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番外編 夏
ホルンの2人
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「うへー熱い。夏ってやる気しないなぁ。」
2-Aの教室で篠宮は練習をしていた。
「それ言っちゃダメだよ」
「うるさいなぁ。隆介。いちいち言ってるとダメだよ。」
「来年は全国行くって決めてたのにこの暑さが邪魔をする。」
「まぁ熱いのは変わらないからな。」
篠宮美玲は隆介と呼ばれている男子生徒と隣同士になって練習をしていた。
「もう大会も終わって1週間か、早いな。」
「だから一日一日無駄にしちゃいけないじゃん。だからこうして今日からしっかり練習を。」
「美玲はどうしてそんなに頑張れるんだ。」
「え?」
「ぶっちゃけていい?」
すると隆介は美玲の目を見て話し始めた。
その顔は真剣にだけど少し不安そうな。
「う、うん。」
「北浜は強豪高でも名門でもないじゃん。
どんなに頑張ったって全国には行けないよな。
先輩たち俺らも一年生もたしかに頑張ろうって思ってたよ。
でも上には上があるよ。海星女子や砂山、
静名や菊川とか
上手い学校たくさんあるよ。
どう考えたってこの人数じゃ勝てないよ。」
「、、、。」
「やっぱり北浜じゃあ無理なものは無理だよ。」
「ま、まぁわからなくもないけど。
じゃあ隆介はホルン嫌い?」
「、、別に。ただわからない。
始めたのは中学の時、
とにかく私立で上位の学校に行きたくて内申点のために吹奏楽部に入ったけど。
いつのまにか周りとの温度差を感じてわからなくなった。
好きなのか、妥協でやってるのか。」
「そう、、なんだ。」
「悪い。ちょっと個人練してくるわ。」
そして隆介は部活を休みがちになり
そして1ヶ月後退部届を出した。
別に大したことでもない。
ただ他の同級生からは不満の声が上がっていたり別に気にして部員もいたが
そのまま過ぎていった。
篠宮は隆介の退部に少し後悔をしていた。
2-Aの教室で篠宮は練習をしていた。
「それ言っちゃダメだよ」
「うるさいなぁ。隆介。いちいち言ってるとダメだよ。」
「来年は全国行くって決めてたのにこの暑さが邪魔をする。」
「まぁ熱いのは変わらないからな。」
篠宮美玲は隆介と呼ばれている男子生徒と隣同士になって練習をしていた。
「もう大会も終わって1週間か、早いな。」
「だから一日一日無駄にしちゃいけないじゃん。だからこうして今日からしっかり練習を。」
「美玲はどうしてそんなに頑張れるんだ。」
「え?」
「ぶっちゃけていい?」
すると隆介は美玲の目を見て話し始めた。
その顔は真剣にだけど少し不安そうな。
「う、うん。」
「北浜は強豪高でも名門でもないじゃん。
どんなに頑張ったって全国には行けないよな。
先輩たち俺らも一年生もたしかに頑張ろうって思ってたよ。
でも上には上があるよ。海星女子や砂山、
静名や菊川とか
上手い学校たくさんあるよ。
どう考えたってこの人数じゃ勝てないよ。」
「、、、。」
「やっぱり北浜じゃあ無理なものは無理だよ。」
「ま、まぁわからなくもないけど。
じゃあ隆介はホルン嫌い?」
「、、別に。ただわからない。
始めたのは中学の時、
とにかく私立で上位の学校に行きたくて内申点のために吹奏楽部に入ったけど。
いつのまにか周りとの温度差を感じてわからなくなった。
好きなのか、妥協でやってるのか。」
「そう、、なんだ。」
「悪い。ちょっと個人練してくるわ。」
そして隆介は部活を休みがちになり
そして1ヶ月後退部届を出した。
別に大したことでもない。
ただ他の同級生からは不満の声が上がっていたり別に気にして部員もいたが
そのまま過ぎていった。
篠宮は隆介の退部に少し後悔をしていた。
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