166 / 577
第六楽章 北浜高校の夏合宿
見せつけろ
しおりを挟む
「おう。」
「おっ!調子はどう?肩どうかした?」
「いや、別に。」
ベンチに座っていた小林は演奏をやめ
フルートを膝の上に置いた。
雨宮はそのまま肩を撫でるのをやめた。
「ほい。」
雨宮はそのまま水色の袋を小林に渡す。
「何これ?」
「開けてみろ。」
「あ、おにぎり。3つも!!」
「若菜がくれた。とりあえず食べろ。」
すると小林の腹の音が鳴る。
「ふっははは!とりあえず食べよ。」
小林はお腹が減ってたのかおにぎりを食べる。すると一個すぐ食べるとペットボトルの水を飲む。
「ふー。」
「もういらないのか?」
「あーうん。食べるよ。だけどね、、。」
「オーディション、、緊張してんのか。」
「うん。なんかこう気持ちがふわふわしててなんか上の空って感じで。」
「そうか、、、。」
しばらく沈黙が続く。
小林はそのまま空を見上げている。
こんな表情を見たのは雨宮は初めてだ。
「、、、。あのさ、、
雨宮くんは僕がソロを勝ち取っても味方でいてくれるよね。
年上の野末先輩が吹くべきだって思う?」
小林は雨宮をじっと見つめる。
だけど手が震えていた。
「そんなことない!!!
俺は実力がある奴が吹くべきだと思う!でも野末先輩も上手い。俺は上手な方に賛同するよ。
部内でも不満が出るかもしれない。
だけど、、俺は小林の味方だ!!
な、なんというか、、その、、うまく言えないけど、。」
雨宮は不思議と声のボリュームが自然的に上がってしまった。
「ふ!あはは。ありがとう。元気出た。」
「お、おう。」
「よし!」
すると小林は二つ目のおにぎりを息良いよく食べペットボトルの水で流し込んだ。
そして大きく背伸びした。
「譲る気はない!ソロは僕が吹く!
見せつけるよ僕の全て。」
「おう、見せつけてこい。」
小林のフルートには熱いものが写っていた。
「おっ!調子はどう?肩どうかした?」
「いや、別に。」
ベンチに座っていた小林は演奏をやめ
フルートを膝の上に置いた。
雨宮はそのまま肩を撫でるのをやめた。
「ほい。」
雨宮はそのまま水色の袋を小林に渡す。
「何これ?」
「開けてみろ。」
「あ、おにぎり。3つも!!」
「若菜がくれた。とりあえず食べろ。」
すると小林の腹の音が鳴る。
「ふっははは!とりあえず食べよ。」
小林はお腹が減ってたのかおにぎりを食べる。すると一個すぐ食べるとペットボトルの水を飲む。
「ふー。」
「もういらないのか?」
「あーうん。食べるよ。だけどね、、。」
「オーディション、、緊張してんのか。」
「うん。なんかこう気持ちがふわふわしててなんか上の空って感じで。」
「そうか、、、。」
しばらく沈黙が続く。
小林はそのまま空を見上げている。
こんな表情を見たのは雨宮は初めてだ。
「、、、。あのさ、、
雨宮くんは僕がソロを勝ち取っても味方でいてくれるよね。
年上の野末先輩が吹くべきだって思う?」
小林は雨宮をじっと見つめる。
だけど手が震えていた。
「そんなことない!!!
俺は実力がある奴が吹くべきだと思う!でも野末先輩も上手い。俺は上手な方に賛同するよ。
部内でも不満が出るかもしれない。
だけど、、俺は小林の味方だ!!
な、なんというか、、その、、うまく言えないけど、。」
雨宮は不思議と声のボリュームが自然的に上がってしまった。
「ふ!あはは。ありがとう。元気出た。」
「お、おう。」
「よし!」
すると小林は二つ目のおにぎりを息良いよく食べペットボトルの水で流し込んだ。
そして大きく背伸びした。
「譲る気はない!ソロは僕が吹く!
見せつけるよ僕の全て。」
「おう、見せつけてこい。」
小林のフルートには熱いものが写っていた。
0
お気に入りに追加
16
あなたにおすすめの小説
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
13歳女子は男友達のためヌードモデルになる
矢木羽研
青春
写真が趣味の男の子への「プレゼント」として、自らを被写体にする女の子の決意。「脱ぐ」までの過程の描写に力を入れました。裸体描写を含むのでR15にしましたが、性的な接触はありません。
幼なじみとセックスごっこを始めて、10年がたった。
スタジオ.T
青春
幼なじみの鞠川春姫(まりかわはるひめ)は、学校内でも屈指の美少女だ。
そんな春姫と俺は、毎週水曜日にセックスごっこをする約束をしている。
ゆるいイチャラブ、そしてエッチなラブストーリー。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
姉らぶるっ!!
藍染惣右介兵衛
青春
俺には二人の容姿端麗な姉がいる。
自慢そうに聞こえただろうか?
それは少しばかり誤解だ。
この二人の姉、どちらも重大な欠陥があるのだ……
次女の青山花穂は高校二年で生徒会長。
外見上はすべて完璧に見える花穂姉ちゃん……
「花穂姉ちゃん! 下着でウロウロするのやめろよなっ!」
「んじゃ、裸ならいいってことねっ!」
▼物語概要
【恋愛感情欠落、解離性健忘というトラウマを抱えながら、姉やヒロインに囲まれて成長していく話です】
47万字以上の大長編になります。(2020年11月現在)
【※不健全ラブコメの注意事項】
この作品は通常のラブコメより下品下劣この上なく、ドン引き、ドシモ、変態、マニアック、陰謀と陰毛渦巻くご都合主義のオンパレードです。
それをウリにして、ギャグなどをミックスした作品です。一話(1部分)1800~3000字と短く、四コマ漫画感覚で手軽に読めます。
全編47万字前後となります。読みごたえも初期より増し、ガッツリ読みたい方にもお勧めです。
また、執筆・原作・草案者が男性と女性両方なので、主人公が男にもかかわらず、男性目線からややずれている部分があります。
【元々、小説家になろうで連載していたものを大幅改訂して連載します】
【なろう版から一部、ストーリー展開と主要キャラの名前が変更になりました】
【2017年4月、本幕が完結しました】
序幕・本幕であらかたの謎が解け、メインヒロインが確定します。
【2018年1月、真幕を開始しました】
ここから読み始めると盛大なネタバレになります(汗)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる