343 / 625
第十楽章 駅コンサート
讃えあう2人
しおりを挟む
「いい音だな。」と雨宮。
「うん。」と中村フミヤ。
「ありがとうございました!!」
パチパチと拍手が飛び交う。
北浜高校ではなく前の団体で演奏していたのは東高校だ。
駅コンサートは毎年行われ各学校で
土日に行い一日に3団体ずつ演奏する。
今日は砂山学園が行い、東高校、そして北浜高校の順番だ。
まだ演奏時間まであるので雨宮は演奏を聴こうとしていたのだが
フミヤに声をかけられたのだ。
中村フミヤ。雨宮と同じ南中で砂山学園に進学した。現在もフルートをやっている。
最近はあまり会わなくなったが久しぶりに再会した。
「北浜全国だもんなーすげーよ。」
「いやぁ、他の人たちのおかげだけどね。」
「どう?楽しい?」
「、、、う、うん楽しいよ。」
「それどういう反応だよ。」
「そういえば河村先輩もすげぇよな。明光ヶ丘だもんな!」
「まあな。」
「俺ら中学の時とんでもない人とやってたんだな。」
「まぁ、変な人だけどな、。」
「ははは、、。」
「あっ雨宮、そういえば北浜って結構粒揃いじゃないか?」
「え?そうかぁ?」
「おう。だってあのフルートって藤浜中の小林じゃなかったけ?あと中学では見たことないけどアルトサックス子もうまいだろ。
あとテナーサックスの人もいい音だし
パーカッションなんてみんな音楽経験者?」
「お、おう。小林って結構有名だったんだ。」
「もしかしたらもうプロから目つけられてるんじゃないか?」
「いやぁ、どうだろうな?」
「あ、東高校最後の演奏だって。」
「お、じゃあ俺行くわ。」
「おう!あ、、洸!」
「ん?」
雨宮はフミヤと別れようと北浜が集まってるところに行こうとするが呼び止められる。
「全国頑張れよ!」
「おう!」
「うん。」と中村フミヤ。
「ありがとうございました!!」
パチパチと拍手が飛び交う。
北浜高校ではなく前の団体で演奏していたのは東高校だ。
駅コンサートは毎年行われ各学校で
土日に行い一日に3団体ずつ演奏する。
今日は砂山学園が行い、東高校、そして北浜高校の順番だ。
まだ演奏時間まであるので雨宮は演奏を聴こうとしていたのだが
フミヤに声をかけられたのだ。
中村フミヤ。雨宮と同じ南中で砂山学園に進学した。現在もフルートをやっている。
最近はあまり会わなくなったが久しぶりに再会した。
「北浜全国だもんなーすげーよ。」
「いやぁ、他の人たちのおかげだけどね。」
「どう?楽しい?」
「、、、う、うん楽しいよ。」
「それどういう反応だよ。」
「そういえば河村先輩もすげぇよな。明光ヶ丘だもんな!」
「まあな。」
「俺ら中学の時とんでもない人とやってたんだな。」
「まぁ、変な人だけどな、。」
「ははは、、。」
「あっ雨宮、そういえば北浜って結構粒揃いじゃないか?」
「え?そうかぁ?」
「おう。だってあのフルートって藤浜中の小林じゃなかったけ?あと中学では見たことないけどアルトサックス子もうまいだろ。
あとテナーサックスの人もいい音だし
パーカッションなんてみんな音楽経験者?」
「お、おう。小林って結構有名だったんだ。」
「もしかしたらもうプロから目つけられてるんじゃないか?」
「いやぁ、どうだろうな?」
「あ、東高校最後の演奏だって。」
「お、じゃあ俺行くわ。」
「おう!あ、、洸!」
「ん?」
雨宮はフミヤと別れようと北浜が集まってるところに行こうとするが呼び止められる。
「全国頑張れよ!」
「おう!」
0
お気に入りに追加
15
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

女豹の恩讐『死闘!兄と妹。禁断のシュートマッチ』
コバひろ
大衆娯楽
前作 “雌蛇の罠『異性異種格闘技戦』男と女、宿命のシュートマッチ”
(全20話)の続編。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/329235482/129667563/episode/6150211
男子キックボクサーを倒したNOZOMIのその後は?
そんな女子格闘家NOZOMIに敗れ命まで落とした父の仇を討つべく、兄と娘の青春、家族愛。
格闘技を通して、ジェンダーフリー、ジェンダーレスとは?を描きたいと思います。
鷹鷲高校執事科
三石成
青春
経済社会が崩壊した後に、貴族制度が生まれた近未来。
東京都内に広大な敷地を持つ全寮制の鷹鷲高校には、貴族の子息が所属する帝王科と、そんな貴族に仕える、優秀な執事を育成するための執事科が設立されている。
物語の中心となるのは、鷹鷲高校男子部の三年生。
各々に悩みや望みを抱えた彼らは、高校三年生という貴重な一年間で、学校の行事や事件を通して、生涯の主人と執事を見つけていく。
表紙イラスト:燈実 黙(@off_the_lamp)
ヤマネ姫の幸福論
ふくろう
青春
秋の長野行き中央本線、特急あずさの座席に座る一組の男女。
一見、恋人同士に見えるが、これが最初で最後の二人の旅行になるかもしれない。
彼らは霧ヶ峰高原に、「森の妖精」と呼ばれる小動物の棲み家を訪ね、夢のように楽しい二日間を過ごす。
しかし、運命の時は、刻一刻と迫っていた。
主人公達の恋の行方、霧ヶ峰の生き物のお話に添えて、世界中で愛されてきた好編「幸福論」を交え、お読みいただける方に、少しでも清々しく、優しい気持ちになっていただけますよう、精一杯、書いてます!
どうぞ、よろしくお願いいたします!

プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?
九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。
で、パンツを持っていくのを忘れる。
というのはよくある笑い話。


未冠の大器のやり直し
Jaja
青春
中学2年の時に受けた死球のせいで、左手の繊細な感覚がなくなってしまった、主人公。
三振を奪った時のゾクゾクする様な征服感が好きで野球をやっていただけに、未練を残しつつも野球を辞めてダラダラと過ごし30代も後半になった頃に交通事故で死んでしまう。
そして死後の世界で出会ったのは…
これは将来を期待されながらも、怪我で選手生命を絶たれてしまった男のやり直し野球道。
※この作品はカクヨム様にも更新しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる