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第十一楽章 目指した先には

久しぶり

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「よ。」

「おう。」

なんだかんだ今日は色々あり雨宮は
近くのお好み焼き屋に来ていた。
部員全員で東海大会が終わったあと打ち上げできたところだ。

だけど今回は吹部ではない。

「待った?フミヤ?」

「いや、大丈夫。」

2人はお店に入り注文する。
なんだかフミヤに会うのは久しぶりだ。

「北浜すげぇな。まじで全国だもん。
てかみんな上手くね?」

「うーんそうかなぁ。
でも先輩たちはすごいよ。」

「みんなプロになれそうじゃね?」

「あ、、まぁプロになる人はいる。」

「まじか?」

「うん。」

「すいません!とりあえずなんか注文しようぜ!
やっぱり定番の豚玉ともんじゃを一つ。」

「はいよ!!」

フミヤが注文すると奥から元気のいい声が聞こえてきた。どうやら伝わったようだ。

「砂山はどうなんだよ?」

「俺らはまぁ、、、大会に負けちまったからなぁ。今はみんなで練習中。
今度小学校で演奏会があるからそれに向けて練習だな。」

「そうなんだいつ?」

「12月のクリスマス前。」

「えーそうなんだ。いいなぁ!
北浜も学校とかの演奏会がないからいいな。」

「へへへ。いいだろ。
にしても洸変わったな。前よりポジティブになったような気がする。」

「え?そうか?」

「自信がついたんじゃね?」

「うーんそうかな。」

すると2人で話してるとオーダーされてたものが届く。

「はい!お待ち!」

「ありがとうございます。」

「食べようぜ!」

「おう!」

2人はお好み焼きともんじゃを頬張った。

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