件を通して、生涯の主人と執事を見つけていく。
表紙イラスト:燈実 黙(@off_the_lamp)
ヤマネ姫の幸福論
ふくろう
青春
秋の長野行き中央本線、特急あずさの座席に座る一組の男女。
一見、恋人同士に見えるが、これが最初で最後の二人の旅行になるかもしれない。
彼らは霧ヶ峰高原に、「森の妖精」と呼ばれる小動物の棲み家を訪ね、夢のように楽しい二日間を過ごす。
しかし、運命の時は、刻一刻と迫っていた。
主人公達の恋の行方、霧ヶ峰の生き物のお話に添えて、世界中で愛されてきた好編「幸福論」を交え、お読みいただける方に、少しでも清々しく、優しい気持ちになっていただけますよう、精一杯、書いてます!
どうぞ、よろしくお願いいたします!


未冠の大器のやり直し
Jaja
青春
中学2年の時に受けた死球のせいで、左手の繊細な感覚がなくなってしまった、主人公。
三振を奪った時のゾクゾクする様な征服感が好きで野球をやっていただけに、未練を残しつつも野球を辞めてダラダラと過ごし30代も後半になった頃に交通事故で死んでしまう。
そして死後の世界で出会ったのは…
これは将来を期待されながらも、怪我で選手生命を絶たれてしまった男のやり直し野球道。
※この作品はカクヨム様にも更新しています。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる