あの音になりたい！ 北浜高校吹奏楽部へようこそ！

番外編 夏休み

プール③

「ちょっと飲み物買ってくるな。」

「私、スポーツドリンク｡」と優実

「コーラ」と梓。

「俺もコーラ｡」と大海。

「私、お茶。」と絢辻｡

「あーはいはい。」

雨宮は自販機に行く。
午後２時。まだ来て1時間くらいしか経ってないがあっという間に感じる。

「えーと」

「やっと見つけた。」

「ん？あ、。よ！」

気付いた方を見るとそこには水着姿の若菜がいた。
髪の毛を上で束ねてポニーテールにして
黒い水着をつけている。

見惚れて、、、いや見惚れてなどいない！
けど気づかれないように見る。

「悪い、スマホ持ってなくて、。
朝花ちゃんは？」

「朝花ちゃんは家にいるよ。家でゆっくりしたいって言ったから｡」

「そうか、。」

「買ったやつ持つよ。」

「お、おう。ありがとな。
じゃあとりあえず荷物おきのところ行くか。」

「う、、うん。」

隣同士で飲み物を持ちながら歩いて行く。
いかん、、チラチラ見てしまう。

「おい、、あれで付き合ってないって本当かよ。」

大海が優実と絢辻と梓に話す。

「2人見てると焦ったくなるよね。」と絢辻。

「てかあれでお互い気づかないんだよね。
でも2人とも結構真面目だからなぁ。我がつよいから多分自分から告らなそう。」

と優実｡

「いいこと考えたぜ、、
でも今日、、ちょっとくっつけちゃう？」

と大海。

「あーそれいいね。うん、、それいい！！！！！！！！」

「にひひひひひひひ。」と３人はニヤニヤしている。

「私は知らないわよ。」

梓は知らないふりをする。

「思いついた！！さくせんは、、ゴニョゴニョ、、、。」