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第九楽章 ドタバタの文化祭

ギター

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こうして文化祭が終了した。
なんとか終わり雨宮は家に帰宅したのだ。

少しベッドに横になりスマホをいじっていた。今日の演奏はとても楽しかった。
やっぱり野外で演奏するのは良いことだ。

クラスでは同じ部活のメンバーと話すことが多かったがクラスメイトとも少し話せるようになった。
これからはあまりクラスでビクビクしなくて済むだろう。
体育の時も二人組とかグループ活動でもドキドキしなくて済む。

まぁ、人見知りは治ってないが。

そういえばギターの演奏もしてしまった。
結構楽しかったな。今までは最近の流行りの曲とかを動画や音楽アプリでしか聞いたことがなくいつも歌だけに集中してギターの音やドラムの音をあまり聞いてなかったが
人前での演奏は結構楽しかったな。

ふとそういえば父親の部屋にあるギターを思い出し鳴らしてみる。

下手くそな音がベンベンと鳴る。

「えーとなんか指の運指表とかないかな?」

スマホで検索して指を押さえてみる。

「えーうーん?これか?」

不器用ながら鳴らしてみる。
音は出るがこれがドレミファソラシドなのか
よくわからない。

「うーん?」

すると扉は閉めているのだが葉月から
大きな声がした。

「お兄ちゃん!ベンベンベンベンうるさい!」

「くっ!、、。はいはい!!!
やれやれ、。
、、、、、。やめるか。」

また気が乗ったら弾きますか。
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