330 / 577
第十楽章 駅コンサート
篠宮先輩を探れ②
しおりを挟む
「ここか。あのー篠宮先輩、、篠宮美玲先輩っていますか?」
3-Eにはまだ半分くらい生徒がのこっていた。大学受験を控えてるのか残って勉強している生徒が多い。
なかなか先輩のクラスに行くのは気が引けるが近くにいる女子生徒に声をかける。
「ん?一年?えーと美玲は、、。あ、いた。美玲!」
「ん?はーい!」
篠宮先輩は気づいたのかこっちに近づいてきた。
「よ!」
「篠宮先輩。なんでそのー、、、
こないんですか?」
「あれ?言ってなかったけ?休みって。」
「いやぁ、てかなんか文化祭の練習もちょこちょこ休んでたし体育祭終わってからほぼほぼきてないじゃないですか?」
「あー、ごめん。実は、、」
「え?何か重要なことでも?」
「うちのおじいちゃんが死んで、、。」
「の割には楽しそうじゃないですか?」
「バレた?」
「バレるに決まってるでしょ。
てか不謹慎ですね。」
「わかったわかった。大学の勉強とかで来れなくて事情は川村先生や栗本先生には伝えてあるから。」
「足は引っ張らないでくださいね、、」
「ひどい!雨宮くん最低!」
「うるせぇ!」
3-Eにはまだ半分くらい生徒がのこっていた。大学受験を控えてるのか残って勉強している生徒が多い。
なかなか先輩のクラスに行くのは気が引けるが近くにいる女子生徒に声をかける。
「ん?一年?えーと美玲は、、。あ、いた。美玲!」
「ん?はーい!」
篠宮先輩は気づいたのかこっちに近づいてきた。
「よ!」
「篠宮先輩。なんでそのー、、、
こないんですか?」
「あれ?言ってなかったけ?休みって。」
「いやぁ、てかなんか文化祭の練習もちょこちょこ休んでたし体育祭終わってからほぼほぼきてないじゃないですか?」
「あー、ごめん。実は、、」
「え?何か重要なことでも?」
「うちのおじいちゃんが死んで、、。」
「の割には楽しそうじゃないですか?」
「バレた?」
「バレるに決まってるでしょ。
てか不謹慎ですね。」
「わかったわかった。大学の勉強とかで来れなくて事情は川村先生や栗本先生には伝えてあるから。」
「足は引っ張らないでくださいね、、」
「ひどい!雨宮くん最低!」
「うるせぇ!」
0
お気に入りに追加
16
あなたにおすすめの小説
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
幼なじみとセックスごっこを始めて、10年がたった。
スタジオ.T
青春
幼なじみの鞠川春姫(まりかわはるひめ)は、学校内でも屈指の美少女だ。
そんな春姫と俺は、毎週水曜日にセックスごっこをする約束をしている。
ゆるいイチャラブ、そしてエッチなラブストーリー。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
13歳女子は男友達のためヌードモデルになる
矢木羽研
青春
写真が趣味の男の子への「プレゼント」として、自らを被写体にする女の子の決意。「脱ぐ」までの過程の描写に力を入れました。裸体描写を含むのでR15にしましたが、性的な接触はありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる