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第九楽章 ドタバタの文化祭

3人目

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「あとはドラマーだな。」

「あとはドラマーだなってお前マジで言ってんの?」

「おれ、ギターで洸はベースと。
楽器は部室にあるやつ借りればいいか。」

「、、どうなっても知らないからな。」

「あれ?お前らどうしたの?」

すると声をかけてきたのは通りすがりの野俣先輩、片手に焼きそばを持っている。
そして隣にはりんご飴を舐めてる原田先輩がいる。

「ん?あ、野俣先輩と原田先輩。ちょうど良いところに!」

「え、、まさかだと思うけど。」

「実はですねお二人に相談が。」

大海は全てのことを野俣先輩と原田先輩に話す。

「なるほど。」

「いやいや、流石に無理ですよね。
初心者が文化祭でできる曲なんて、、。」

「あるぞ。」

原田先輩はにっこりしながら言う。

「あるんだなーこれが、。」

「野俣がドラムでお前ら2人に教えてやるよ。そしたら文化祭のステージで一緒に弾いてやるから。」

「それは心強い。」

「流石に初心者2人がギターとドラムだと崩壊するから。」

「ありがとうございます!!!」

大海は全力で感謝している。

「おれこいつの行動力怖いよ。」

「まぁ、最悪弾いてるふりでもいいから。」

「それでいいんですかね。」

「よし、おれらは今すぐ準備するからお前らも準備しろ。」

「はい!」

「待てよ、洸。」

「ん?あとボーカルだろ。」

「あ、そうか。」

「心当たりあるからついてこい!」

「誰とやるんだよ。」

原田先輩と野俣先輩がいるなら心強い。

だけど本当に演奏できるんだろうか、、、。









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