あの音になりたい！ 北浜高校吹奏楽部へようこそ！

第十三楽章 先輩は大変だ。

不人気楽器

「うお、、すげぇめっちゃ人いる。」

なんと吹奏楽部の練習するところにめちゃくちゃ人が集まっていたのだ。
まだ1日目なのに。

「全国大会効果かもね。
去年のこともあって来ないほうがおかしいから。私たち頑張ってよかったね。」

すると後ろから縦石先輩が雨宮に話しかけてきた。

「、、はい。」

「縦石先輩、、手伝ってください～。」

「はいよー。じゃあ雨宮くんも頑張って。」

「あ、、はい。とはいえホルンのところはなかなか集まるわけじゃないんだけど。」

「不人気同士頑張りましょう。
ユーフォニアムの前田先輩。
チューバの谷川先輩。」

「やめろ。」

「なんでチューバに女子が来ない、、。
こりゃあ俺らから言ったほうがいいな。
よし竹下行くぞー。
え？ちょ、、チョ、、ちょっと待ってくださいよー。」

そのあと新入生の子達が何人かはきたのだが
人気楽器が体験できず
ある楽器に来た子達を相手したのは
ホルンの運命なのだ。

やれやれ。