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北浜高校のクリスマス

クリスマス

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「クリスマスだなぁ~。なぁ!せっかくだしなんかやろうぜ。」

「は?何クリスマスって。
俺知らないけど。」

12月20日。
冬休みに入る前。
大海は雨宮にクリスマスの提案をしてきた。

「え?まじで?」

「クリスマスってあれだろ。カップルや友達や家族同士でワイワイ過ごすあれだろ。
俺は家で静かに過ごしたいんだ。
というわけで無理だ。」

「うわー、、卑屈になる奴がここにもいるよ。なぁー誰かの家でやろうぜー。今年頑張ったじゃん!どうせ洸は暇だろ!」

「おい!なんだその言い方は!」

「でも暇だろ。」

「暇じゃない。アニメとかゲームや寝たり飯食ったりする予定があるんだ。」

「それいつもやってることじゃん。
部活のメンバー誘ってさ!二年生もやるんだって!時田先輩が言ってた。」

「えぇ、、。」

「なになに?なんの話?」

「うわ、なんでこう言う時に限って話に入ってくんだよ。竹下は。」

「え、、。別にいいじゃん。
やろうよ何かまだ聞いてないけど。」

「クリスマス!!洸がやりたいってよ!」

「だからおれはやりたいなんて言ってない。」

「とりあえず決定な。
おれが他の一年に声かけとくから!
じゃあな!」

「おい!ちょっとまて。」

大海は行ってしまった。

「まぁもう諦めろよ雨宮。」

「、、、、。」

クリスマス、、、。
やれやれ。





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