150 / 590
第六楽章 北浜高校の夏合宿
私は、
しおりを挟む
「私はスポーツドリンクにしようかな。
横山さんは?」
「私もスポーツドリンクで。野末先輩と小林もおんなじやつで。」
「うん。じゃあそれにしようか。」
桃葉先生は自動販売機のボタンを押す。
「ありがとうございます。」
「いいのいいの!これくらい私に奢らせて」
桃葉先生はペットボトル4つ、
両手に抱えて持つ。
「持ちます。」
桃葉先生が持っていたペットボトルを2つ、
横山は持つ。
奢ってもらって桃葉先生に持たせてしまうのは気がひける。
「じゃあ行こうか。」
「はい。」
「でも、もう3日目なんだね。合宿も半分かぁ。いいな吹奏楽部!私ももう一回高校生になりたいな。」
「あはは。高校生はそんなにいいもんじゃあないですよ。」
「そう?でも楽しかったな。」
「桃葉先生は高校はどこの出身だったんですか?」
「ん?私は海星女子学園だったんだ。」
「名門校出身だったんですね。」
「いや、その時はあまり全国はそんなにいってなかったんだけどね。高3のとき全国で金賞とってから今に至るんだけどね。」
「そうなんですね。」
「近年強くなってる高校だからね。
でも私、東京出身でこっち来たとき心細くって。」
「転校してきたんですね。」
「でも、その時友達もいなかった私を吹奏楽部が受け入れてくれて。
だから高校生活、めちゃくちゃ楽しかったなぁー。」
桃葉先生は楽しそうに話す。
「だから、その3年間は人生の中でほんの一瞬かもしれないけどやりたいことやったほうがいいと思うな。」
「、、はい。」
「だから横山さんもなんでも挑戦するといいよ。」
「そうですかね?」
「そうだよ!3年間なんてあっという間だからね。」
2人は廊下を歩き小林と野末が待つ教室に向かう。
私は、、、
全力でやれてるだろうか?
横山さんは?」
「私もスポーツドリンクで。野末先輩と小林もおんなじやつで。」
「うん。じゃあそれにしようか。」
桃葉先生は自動販売機のボタンを押す。
「ありがとうございます。」
「いいのいいの!これくらい私に奢らせて」
桃葉先生はペットボトル4つ、
両手に抱えて持つ。
「持ちます。」
桃葉先生が持っていたペットボトルを2つ、
横山は持つ。
奢ってもらって桃葉先生に持たせてしまうのは気がひける。
「じゃあ行こうか。」
「はい。」
「でも、もう3日目なんだね。合宿も半分かぁ。いいな吹奏楽部!私ももう一回高校生になりたいな。」
「あはは。高校生はそんなにいいもんじゃあないですよ。」
「そう?でも楽しかったな。」
「桃葉先生は高校はどこの出身だったんですか?」
「ん?私は海星女子学園だったんだ。」
「名門校出身だったんですね。」
「いや、その時はあまり全国はそんなにいってなかったんだけどね。高3のとき全国で金賞とってから今に至るんだけどね。」
「そうなんですね。」
「近年強くなってる高校だからね。
でも私、東京出身でこっち来たとき心細くって。」
「転校してきたんですね。」
「でも、その時友達もいなかった私を吹奏楽部が受け入れてくれて。
だから高校生活、めちゃくちゃ楽しかったなぁー。」
桃葉先生は楽しそうに話す。
「だから、その3年間は人生の中でほんの一瞬かもしれないけどやりたいことやったほうがいいと思うな。」
「、、はい。」
「だから横山さんもなんでも挑戦するといいよ。」
「そうですかね?」
「そうだよ!3年間なんてあっという間だからね。」
2人は廊下を歩き小林と野末が待つ教室に向かう。
私は、、、
全力でやれてるだろうか?
