あの音になりたい！ 北浜高校吹奏楽部へようこそ！

第十二楽章 それじゃあまたいつか

行くぞ！！北浜高校吹奏楽部

春。それは桜の季節。
静岡県にある北浜高校では校門には桜が咲いていた。
新入生たちは期待と不安。
いろんな気持ちに胸を膨らませる。

「ご入学おめでとうございます。」

在校生は新入生を迎える。
今日は入学式。
多くの新入生たちが北浜高校に入学してきた。

「うわぁたくさんいるなぁ。
俺らも先輩！！
楽しみだぜ。」

大海はテンション上がってる。

「だよな。俺も三年生！
ついに下が入ってくるぜ～。」

時田もテンション上がってる。

「はいはい。全員このあと新入生の前で演奏だから集中して！！
ここで下手な演奏したから新入部員が０人ってこともあり得るから。」

「、、、市ノ瀬はいつも冷静で助かるよ。
えーみんな今日は新入生の子達のおもてなし演奏です。
ここでいい演奏してたくさん新入部員入れましょう！！
期待してるよ縦石と横山！！」

「まぁ私たちの演奏見て何も思わないほうがおかしいわよ。」

「そうそう。」

「息ぴったりで良かったよ。」

「息ぴったりじゃない！！！」

いや、、息ぴったりじゃん。

「吹奏楽部の皆さんお願いします！」

「はい！！！」

北浜高校吹奏楽部は
ステージの上に上がる。

「えー、、吹奏楽部の部長杉山です。
新入生の皆さん。ご入学おめでとうございます。今日は皆さんのために僕達で一生懸命準備してきたので聞いていただけると嬉しいです。それでは聞いてください。
にじいろ！！」

雨宮洸。
ホルンを初めて4年。
今年で5年目。

好きなものはホルン。

さぁ行くぞ！！
北浜高校吹奏楽部だ！！