159 / 622
第六楽章 北浜高校の夏合宿
4日目の朝
しおりを挟む
「ん、」
眠たいけど目が覚めてしまった。
スマホの時間を見ると6時30分を差していた。
朝ご飯の時間が7時半だがまだ1時間あるだけどこのまま寝てしまうと絶対寝過ごす。
金子と大海とはまだ寝ている。
あいからわず大海はすごい寝相だけど。
そのまま起きて部屋を出る。
雨宮は洗面所に向かった。
朝の風が心地よい。
夏の朝はそこまで暑さを感じない。
「おっ雨宮。」
「愛斗か、それと小林も。早めに起きてたのか。」
「うん、おはよう。」
小林は雨宮に返事する。
「まぁな、もう4日目だからな。
合宿も半分だからな、、やっと終わる、、、」
愛斗は2日目、3日目より顔色が明るいような気がした。気のせいかもしれないが。
「ははは。愛斗はよく頑張ってるよ。」
雨宮は顔を洗う。
冷たい水が顔にかかって気持ちいい。
「そういえば、今日ソロオーディションやるんだよな。大丈夫か小林。」
「うん、野末先輩にも横山先輩にも誰が選ばれても文句はなしって言われたから。
全力で取りに行く。」
「わかった。」
「じゃあ俺は先に行くからな。また後であいつ起こしに行ってくる。」
すると愛斗は洗面所でやることを終えたのか部屋に戻っていった。
「ねぇ、雨宮くん。」
「ん?」
「ソロに選ばれても雨宮くんは味方だよね。」
小林は表情が暗い。
あまり弱音を吐かない小林がこんな表情を見せるのは初めてだ。
「あぁ、、小林がソロに選ばれても周りからなんと言われようが俺は味方だ。
ソロは上手い人が吹くべきだ。」
「、、、うん。そぅだよね。わかった。」
「それにここで先輩に負けたら承知しないからな。小林を倒すのは俺だ。」
雨宮は小林に向かって指を指す。
「ふん!やれるもんならやってみな。
じゃあ部屋までダッシュ。」
小林は先に走り出した。
「おい、ちょっと待て。」
雨宮は小林を追いかけた。
眠たいけど目が覚めてしまった。
スマホの時間を見ると6時30分を差していた。
朝ご飯の時間が7時半だがまだ1時間あるだけどこのまま寝てしまうと絶対寝過ごす。
金子と大海とはまだ寝ている。
あいからわず大海はすごい寝相だけど。
そのまま起きて部屋を出る。
雨宮は洗面所に向かった。
朝の風が心地よい。
夏の朝はそこまで暑さを感じない。
「おっ雨宮。」
「愛斗か、それと小林も。早めに起きてたのか。」
「うん、おはよう。」
小林は雨宮に返事する。
「まぁな、もう4日目だからな。
合宿も半分だからな、、やっと終わる、、、」
愛斗は2日目、3日目より顔色が明るいような気がした。気のせいかもしれないが。
「ははは。愛斗はよく頑張ってるよ。」
雨宮は顔を洗う。
冷たい水が顔にかかって気持ちいい。
「そういえば、今日ソロオーディションやるんだよな。大丈夫か小林。」
「うん、野末先輩にも横山先輩にも誰が選ばれても文句はなしって言われたから。
全力で取りに行く。」
「わかった。」
「じゃあ俺は先に行くからな。また後であいつ起こしに行ってくる。」
すると愛斗は洗面所でやることを終えたのか部屋に戻っていった。
「ねぇ、雨宮くん。」
「ん?」
「ソロに選ばれても雨宮くんは味方だよね。」
小林は表情が暗い。
あまり弱音を吐かない小林がこんな表情を見せるのは初めてだ。
「あぁ、、小林がソロに選ばれても周りからなんと言われようが俺は味方だ。
ソロは上手い人が吹くべきだ。」
「、、、うん。そぅだよね。わかった。」
「それにここで先輩に負けたら承知しないからな。小林を倒すのは俺だ。」
雨宮は小林に向かって指を指す。
「ふん!やれるもんならやってみな。
じゃあ部屋までダッシュ。」
小林は先に走り出した。
「おい、ちょっと待て。」
雨宮は小林を追いかけた。
0
お気に入りに追加
15
あなたにおすすめの小説

