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第八楽章 東海大会編

生徒会長②

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集会も終わりこれから各教室で
各クラスで話し合いがある。
別にこのまま帰りたいと思っていたのだが
目をつけられたくはないのでいかなくてはいけない。

「全員楽器運び出して部室へ。そのあと各自授業終わったらまた部室集合で。」

「はい!」

「あのさ、なんで洸は集中して聞けないわけ。」

「だって聞いてて面白いか?」

「普段の行動は演奏に出るからやめた方がいいよ。」

「優等生が。」

「なんか言った?」

顔は笑っているが怒ってる。

「イチャイチャするなって。」

金子がちょっかいをかけてくる。

「うるさい。」

「あっ忘れ物したわ。先行ってて。」

「わかった。」

雨宮は2階に上り忘れ物を探す。

「あった。シャーペン。ポケットに入れてたの落ちたんだよな。よし戻るか。」

「あっ君たしか。」

すると2階に1人男子生徒が雨宮に話しかけてきた。

「え、俺ですか?」

「うん君。」

ん?この人誰だ。でも俺のこと知ってるみたいだし。よく見る先輩か。

「あっごめんごめん。生徒会長の百瀬です。」

「ん?あ、あああ。知ってます!」

「いや、君知らなかったでしょ。」

「あ、は、はい。」

「正直者だね。」

「まぁよく言われます。」

「吹奏楽部だよね頑張って!」

「あ、ありがとうございます。」

「隆介!!何してるの?」

「え?篠宮先輩?」と雨宮は驚く。

「久しぶり。」

なんかこの2人。

いきなり波乱の予感がする。


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