あの音になりたい！ 北浜高校吹奏楽部へようこそ！

第九楽章 ドタバタの文化祭

文化祭が始まる

「はい、、ではここまで。
あとは本番楽しんでいきましょう。」

栗本先生が指揮をやめ部員全員に言う。

「はい！」

戻ってきたホルンのレバーはとても良い。
サービスで内部も整備してくれたみたいで
とても吹きやすい。

「今日はここまで。夜更かしないように楽しんでください。」

「はい！」

「あははは。」と笑い声も聞こえる。

「起立｡ありがとうございました！」

「ありがとうございました。」

文化祭前日の最後の練習も終わり
いよいよ本番だ。

「よし、片付けっと。」

「あ！みんな部活Tシャツできたからとりにきて！」

「はい！」

部員全員は中畑先輩のところにとりに行く。
雨宮も受け取る。

「はい、雨宮。」

「あ、ありがとうございます。」

袋を開けTシャツを見る。
黒色のシャツで前に
KITAHAMA   BRASS  BANDとオレンジ色で描かれており後ろには各楽器がプリントされていた。

「おお！！！」

「いいねぇ！！」

「写真撮りましょう！！」

先輩たちは盛り上がってる。
まぁ一年生も盛り上がってるわけで。

「いいねぇ！おーい！一年生で写真撮ろうぜ！」

「いいねぇ！とろうとろう！あまっちも。」

優実が雨宮の手を引っ張る。

「え、あ、、、え、お、おい！」

あれよあれよと雨宮は写真の前に引っ張ってこられてた。

「イェーイ！」と金子。

「撮るよ！」と絢辻。

「チーズ！」と優実

「え？ちょ、、まだ撮るなんて私は言ってないんだけど！」と百瀬。

「なにこれ？」と伊藤。

「、、、。」

小林は流されるままにピースをしてる。

「すぐ写真撮るのはどこでも変わらないね。朝花ちゃん。」

「う、、うん！そうだね、、。」

朝花は若菜はもう準備万端のようだ。

「撮るぜ！」
大海はスマホの写真のシャッターボタンを押す。

「な、、なんだこれは、、。」

「お前ら！うるさい！」

中畑先輩からはまた怒られてしまった。

こんなんで明日の文化祭大丈夫かなぁ、、。