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第五楽章 北浜高校のリベンジの夏

いざ勉強会だ。

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今日の部活の練習は終わった。
だが5人は正座をさせられて部長が話をしていた。

「まず授業を受ける。」 中畑先輩は5人に呼びかける。

「うぅ!」
5人は正解を言い当てられたみたいで
うつむく。

「二年生は授業中も寝てるんだろ。」

「うぅ、。」

「まずそこからなのか。」
と副部長の原田は苦笑いしながら言う。

「そもそも、勉強しなくたって吹奏楽部やってれば大丈夫ですよ。俺はノー勉で行きます!」

とニコッと歯に噛んだような笑顔で
大海は笑う。

「んなわけないだろぉーーー」と中畑先輩は激怒した。どうやら逆鱗に触れてしまったようだ。

「とにかく、この5人なしで北浜高校の実力が最大限出るか。いや無理だ。全員で乗り切るしかない。学年ごとに勉強を見ること。三年生はサポートすること。」

「はーい。」三年生は返事する。

5人を除いた一年生と二年生も返事する。

「うわーーん。洸助けてくれ。」と雨宮に大海は抱きつく。

「ちょ、抱きつくな。俺じゃなくてもっと他に勉強できる人いるだろ。そうだ、勉強会やろう。」

「なんだ、その勉強会って。」

「おっナイス名案だ。雨宮くん。やろうやろう。」

と篠宮先輩が賛同した。

そして部活の後に勉強会をすることになった。

全員で合宿に行くために
ミッションスタートだ。

成功率はまぁ、、、、気にするな。
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