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第十三楽章 先輩は大変だ。
新入部員①
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「それじゃあ一年生のみなさん。
入部ありがとうございます。
コンサートの時にも紹介させていただきましたが三年生部長の杉山です。
よろしくお願いします。」
パチパチと部員たちは拍手する。
今年は人数が多い。
これで人数不足ってのは解決されたかな。
人数が25名いるので3列の横並びになっている。
「それじゃあ三年と二年は後で自己紹介するって感じにしてもらって、一年生から自己紹介いこうかな。」
「はい!」
「じゃあ前の人から、、いこうかな?」
「はい!じゃあ、、、えっと何を言えばいいですかね?」
するとその場に立った男子部員は杉山先輩に聞く。
「あ、なんでもいいよ!
好きな食べ物とか好きなスイーツとか、」
「あ、、だから太っちゃったんですね。」
「おい、時田あとでこっち来い。」
「あはは!」
部員全員は笑う。
少し和んだようだ。
「えーと、、はい、じゃあ石田愛です!
よろしくお願いします!
えーと、、フルートやりたいと思ってます。好きなものはコーラです。
よろしくお願いします。」
コーラか。
面白い回答だ。
男子でフルートかぁ。やっぱり人気だよな。
そして隣の女子が立ち自己紹介をする。
ん?よくみたら朝部室の前にいたあの子だ。
「はい!椎名景です。好きなものは、、味が濃いものですかね、、。
オーボエを中学三年間やってました。
高校も続けてやろうと思ってます。
よろしくお願いします。」
「おお!!」
部員全員は驚いていた。
オーボエだったんだ。即戦力だなぁ。
ん?椎名、、。珍しい苗字だな。
「ふーん。椎名、、。」
「知り合い?洸?」
若菜が雨宮に聞く。
「いや、、少しね、、。」
「ふーん、、。」
「はい。木野弥生子です、よろしくお願いします。好きな食べ物は、チョコレートです。」
「じゃあ甘ければ甘いほど?」
優実が木野さんに質問する。
「いえ、苦ければ苦いほど!」
「あれ?そっち?」
「あはは、、。」
「あ、よろしくお願いします!中学のときフルートやってたんでなれたら嬉しいです。
よろしくお願いします!」
「今年の一年生なんか個性強いかも。」
「雨宮、、お前も個性強いよ。」
「え?」
大海に言われてしまった。
いやお前らもそうだろ。
「それじゃあ、、葛飾桜虎です。
東星中学出身でした。クラリネットを三年間。好きな食べ物は焼肉っす。
隣の歌川竜介と同じ中学でした!
よろしくお願いします。」
「おい、やめろ!」
「えーいいじゃん竜介。」
隣の席の歌川と呼ばれた男子部員は嫌々そうに席を立って自己紹介を始めた。
「はい、、歌川竜介です。
よろしくお願いします。」
、、、、え?終わり?
「え?終わり?」
さすがの谷川先輩もツッコみを入れたようだ。
「チューバでした。あ、あと上手くなるためにここにきました!
よろしくお願いします!」
お、、自信たっぷりだ。
「いいね、ああいうタイプ。
嫌いじゃない。」
「若菜ならそう言うと思ったよ。」
葛飾桜虎と歌川竜介。
、、、東星中かぁ。
入部ありがとうございます。
コンサートの時にも紹介させていただきましたが三年生部長の杉山です。
よろしくお願いします。」
パチパチと部員たちは拍手する。
今年は人数が多い。
これで人数不足ってのは解決されたかな。
人数が25名いるので3列の横並びになっている。
「それじゃあ三年と二年は後で自己紹介するって感じにしてもらって、一年生から自己紹介いこうかな。」
「はい!」
「じゃあ前の人から、、いこうかな?」
「はい!じゃあ、、、えっと何を言えばいいですかね?」
するとその場に立った男子部員は杉山先輩に聞く。
「あ、なんでもいいよ!
好きな食べ物とか好きなスイーツとか、」
「あ、、だから太っちゃったんですね。」
「おい、時田あとでこっち来い。」
「あはは!」
部員全員は笑う。
少し和んだようだ。
「えーと、、はい、じゃあ石田愛です!
よろしくお願いします!
えーと、、フルートやりたいと思ってます。好きなものはコーラです。
よろしくお願いします。」
コーラか。
面白い回答だ。
男子でフルートかぁ。やっぱり人気だよな。
そして隣の女子が立ち自己紹介をする。
ん?よくみたら朝部室の前にいたあの子だ。
「はい!椎名景です。好きなものは、、味が濃いものですかね、、。
オーボエを中学三年間やってました。
高校も続けてやろうと思ってます。
よろしくお願いします。」
「おお!!」
部員全員は驚いていた。
オーボエだったんだ。即戦力だなぁ。
ん?椎名、、。珍しい苗字だな。
「ふーん。椎名、、。」
「知り合い?洸?」
若菜が雨宮に聞く。
「いや、、少しね、、。」
「ふーん、、。」
「はい。木野弥生子です、よろしくお願いします。好きな食べ物は、チョコレートです。」
「じゃあ甘ければ甘いほど?」
優実が木野さんに質問する。
「いえ、苦ければ苦いほど!」
「あれ?そっち?」
「あはは、、。」
「あ、よろしくお願いします!中学のときフルートやってたんでなれたら嬉しいです。
よろしくお願いします!」
「今年の一年生なんか個性強いかも。」
「雨宮、、お前も個性強いよ。」
「え?」
大海に言われてしまった。
いやお前らもそうだろ。
「それじゃあ、、葛飾桜虎です。
東星中学出身でした。クラリネットを三年間。好きな食べ物は焼肉っす。
隣の歌川竜介と同じ中学でした!
よろしくお願いします。」
「おい、やめろ!」
「えーいいじゃん竜介。」
隣の席の歌川と呼ばれた男子部員は嫌々そうに席を立って自己紹介を始めた。
「はい、、歌川竜介です。
よろしくお願いします。」
、、、、え?終わり?
「え?終わり?」
さすがの谷川先輩もツッコみを入れたようだ。
「チューバでした。あ、あと上手くなるためにここにきました!
よろしくお願いします!」
お、、自信たっぷりだ。
「いいね、ああいうタイプ。
嫌いじゃない。」
「若菜ならそう言うと思ったよ。」
葛飾桜虎と歌川竜介。
、、、東星中かぁ。
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