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第十楽章 駅コンサート
重ね合わせる。
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「ごめんね。なかなか部活行けなくて。」
「別にいいんですけどなんで来なかったんですか?」
廊下で雨宮と篠宮先輩は話し始める。
「べつに、大したことではないよ。」
「いや、理由なしに休むなんてよくないですよ。」
「、、、。」
「無視ですか?いつも俺にはおちょくるくせに。」
「何?雨宮くん私にいじられるの好きじゃなかったの?」
「好きじゃないですよ。いじられるの好きな人なんていないと思うんですけど。」
「そういうところがいじりたくなるね。」
「うざっ!」
くそ、最近わかった。
なんでこの人がむかつくのか。
それはあの先輩に似てるからだ。
篠宮先輩とあの人を重ね合わせる。
「今は話せない。とても大事なことだから。必ず話すから待ってて。」
篠宮先輩の目には強く硬い意志を感じられた。
「う、、わかりました。」
「ちゃんと支障のないように演奏も完璧にやるから。」
「、、はい。」
「よし戻ろう。」
「、、、お母さんには言ってないのかよ。」
「?なんか言った?」
「いえ、、なんでもないです、。」
「別にいいんですけどなんで来なかったんですか?」
廊下で雨宮と篠宮先輩は話し始める。
「べつに、大したことではないよ。」
「いや、理由なしに休むなんてよくないですよ。」
「、、、。」
「無視ですか?いつも俺にはおちょくるくせに。」
「何?雨宮くん私にいじられるの好きじゃなかったの?」
「好きじゃないですよ。いじられるの好きな人なんていないと思うんですけど。」
「そういうところがいじりたくなるね。」
「うざっ!」
くそ、最近わかった。
なんでこの人がむかつくのか。
それはあの先輩に似てるからだ。
篠宮先輩とあの人を重ね合わせる。
「今は話せない。とても大事なことだから。必ず話すから待ってて。」
篠宮先輩の目には強く硬い意志を感じられた。
「う、、わかりました。」
「ちゃんと支障のないように演奏も完璧にやるから。」
「、、はい。」
「よし戻ろう。」
「、、、お母さんには言ってないのかよ。」
「?なんか言った?」
「いえ、、なんでもないです、。」
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