0
お気に入りに追加
16
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
脅され彼女~可愛い女子の弱みを握ったので脅して彼女にしてみたが、健気すぎて幸せにしたいと思った~
みずがめ
青春
陰キャ男子が後輩の女子の弱みを握ってしまった。彼女いない歴=年齢の彼は後輩少女に彼女になってくれとお願いする。脅迫から生まれた恋人関係ではあったが、彼女はとても健気な女の子だった。
ゲス男子×健気女子のコンプレックスにまみれた、もしかしたら純愛になるかもしれないお話。
※この作品は別サイトにも掲載しています。
※表紙イラストは、あっきコタロウさんに描いていただきました。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
僕が美少女になったせいで幼馴染が百合に目覚めた
楠富 つかさ
恋愛
ある朝、目覚めたら女の子になっていた主人公と主人公に恋をしていたが、女の子になって主人公を見て百合に目覚めたヒロインのドタバタした日常。
この作品はハーメルン様でも掲載しています。
先輩に振られた。でも、いとこと幼馴染が結婚したいという想いを伝えてくる。俺を振った先輩は、間に合わない。恋、デレデレ、甘々でラブラブな青春。
のんびりとゆっくり
青春
俺、海春夢海(うみはるゆめうみ)。俺は高校一年生の時、先輩に振られた。高校二年生の始業式の日、俺は、いとこの春島紗緒里(はるしまさおり)ちゃんと再会を果たす。彼女は、幼い頃もかわいかったが、より一層かわいくなっていた。彼女は、俺に恋している。そして、婚約して結婚したい、と言ってきている。戸惑いながらも、彼女の熱い想いに、次第に彼女に傾いていく俺の心。そして、かわいい子で幼馴染の夏森寿々子(なつもりすずこ)ちゃんも、俺と婚約して結婚してほしい、という気持ちを伝えてきた。先輩は、その後、付き合ってほしいと言ってきたが、間に合わない。俺のデレデレ、甘々でラブラブな青春が、今始まろうとしている。この作品は、「小説家になろう」様「カクヨム」様にも投稿しています。「小説家になろう」様「カクヨム」様への投稿は、「先輩に振られた俺。でも、その後、いとこと幼馴染が婚約して結婚したい、という想いを一生懸命伝えてくる。俺を振った先輩が付き合ってほしいと言ってきても、間に合わない。恋、デレデレ、甘々でラブラブな青春。」という題名でしています。
切り札の男
古野ジョン
青春
野球への未練から、毎日のようにバッティングセンターに通う高校一年生の久保雄大。
ある日、野球部のマネージャーだという滝川まなに野球部に入るよう頼まれる。
理由を聞くと、「三年の兄をプロ野球選手にするため、少しでも大会で勝ち上がりたい」のだという。
そんな簡単にプロ野球に入れるわけがない。そう思った久保は、つい彼女と口論してしまう。
その結果、「兄の球を打ってみろ」とけしかけられてしまった。
彼はその挑発に乗ってしまうが……
小説家になろう・カクヨム・ハーメルンにも掲載しています。
優秀賞受賞作【スプリンターズ】少女達の駆ける理由
棚丘えりん
青春
(2022/8/31)アルファポリス・第13回ドリーム小説大賞で優秀賞受賞、読者投票2位。
(2022/7/28)エブリスタ新作セレクション(編集部からオススメ作品をご紹介!)に掲載。
女子短距離界に突如として現れた、孤独な天才スプリンター瑠那。
彼女への大敗を切っ掛けに陸上競技を捨てた陽子。
高校入学により偶然再会した二人を中心に、物語は動き出す。
「一人で走るのは寂しいな」
「本気で走るから。本気で追いかけるからさ。勝負しよう」
孤独な中学時代を過ごし、仲間とリレーを知らない瑠那のため。
そして儚くも美しい瑠那の走りを間近で感じるため。
陽子は挫折を乗り越え、再び心を燃やして走り出す。
待ち受けるのは個性豊かなスプリンターズ(短距離選手達)。
彼女達にもまた『駆ける理由』がある。
想いと想いをスピードの世界でぶつけ合う、女子高生達のリレーを中心とした陸上競技の物語。
陸上部って結構メジャーな部活だし(プロスポーツとしてはマイナーだけど)昔やってたよ~って人も多そうですよね。
それなのに何故! どうして!
陸上部、特に短距離を舞台にした小説はこんなにも少ないんでしょうか!
というか少ないどころじゃなく有名作は『一瞬の風になれ』しかないような状況。
嘘だろ~全国の陸上ファンは何を読めばいいんだ。うわーん。
ということで、書き始めました。
陸上競技って、なかなか結構、面白いんですよ。ということが伝われば嬉しいですね。
表紙は荒野羊仔先生(https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/520209117)が描いてくれました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる