74 / 577
第四楽章 中部日本吹奏楽コンクール
中部日本吹奏楽コンクール
しおりを挟む
バスの中で雨宮は若菜と会話をしようと思ったが若菜は1人で集中していたみたいだったので話しかけるのをやめた。
ソロもあるけど若菜は緊張するタイプなんだろうか?
「つきました。みんなおりてー」
「はい。」部員全員でバスから降りる。
すると近くに北浜から楽器を運搬してくれたトラックが近くにあった。
「運転手さんに挨拶。ありがとうございました。」
「ありがとうございました。」
「頑張ってください。」
とバスの運転手さんはそのままバスに乗り込み運転して行った。
「みんな会場に入るよ。なるべく速やかに。」
いつもの篠宮先輩はマイペースだが今日はみんなを率先している。
「はい。」
各自楽器を持ち会場に入る。
すると中には沢山の学校の生徒がその場にいた。
「またここに戻ってきちまった。」
と雨宮は歩きながらつぶやく。
「だよね。あっ見て、あまっち。あそこにいるの砂山学園だよね?」
と話しかけてきたのは川口優実。
彼女もコンクールという舞台は久しぶりなんだろう。
「そうだな。」
「いかにも強豪校って感じがするよ。」
すると女子生徒が1人駆け寄ってきた。
制服を見た感じ海星学園の制服のはずだ。
「北浜高校さんですか?」
「はいそうです。」と部長の中畑先輩が答える。
「こちらへどうぞ。誘導します。」
「みんなついてきてよ。」
「はい。」
海星学園の女子生徒の誘導に従って
歩いていく。
「あれ?海星女子って出ないんじゃなかったっけ?」
と雨宮はふと思う。なぜ出場しない高校が出ないのか。
「海星女子は県大会は出ないよ。去年、全国大会に行ってるから県大会は免除。東海大会から出るんだよ。でも海星女子は静岡県で名門校だから大会のお手伝いや誘導係は率先してやってるんだよね。」と優実は答える。
「まじか。」
「教えてる顧問の先生もすごい有名な人だからね」
「さすが吹奏楽部マニアの優実ちゃん。
詳しいね。」と話に入ってきたのはパーカッションの絢辻明。
「なるほど。勉強になったぜ。」
「では皆さんここで音出しをよろしくお願いします。時間になりましたらリハーサル室へ誘導します。」
「わかりました。よろしくお願いします。
みんな、準備初めて。」
「はい。」
雨宮は楽器を取り出して準備を始める。
「いよいよか。」
本番が迫ってきている。
ソロもあるけど若菜は緊張するタイプなんだろうか?
「つきました。みんなおりてー」
「はい。」部員全員でバスから降りる。
すると近くに北浜から楽器を運搬してくれたトラックが近くにあった。
「運転手さんに挨拶。ありがとうございました。」
「ありがとうございました。」
「頑張ってください。」
とバスの運転手さんはそのままバスに乗り込み運転して行った。
「みんな会場に入るよ。なるべく速やかに。」
いつもの篠宮先輩はマイペースだが今日はみんなを率先している。
「はい。」
各自楽器を持ち会場に入る。
すると中には沢山の学校の生徒がその場にいた。
「またここに戻ってきちまった。」
と雨宮は歩きながらつぶやく。
「だよね。あっ見て、あまっち。あそこにいるの砂山学園だよね?」
と話しかけてきたのは川口優実。
彼女もコンクールという舞台は久しぶりなんだろう。
「そうだな。」
「いかにも強豪校って感じがするよ。」
すると女子生徒が1人駆け寄ってきた。
制服を見た感じ海星学園の制服のはずだ。
「北浜高校さんですか?」
「はいそうです。」と部長の中畑先輩が答える。
「こちらへどうぞ。誘導します。」
「みんなついてきてよ。」
「はい。」
海星学園の女子生徒の誘導に従って
歩いていく。
「あれ?海星女子って出ないんじゃなかったっけ?」
と雨宮はふと思う。なぜ出場しない高校が出ないのか。
「海星女子は県大会は出ないよ。去年、全国大会に行ってるから県大会は免除。東海大会から出るんだよ。でも海星女子は静岡県で名門校だから大会のお手伝いや誘導係は率先してやってるんだよね。」と優実は答える。
「まじか。」
「教えてる顧問の先生もすごい有名な人だからね」
「さすが吹奏楽部マニアの優実ちゃん。
詳しいね。」と話に入ってきたのはパーカッションの絢辻明。
「なるほど。勉強になったぜ。」
「では皆さんここで音出しをよろしくお願いします。時間になりましたらリハーサル室へ誘導します。」
「わかりました。よろしくお願いします。
みんな、準備初めて。」
「はい。」
雨宮は楽器を取り出して準備を始める。
「いよいよか。」
本番が迫ってきている。
0
お気に入りに追加
16
あなたにおすすめの小説
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
幼なじみとセックスごっこを始めて、10年がたった。
スタジオ.T
青春
幼なじみの鞠川春姫(まりかわはるひめ)は、学校内でも屈指の美少女だ。
そんな春姫と俺は、毎週水曜日にセックスごっこをする約束をしている。
ゆるいイチャラブ、そしてエッチなラブストーリー。
13歳女子は男友達のためヌードモデルになる
矢木羽研
青春
写真が趣味の男の子への「プレゼント」として、自らを被写体にする女の子の決意。「脱ぐ」までの過程の描写に力を入れました。裸体描写を含むのでR15にしましたが、性的な接触はありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる