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番外編 夏休み

曲決め②

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「じゃあみんなが出してくれた曲をみんなのスマホに送るね。グループ作っちゃおう。」

すると鈴木優、睦月葵、
百瀬梓、伊藤愛斗、雨宮洸のグループが作られた。名前は文化祭曲決め。

そしてグループに入ると
部員全員がやりたい曲リストがあった。

・星の旅
・アニソンメドレー
・宝島
・ディープパープルメドレー
・学園天国
・ディズニーメドレー
・ジブリメドレー
・シングシングシング
・ブリュッセルレクイエム
・キャンディード序曲
・マードックからの最後の手紙
・ディスコキッド
・さくらのうた
・ブルースカイマーチ
・ひまわりの約束
・シュガーソングとビターステップ
・ルパン三世
・星の旅  確定
・春の道をゆこう 確定
・風の舞
・j-popメドレー
・故郷の空
・ボカロコレクション
・宇宙戦艦ヤマト

「うわぁ、こんなに。」と雨宮。

「このなかから決めるんですよね。」
と梓は言う。

「そうだね。だけどこの中で栗本先生から
2つは絶対やってほしいって曲があるんだ。」

「え、、それってこの確定ってついてるやつですか?鈴木先輩。」

「そう。今年の課題曲と自由曲はやるようにって言われた。」

「なるほど。」

「そう。だから45分のコンサートだからその中に収まるようにする。司会は有村先輩と時田がやる。」

睦月先輩が説明をしてくれる。

だとすると自由曲と課題曲で約12分。
他の曲が大体4分くらいだと、、。

「その2曲と5曲と司会が間を繋いでアンコールで1曲ってことですかね?」

「お、さすが百瀬さん。計算が早い。」

「なるほどなぁ。」

伊藤はポテトを頬張りながら聞いている。

「お前ちゃんと聞いてるか?」

「まぁ、ともかくどれがいいと思う?」

鈴木先輩が宥める。

「一般的に一発目に春の道を持ってきて真ん中くらいに星の旅。
でもお客さんはみんなマーチを知らないと思うので最初はみんな知ってる曲とかかっこいい曲を持ってきて二曲目にマーチでいいと思います。」

梓は言う。やっぱり吹奏楽経験者はよくわかっている。

「さすが百瀬さん。そうだね。みんな一曲目何にする?」

「やっぱりこの中だと学園天国とか?」

「いいね。そうしよう。」

「あのー。ちなみにこのブリュッセルレクイエムとかマードックとかってどうなんですか。なんか中二病心をくすぐるって言うか。」

伊藤がニヤニヤしながら聞いてくる。

「あ、これ多分入れた人わかる。」

雨宮は想像がつく。同じ楽器の先輩しかいない。

「雨宮、よくわかるね。あの人は自分の楽器が目立つ曲しか入れないから。」

「あー。」とほかのメンバーも納得する。

「あとメドレー枠入れたいですね。
ジブリにするかディズニーにするかj-popにするか。」

「選ばれなかった人たちから不満でそうですけどね。」

あはは、、、と苦笑いする梓。

「うーん悩むな。」

曲の選考は時間がかかりそうだ。



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