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第十四楽章 2度目の中日吹
サブメンバー
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「俺たち何やれば、、、?」
「うーん、、。」
「実は先生から課題をもらった。」
サブメンバーたちは一つの教室に集まっていた。
しかしみんな楽器はバラバラだ。
まぁ無理もない。
大海は先ほど栗本先生から楽譜をもらった。
「これは、、、。」
「基礎合奏です。
オーディションの結果は仕方ありません。
ですが全日吹もう一度チャンスはあります。
大海くんの力が必ず必要になるときがくるので
今はこれを完璧にして下さい。」
「はい!」
そんなことを言われ人数分の楽譜を栗本先生に渡された。
栗本先生はやる気にさせるのが上手い。
だけどなんで落とされたんだよと言う気持ちと
仕方ない気持ちがぐちゃぐちゃに混ざりあって
嫌な気持ちとそれでも期待されてる気持ちの両方が大海の脳内をぐるぐると回っていた。
「先輩!俺も分けます。」
「うん。松原!ありがとう。」
松原栄介。
トランペットの経験者。
この中で経験者で落ちたのは彼だけだ。
心の中はすごく嫌なはず。
プライドが許せないはず、、。
だけどそんな表情は見せず松原はみんなに楽譜を配り始めた。
トランペットは全員で6人。
激戦区パートだし誰かは必ず落ちるだろうと思っていた。
「みんな配り終わったかな。
とりあえず栗本先生からはこの楽譜を練習と
コンクール曲練習をして下さいと言うこと。
そして当日はサポートメンバーとして先輩達、
同級生をサポートして欲しいとのことです。
皆さんで北浜高校吹奏楽部です。
舞台の上に登る人も登らない人もみんなで北浜です、、。
と言うことです!」
「、、、はい!」
「、、、悔しーい!!」
「うわっ!びっくりした。
竹下!」
「俺は悔しい!選ばれなくて!
そりゃあ俺はまだ半年だし!
選ばれなくてもしょうがないと思ってたけど、、。
でも全日吹は吹くから!
みんなで練習やろうぜ!」
「あはは、、。
そうですね!私も吹きたいです!」
するとクラリネットの宮澤が笑った。
「わ、、私もです!!」
長谷川柚木も手をあげる。
気持ちは同じのようだ。
「お!俺もっす!トロンボーン1人は嫌~!!」
「ははは、、。」
須山は服美の様子を見て苦笑いしている。
須山も同じ気持ちだろう。
「よーし、、やりましょうか練習!
俺頑張ります!」
生田はホルンを強く握りしめる。
「よし!全員!目指せコンクールメンバー!
オーディション全員合格だ!!」
「はい!!」
大海の掛け声に合わせて
他のメンバーも大きな声で答える。
サブメンバーの特訓が始まった。
「うーん、、。」
「実は先生から課題をもらった。」
サブメンバーたちは一つの教室に集まっていた。
しかしみんな楽器はバラバラだ。
まぁ無理もない。
大海は先ほど栗本先生から楽譜をもらった。
「これは、、、。」
「基礎合奏です。
オーディションの結果は仕方ありません。
ですが全日吹もう一度チャンスはあります。
大海くんの力が必ず必要になるときがくるので
今はこれを完璧にして下さい。」
「はい!」
そんなことを言われ人数分の楽譜を栗本先生に渡された。
栗本先生はやる気にさせるのが上手い。
だけどなんで落とされたんだよと言う気持ちと
仕方ない気持ちがぐちゃぐちゃに混ざりあって
嫌な気持ちとそれでも期待されてる気持ちの両方が大海の脳内をぐるぐると回っていた。
「先輩!俺も分けます。」
「うん。松原!ありがとう。」
松原栄介。
トランペットの経験者。
この中で経験者で落ちたのは彼だけだ。
心の中はすごく嫌なはず。
プライドが許せないはず、、。
だけどそんな表情は見せず松原はみんなに楽譜を配り始めた。
トランペットは全員で6人。
激戦区パートだし誰かは必ず落ちるだろうと思っていた。
「みんな配り終わったかな。
とりあえず栗本先生からはこの楽譜を練習と
コンクール曲練習をして下さいと言うこと。
そして当日はサポートメンバーとして先輩達、
同級生をサポートして欲しいとのことです。
皆さんで北浜高校吹奏楽部です。
舞台の上に登る人も登らない人もみんなで北浜です、、。
と言うことです!」
「、、、はい!」
「、、、悔しーい!!」
「うわっ!びっくりした。
竹下!」
「俺は悔しい!選ばれなくて!
そりゃあ俺はまだ半年だし!
選ばれなくてもしょうがないと思ってたけど、、。
でも全日吹は吹くから!
みんなで練習やろうぜ!」
「あはは、、。
そうですね!私も吹きたいです!」
するとクラリネットの宮澤が笑った。
「わ、、私もです!!」
長谷川柚木も手をあげる。
気持ちは同じのようだ。
「お!俺もっす!トロンボーン1人は嫌~!!」
「ははは、、。」
須山は服美の様子を見て苦笑いしている。
須山も同じ気持ちだろう。
「よーし、、やりましょうか練習!
俺頑張ります!」
生田はホルンを強く握りしめる。
「よし!全員!目指せコンクールメンバー!
オーディション全員合格だ!!」
「はい!!」
大海の掛け声に合わせて
他のメンバーも大きな声で答える。
サブメンバーの特訓が始まった。
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