159 / 578
第六楽章 北浜高校の夏合宿
4日目の朝
しおりを挟む
「ん、」
眠たいけど目が覚めてしまった。
スマホの時間を見ると6時30分を差していた。
朝ご飯の時間が7時半だがまだ1時間あるだけどこのまま寝てしまうと絶対寝過ごす。
金子と大海とはまだ寝ている。
あいからわず大海はすごい寝相だけど。
そのまま起きて部屋を出る。
雨宮は洗面所に向かった。
朝の風が心地よい。
夏の朝はそこまで暑さを感じない。
「おっ雨宮。」
「愛斗か、それと小林も。早めに起きてたのか。」
「うん、おはよう。」
小林は雨宮に返事する。
「まぁな、もう4日目だからな。
合宿も半分だからな、、やっと終わる、、、」
愛斗は2日目、3日目より顔色が明るいような気がした。気のせいかもしれないが。
「ははは。愛斗はよく頑張ってるよ。」
雨宮は顔を洗う。
冷たい水が顔にかかって気持ちいい。
「そういえば、今日ソロオーディションやるんだよな。大丈夫か小林。」
「うん、野末先輩にも横山先輩にも誰が選ばれても文句はなしって言われたから。
全力で取りに行く。」
「わかった。」
「じゃあ俺は先に行くからな。また後であいつ起こしに行ってくる。」
すると愛斗は洗面所でやることを終えたのか部屋に戻っていった。
「ねぇ、雨宮くん。」
「ん?」
「ソロに選ばれても雨宮くんは味方だよね。」
小林は表情が暗い。
あまり弱音を吐かない小林がこんな表情を見せるのは初めてだ。
「あぁ、、小林がソロに選ばれても周りからなんと言われようが俺は味方だ。
ソロは上手い人が吹くべきだ。」
「、、、うん。そぅだよね。わかった。」
「それにここで先輩に負けたら承知しないからな。小林を倒すのは俺だ。」
雨宮は小林に向かって指を指す。
「ふん!やれるもんならやってみな。
じゃあ部屋までダッシュ。」
小林は先に走り出した。
「おい、ちょっと待て。」
雨宮は小林を追いかけた。
眠たいけど目が覚めてしまった。
スマホの時間を見ると6時30分を差していた。
朝ご飯の時間が7時半だがまだ1時間あるだけどこのまま寝てしまうと絶対寝過ごす。
金子と大海とはまだ寝ている。
あいからわず大海はすごい寝相だけど。
そのまま起きて部屋を出る。
雨宮は洗面所に向かった。
朝の風が心地よい。
夏の朝はそこまで暑さを感じない。
「おっ雨宮。」
「愛斗か、それと小林も。早めに起きてたのか。」
「うん、おはよう。」
小林は雨宮に返事する。
「まぁな、もう4日目だからな。
合宿も半分だからな、、やっと終わる、、、」
愛斗は2日目、3日目より顔色が明るいような気がした。気のせいかもしれないが。
「ははは。愛斗はよく頑張ってるよ。」
雨宮は顔を洗う。
冷たい水が顔にかかって気持ちいい。
「そういえば、今日ソロオーディションやるんだよな。大丈夫か小林。」
「うん、野末先輩にも横山先輩にも誰が選ばれても文句はなしって言われたから。
全力で取りに行く。」
「わかった。」
「じゃあ俺は先に行くからな。また後であいつ起こしに行ってくる。」
すると愛斗は洗面所でやることを終えたのか部屋に戻っていった。
「ねぇ、雨宮くん。」
「ん?」
「ソロに選ばれても雨宮くんは味方だよね。」
小林は表情が暗い。
あまり弱音を吐かない小林がこんな表情を見せるのは初めてだ。
「あぁ、、小林がソロに選ばれても周りからなんと言われようが俺は味方だ。
ソロは上手い人が吹くべきだ。」
「、、、うん。そぅだよね。わかった。」
「それにここで先輩に負けたら承知しないからな。小林を倒すのは俺だ。」
雨宮は小林に向かって指を指す。
「ふん!やれるもんならやってみな。
じゃあ部屋までダッシュ。」
小林は先に走り出した。
「おい、ちょっと待て。」
雨宮は小林を追いかけた。
0
お気に入りに追加
16
あなたにおすすめの小説
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
幼なじみとセックスごっこを始めて、10年がたった。
スタジオ.T
青春
幼なじみの鞠川春姫(まりかわはるひめ)は、学校内でも屈指の美少女だ。
そんな春姫と俺は、毎週水曜日にセックスごっこをする約束をしている。
ゆるいイチャラブ、そしてエッチなラブストーリー。
13歳女子は男友達のためヌードモデルになる
矢木羽研
青春
写真が趣味の男の子への「プレゼント」として、自らを被写体にする女の子の決意。「脱ぐ」までの過程の描写に力を入れました。裸体描写を含むのでR15にしましたが、性的な接触はありません。
夏の決意
S.H.L
青春
主人公の遥(はるか)は高校3年生の女子バスケットボール部のキャプテン。部員たちとともに全国大会出場を目指して練習に励んでいたが、ある日、突然のアクシデントによりチームは崩壊の危機に瀕する。そんな中、遥は自らの決意を示すため、坊主頭になることを決意する。この決意はチームを再び一つにまとめるきっかけとなり、仲間たちとの絆を深め、成長していく青春ストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる