上 下
186 / 577
第七楽章 県大会が始まる。

大会の朝

しおりを挟む
朝の6時。目覚ましが鳴り体がまだ起きたがっていないが手を伸ばし目覚まし時計を止める。

「ん、」

そのまま背伸びをし雨宮は一階のリビングで
朝飯を食べる。
すると母親が話しかけてくる。

「今日、本番だっけ。何時からだっけ?」

「午後2時。」

「あら。最初の方じゃないんだ。中学の時は結構早かったイメージあったけど後半の方なんだ。」

「ん。」

「頑張ってね。お母さんも行くから。」

「え?来るの?」

あまりにも唐突でくるとは知らなかったので
声に出てしまった。嫌ではない、、けど。

「何、その顔?」

「いや、別にいいのに。」

「晴れ舞台なんだから。あんなに毎日言ってたんだから。応援しなきゃ。
そうだ!今から横断幕作ろうかな。」

「やめろ。」

「雨宮洸、アイラブって!」

「もういい加減にしてくれ。
ご馳走様。」

そのまま食器を洗面台に置き
支度をして荷物を持ち玄関を出る。

「いってらっしゃい。もしかしたら横断幕作るから。」


「へいへい。」



しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

幼なじみとセックスごっこを始めて、10年がたった。

スタジオ.T
青春
 幼なじみの鞠川春姫(まりかわはるひめ)は、学校内でも屈指の美少女だ。  そんな春姫と俺は、毎週水曜日にセックスごっこをする約束をしている。    ゆるいイチャラブ、そしてエッチなラブストーリー。

若妻の穴を堪能する夫の話

かめのこたろう
現代文学
内容は題名の通りです。

勝負に勝ったので委員長におっぱいを見せてもらった

矢木羽研
青春
優等生の委員長と「勝ったほうが言うことを聞く」という賭けをしたので、「おっぱい見せて」と頼んでみたら……青春寸止めストーリー。

鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

フロイライン
青春
名門復活を目指し厳しい練習を続ける鐘ヶ岡学園の女子バレー部 キャプテンを務める新田まどかは、身体能力を飛躍的に伸ばすため、ある行動に出るが…

13歳女子は男友達のためヌードモデルになる

矢木羽研
青春
写真が趣味の男の子への「プレゼント」として、自らを被写体にする女の子の決意。「脱ぐ」までの過程の描写に力を入れました。裸体描写を含むのでR15にしましたが、性的な接触はありません。

♡蜜壺に指を滑り込ませて蜜をクチュクチュ♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショート♡年末まで毎日5本投稿中!!

処理中です...