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番外編 夏休み

喜びを分かち合う

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東海大会も終わり学校に帰宅した後、
雨宮たちはお好み焼きで夕飯を食べていた。

「うー美味!」と優実。

「おいしー!お好み焼き超うまい!」と大海。

「あのさ、、なんでお好み焼き?他にもあるでしょ。」と梓が言う。

まぁ、分からなくもない。

「僕はなんでもいいけどね。」と小林。

「うん、、朝花もお好み焼き好き!」

「すいません!お水ください、。」

伊藤はお店のおばちゃんに自分が飲んでいたコップを渡す。

「あいよ!たくさん食べてって!今日はちょっと安くしとくよ。」

「え!まじっすか?いっぱい食べよ。」

金子は嬉しそうにたくさん食べようとする。

うまい。なんか
おわった後の飯って美味しいな。

「ところで洸?なんで先生の話のときに抜け出すんだよ。俺らまで軽く怒られたんだけど。」
大海は連帯責任にされたことを不満に思ってるようだ。

「え、、まじ?ごめんごめん。中学の先輩を見かけてな。懐かしかったからついな。」

「えっ、あーそうなんだ。まぁいいけどよ。」

「あれ?ねぇ、雨宮くんソースない?」

小林がソースを探してるようだ。

「ん?ソースなら時田先輩が持ってたぞ?」

「え?なんで他のテーブルのひとが、、、」

「え、、なんで隣の人が、、まぁいいや。よく見てるね。」

「ん?あー別によく見てはないけど、、。
でもわりと結構、、あっ金子ほらマヨネーズ。」

「え?おっ!サンキュー!」

「いいってことよ。探してただろ。」

「お、、おう!」

「雨宮くんって、、もしかして、、、」

「おーいお前ら食べてるか?」

「あ、栗本先生!お疲れ様です。」

小林が何か言いかけてたようなか気がするけどスーツ姿の栗本先生が一年生が食べてる
テーブルに話しかけにきた!

「お疲れ様です。」

「今日はゆっくり食べてくれ。
お前ら夏休みはどっか行くのか?」

「いや、、特には」と雨宮。

「俺は遊びまくります。」と大海。

「プールへ」と絢辻。

「海水浴」と優実

「買い物へ行きます。」と梓。

「しっかり楽しめよ。学生のときって一瞬で時間が過ぎるからな。思い出はいっぱい作れよ。もう一杯ビール。」

「あいよ!」とおばちゃんは元気よく返事する。

「栗本先輩結構飲むんだ。」

「嬉しいんじゃないかな?」と若奈

「ははは、、。でもお酒とか飲めるようになると楽しそうだよね。」

優実は少し興味があるようだ。

「大人になると大変だぞ。毎日働いてそして嫌な上司と飲み。これが結構気を使うんだよ。ストレス溜まるし休みの日は寝てばっかりになる。」

「あまっちって友達いないよね。」

「がは!!!!」

雨宮の心は精神的にダメージを負った。
普段から仲良くしてくれる人からの優しさが
さらにダメージを大きくさせるのだ。

「で、、でも!洸くん!これから休みにはいるから、、夏の思い出いっぱい作ろう!
ね!!、、ね!」

「あ、ありがとう朝花。俺の味方をしてくれるのは朝花だけだよ。愛してるよ。」

「ちょ、、恥ずかしいよ。」

「きも。」と若菜。

「きもくない。人を傷つけることを言うんじゃない。」

そんなこんなで北浜高校のコンクールは終わったのだ。練習をした日々。そしてこのメンバーで一生懸命にやったことは忘れることはないだろう。
先輩たちを見る。みんな今までにみたことがない顔で嬉しそうに食事をしている。

「まだコンクールの練習できるなんて変な感じだ。」

ちなみに栗本先生は酔っ払ってしまい
志柿先生と桃葉先生が迎えに来た。







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