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第十楽章 駅コンサート

番外編 送別会を考えよう

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「あ、小林、大崎、雨宮、百瀬、ちょっといい?」

「ん?どうしたんですか?杉山先輩?」

「この後少しファミレスで喋れる?」

「はい、?なんかありました?」

「実は三年生の卒業する会をやりたくて」

「卒業?ですか?、、、あっ!」

雨宮はふと言われなんのことだがわからなかったがすぐにわかった。

「もう決めるんですか?」と小林は聞く。

「あーうん。だから4人にも参加してもらいたくって。」

「わかりました。」と若菜。

「そういうことなら。」と百瀬。

「よし!じゃあこのあと集合!!」

そんなことがあり
雨宮と大崎と小林と百瀬は北浜高校近くのファミレスに行くことになったのだ。

「お、待ってたよ。」

待っていたのは杉山先輩と市ノ瀬先輩と
時田先輩だった。

「お疲れ様です。」

7人は席に座り飲み物を注文し話し合いを始める。

「あれ?あまっちじゃん!それに小林と若菜ちゃん。」

「あ、、えーと、、、。」

「赤木ちゃん!!いい加減覚えたら洸?」

「い、、いや!!わかってるよ!ほらよくあるだろ顔はわかってるんだけど名前は覚えてないっていうか。」

「結局覚えてないんだ。」と小林は呆れてる。

「あはは、まぁあまっちに名前覚えられなくても私はただのクラスメイトだと思ってるから全然気にしなくていいよ。あまっち!
ただの他人だしね。」

「う、、!!」

「あーあ。クリティカルヒット。」

と杉山先輩。

「じゃあとりあえずみんなドリンクバー?」

「あ、じゃあお願いします。赤木さん!」

「うわっこの人イケメン!」

「時田はすぐ女子にカッコつけるんだから。お願いします!」

「わかりました。では飲み物は自由にお取りください!それではごゆっくり。」

赤木はその場を去る。

「、、、さぁて俺じゃあ人数分とってくるよ。みんなとりあえず適当でいいな。持ってくるで。」

「時田!私はカルプス。」と市ノ瀬先輩。

「俺はコーラ。」

「わかった。杉山はカレーね。」

「俺をデブキャラ扱いするきかお前は!」

「あ、俺も行きます!」と雨宮。

「雨宮!私はメロンソーダ。」と百瀬。

「僕はお茶で。」

「私は水。」

「え?ドリンクバーで水?」

「うるさい。さっさと持ってきて。」

「はいはい。」

若菜は雨宮をパシリに使う。

時田と雨宮は2人でドリンクバーのところに
向かいみんなの飲み物を入れていく。

「いやぁそれにしても今日は疲れたなぁ。
最近忙しいよな俺たち。」

「まぁそうですね。」

そういえば時田先輩とは2人で喋ったことあまりないかも。ムードメーカーでみんなにいつも囲まれてるのが時田先輩だから。

「来年、先輩たちが抜けたら頑張らないとなぁ。」

「そ、、そうですね。」

「雨宮が金管まとめていかないとな。」

「え?俺ですか?」

「うん。だってうまいじゃん!」

「え!いやいや!小林と若菜とか百瀬とかうまい奴らいっぱいいますし!」

「でもみんな木管じゃん!」

「あ!」

「ぷ、、、ふははは!!」

「あ、、、ははは。」

「なんかうちの部活って木管ばっかり目立つからなぁ。パーカッションも負けないようにしないとな。」

「金管も負けないっすから!」

「お、いいね!強気な姿勢。」













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