あの音になりたい！ 北浜高校吹奏楽部へようこそ！

第九楽章 ドタバタの文化祭

クラスTシャツ

「いやぁ。クラスTシャツかっこよくない。」

大海はクラスTシャツを着てデザインに満足しているようだ。

「うん。いい感じ。」

1-Cとかっこよくデザインされている。
あと友情、努力、優勝と文字が書かれてる。
これいいのか。

「また体育祭もあるんだよな」

「あ、、マジかよ。」

「なんでそんなにショック受けてんだよ。」

「いや、、。」

体育祭か。嫌だなぁ。
二学期はなんでこんなにリア充イベントがあるんだろ。

「サイズもぴったりだね。いい感じ！
でもなんで洸そんなに嫌そうなの？」

「将来の不安。」

春乃は大海と洸に喋りかけてきた。

「おーいみんなで写真撮ろうぜ。」

クラスメイトの誰かがみんなの集めてる。

「行こうか？」と小林が聞いてくる。

「俺は大丈夫。」と洸は返事する。

「なんでお前はいつもそうなんだ？」

「まぁでももう慣れたよね。
吹奏楽部の一年生は結構有名人だもん。」

「はぁ？それ本当か？小林。」

「うん。ちなみにみんなから言われてるよね。確かなんだっけ？」

「あーそれ知ってるよ私。」

日比谷が話に入ってくる。

「ぼっちの雨宮。
明るいだけの松山。そしてその数少ない常識人の小林。美人姉妹の若菜ちゃんと朝花ちゃんたち。クールで成績優秀の百瀬ちゃん。
北浜高校の7大有名人。」

「な、、なんだそれ。てか俺の扱い酷いな。」

「文化祭盛り上げてね。７大有名人！」

「やめてくれ！！」

洸と大海と小林と若菜は叫んだ。