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第十楽章 駅コンサート
毎年恒例
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そんなこんなで体育祭も終わり
北浜高校は次の演奏に向けて準備を行なっていた。
「ここ!全体的に音が弱いです!
本番は一回きりです。」
「はい!」
「もう一度!」
「はい!」
吹奏楽部員は栗本先生の指導を受けていた。
体育祭が終わったらすぐにあるのが
駅コンサートである。駅コンサートというのは静岡の全高校が行なっている野外ステージのことだ。4月から11月まで全部の高校が
一週間の土日に交代で行われている。
そして今年北浜高校はこの9月にきまったのだ。
ちなみに去年は八月の終盤だったのだ。
「夕方くらいだったけどクソ暑かった。
おもいだしたくない。」
睦月先輩がもの嫌そうな顔で雨宮に教えてくれた。相当暑かったようだ。
10月の終盤には全国大会もある。
そのため両方の練習をしているのだ。
「ホルン、それで吹いてるの?」
「は、、はい!」
「1人だから?全然聞こえてこないよ。
もっと出して!」
「はい!」
やっぱり1人で吹いてるからだろうか?
自分がいかに篠宮先輩に頼ってるかわかる。
北浜高校は次の演奏に向けて準備を行なっていた。
「ここ!全体的に音が弱いです!
本番は一回きりです。」
「はい!」
「もう一度!」
「はい!」
吹奏楽部員は栗本先生の指導を受けていた。
体育祭が終わったらすぐにあるのが
駅コンサートである。駅コンサートというのは静岡の全高校が行なっている野外ステージのことだ。4月から11月まで全部の高校が
一週間の土日に交代で行われている。
そして今年北浜高校はこの9月にきまったのだ。
ちなみに去年は八月の終盤だったのだ。
「夕方くらいだったけどクソ暑かった。
おもいだしたくない。」
睦月先輩がもの嫌そうな顔で雨宮に教えてくれた。相当暑かったようだ。
10月の終盤には全国大会もある。
そのため両方の練習をしているのだ。
「ホルン、それで吹いてるの?」
「は、、はい!」
「1人だから?全然聞こえてこないよ。
もっと出して!」
「はい!」
やっぱり1人で吹いてるからだろうか?
自分がいかに篠宮先輩に頼ってるかわかる。
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