切り札の男
古野ジョン
青春
野球への未練から、毎日のようにバッティングセンターに通う高校一年生の久保雄大。
ある日、野球部のマネージャーだという滝川まなに野球部に入るよう頼まれる。
理由を聞くと、「三年の兄をプロ野球選手にするため、少しでも大会で勝ち上がりたい」のだという。
そんな簡単にプロ野球に入れるわけがない。そう思った久保は、つい彼女と口論してしまう。
その結果、「兄の球を打ってみろ」とけしかけられてしまった。
彼はその挑発に乗ってしまうが……
小説家になろう・カクヨム・ハーメルンにも掲載しています。

隣人の女性がDVされてたから助けてみたら、なぜかその人(年下の女子大生)と同棲することになった(なんで?)
チドリ正明@不労所得発売中!!
青春
マンションの隣の部屋から女性の悲鳴と男性の怒鳴り声が聞こえた。
主人公 時田宗利(ときたむねとし)の判断は早かった。迷わず訪問し時間を稼ぎ、確証が取れた段階で警察に通報。DV男を現行犯でとっちめることに成功した。
ちっぽけな勇気と小心者が持つ単なる親切心でやった宗利は日常に戻る。
しかし、しばらくして宗時は見覚えのある女性が部屋の前にしゃがみ込んでいる姿を発見した。
その女性はDVを受けていたあの時の隣人だった。
「頼れる人がいないんです……私と一緒に暮らしてくれませんか?」
これはDVから女性を守ったことで始まる新たな恋物語。

ヤマネ姫の幸福論
ふくろう
青春
秋の長野行き中央本線、特急あずさの座席に座る一組の男女。
一見、恋人同士に見えるが、これが最初で最後の二人の旅行になるかもしれない。
彼らは霧ヶ峰高原に、「森の妖精」と呼ばれる小動物の棲み家を訪ね、夢のように楽しい二日間を過ごす。
しかし、運命の時は、刻一刻と迫っていた。
主人公達の恋の行方、霧ヶ峰の生き物のお話に添えて、世界中で愛されてきた好編「幸福論」を交え、お読みいただける方に、少しでも清々しく、優しい気持ちになっていただけますよう、精一杯、書いてます!
どうぞ、よろしくお願いいたします!
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
実はこれ実話なんですよ
tomoharu
恋愛
え?こんな話絶対ありえない!作り話でしょと思うような話からあるある話まで幅広い範囲で物語を考えました!ぜひ読んでみてください!1年後には大ヒット間違いなし!!
作品情報【マーライオン】【愛学両道】【やりすぎ智伝説&夢物語】【トモレオ突破椿】など
・【やりすぎ智久伝説&夢物語】とは、その話はさすがに言いすぎでしょと言われているほぼ実話ストーリーです。
小さい頃から今まで主人公である【智久】はどのような体験をしたのかがわかります。ぜひよんでくださいね!
・【トモレオ突破椿】は、公務員試験合格なおかつ様々な問題を解決させる話です。
頭の悪かった人でも公務員になれることを証明させる話でもあるので、ぜひ読んでみてください!
特別記念として実話を元に作った【呪われし◯◯シリーズ】も公開します!


三姉妹の姉達は、弟の俺に甘すぎる!
佐々木雄太
青春
四月——
新たに高校生になった有村敦也。
二つ隣町の高校に通う事になったのだが、
そこでは、予想外の出来事が起こった。
本来、いるはずのない同じ歳の三人の姉が、同じ教室にいた。
長女・唯【ゆい】
次女・里菜【りな】
三女・咲弥【さや】
この三人の姉に甘やかされる敦也にとって、
高校デビューするはずだった、初日。
敦也の高校三年間は、地獄の運命へと導かれるのであった。
カクヨム・小説家になろうでも好評連載中!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる