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第十二楽章 それじゃあまたいつか
番外編 あの子
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終わっちゃったなぁ。
篠宮は図書室のテーブルで勉強をしていた。
全国大会も終わりふと思う。
全国大会終わって一週間。
楽しい時は一瞬で終わってしまう。
もうあの舞台で吹くことはできないのかと思うと寂しさもあったりもう一回吹きたいというチャレンジ精神もあったり全力でやり切ったという気持ち。
たくさんの間違った気持ちが混じり合い
どこにもいき場所がなくため息が出る。
「まぁ、この気持ちを勉強にぶつければいいや。、、、、はぁ、、。」
「お、勉強。」
「あ、中畑。」
「お疲れ。」
「うん。、、あの前に座るのやめてよ。」
「いいだろ。1人でやっても捗らんし。」
「、、好きにすれば。」
「そうか!じゃあ失礼します。」
「、、、。」
「、、、、。」
「あのさ、?」
「ん?」
「部活終わっちまったなぁ。」
「言われなくてもわかるよ。」
中畑は篠宮に喋りかけてきた。
「なんかこの一年めちゃくちゃ長く感じた。」
「え?」
篠宮は中畑の言葉にびっくりする。
楽しかったとかそんなことを話すかと思った。
「毎日毎日、必死だった。肩の荷が降りたって感じ。本当は部長なんてやりたくなかったよ。」
「そんなこと思ってたんだ。」
「あぁ。去年までは楽しければ良かったじゃん?そこまで真剣にやらなくてもまぁまぁそこそこ楽しければいいじゃん?」
「、、。そうだね。北浜は強豪でもないしさぁ。初心者しか集まらないし!」
「あはは、、。でもみんなの気持ちがどんどん伝染していった。」
「まぁそうだね。私たち三年生はみんなバラバラだったし、でも二年生は元からやる気もあったし。それに火をつけたのはあの子だよね。」
「あの子って?」と篠宮がとぼける。
「素直じゃないなぁ、篠宮は。」
「私はあの子の成長は叩けば強くなると思ってるから。」
「うぁー、、酷。」
「ホルン吹きの一年は1人では何もできないことを知ってる。確かに才能があるあの子たちにはまだまだ力は及ばない。
、、、だけどあの子がもう少ししたら北浜を背負ってるかもしれないからね。
、、、まぁあの子の努力次第だけどね。
あはは!!」
「、、全く意地悪だなぁ。」
でも篠宮が雨宮を話すときいつも嬉しそうなんだけどなぁ。
篠宮は図書室のテーブルで勉強をしていた。
全国大会も終わりふと思う。
全国大会終わって一週間。
楽しい時は一瞬で終わってしまう。
もうあの舞台で吹くことはできないのかと思うと寂しさもあったりもう一回吹きたいというチャレンジ精神もあったり全力でやり切ったという気持ち。
たくさんの間違った気持ちが混じり合い
どこにもいき場所がなくため息が出る。
「まぁ、この気持ちを勉強にぶつければいいや。、、、、はぁ、、。」
「お、勉強。」
「あ、中畑。」
「お疲れ。」
「うん。、、あの前に座るのやめてよ。」
「いいだろ。1人でやっても捗らんし。」
「、、好きにすれば。」
「そうか!じゃあ失礼します。」
「、、、。」
「、、、、。」
「あのさ、?」
「ん?」
「部活終わっちまったなぁ。」
「言われなくてもわかるよ。」
中畑は篠宮に喋りかけてきた。
「なんかこの一年めちゃくちゃ長く感じた。」
「え?」
篠宮は中畑の言葉にびっくりする。
楽しかったとかそんなことを話すかと思った。
「毎日毎日、必死だった。肩の荷が降りたって感じ。本当は部長なんてやりたくなかったよ。」
「そんなこと思ってたんだ。」
「あぁ。去年までは楽しければ良かったじゃん?そこまで真剣にやらなくてもまぁまぁそこそこ楽しければいいじゃん?」
「、、。そうだね。北浜は強豪でもないしさぁ。初心者しか集まらないし!」
「あはは、、。でもみんなの気持ちがどんどん伝染していった。」
「まぁそうだね。私たち三年生はみんなバラバラだったし、でも二年生は元からやる気もあったし。それに火をつけたのはあの子だよね。」
「あの子って?」と篠宮がとぼける。
「素直じゃないなぁ、篠宮は。」
「私はあの子の成長は叩けば強くなると思ってるから。」
「うぁー、、酷。」
「ホルン吹きの一年は1人では何もできないことを知ってる。確かに才能があるあの子たちにはまだまだ力は及ばない。
、、、だけどあの子がもう少ししたら北浜を背負ってるかもしれないからね。
、、、まぁあの子の努力次第だけどね。
あはは!!」
「、、全く意地悪だなぁ。」
でも篠宮が雨宮を話すときいつも嬉しそうなんだけどなぁ。
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