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第八楽章 東海大会編

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「んー。」

目覚ましが鳴りゆっくりと体を起こし
背筋を伸ばす。

なんかとてもいい夢を見た気がするけど
なんだったっけ?

「まぁいいや。起きるかー。」

まだ寝ていたいが遅刻したくないので
体を起こしパジャマを脱ぎTシャツに着替えて一階の洗面所に行く。

手で水を集めて顔を洗う。
タオルで顔を拭く。

今日が本番か。
なんか全然実感湧かないんだけど。

「あら、起きたの?」

「ん?ああ。おはよう、。」

母親が洸に話しかける。
いつものこと。

「何時に行くの?」

「んー。6時半かな。」

「そう。あっ、あんたの好きな目玉焼き焼いてあげるわよ。」

「え?あ、あぁありがとう。」

「半熟じゃない奴ね。」

「あの、いつも半熟が好きって言ってるよね?」

「生だと体壊しちゃうかもしれないから
焼いた方がいいの。
ほら、さっさと食べる。」

「へーい。」

ちなみに母ちゃんは一度も半熟の目玉焼きを作ってくれたことがない。

一度もだ、、、、。
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