あの音になりたい! 北浜高校吹奏楽部へようこそ!

コウ

文字の大きさ
上 下
36 / 625
第三楽章 新生北浜高校吹奏楽部

担当楽器はなんだろうか①

しおりを挟む
「メロンパン最高。ありがとね。雨宮!」
と若菜が食堂の自販機の前で感謝を込めて返事する。

「べ、別にいいけどね。」の「ね」を強くして大崎に言い返す。ちゃんとこれからしっかり授業を聞こうと思った雨宮だった。

するとこちらに1人の女子生徒が向かってくる。

「おっす!元気!」とこっちに挨拶をしてきたのは昨日雨宮に話しかけてくれた子だった。

「絢辻さんか。ここで昼飯?」

「うん!そうそう。ここのシュークリーム美味しいんだよ。」

「雨宮。私も食べたい。」

「もう奢らない。」

すぐに若菜は舌打ちする。

「あ!お前今。舌打ちしたろ」

「してない」

すると絢辻さんは2人を見て
「ねぇ2人とも仲良いね。もしかして付き合ってるの?」

「付き合ってない。」2人が口を揃えていう。

「だよね!
全然そんな感じに見えないもん。ねぇねぇ暇だったらみんなでご飯食べようよ。」

「いいけど雨宮はどこか行ってよ。」
若菜が雨宮を省こうとする。
失礼にも程がある。

「おいなんだそれ。」

「まぁまぁ喧嘩しない!2人とも経験者なんでしょ!私ギターとかベースしかやったことないからさ。ちょっと吹奏楽部のこと教えてよ」

「私はいいよ!よろしくね。明ちゃん!」

「まぁそういこうことなら。」と雨宮はつぶやく。

教室で大海にジャンケンで負けてカレーパンを買ってくる予定があったがまぁいいか。

そのあと3人で昼飯を食べ戻ってきたら
大海に怒られたのはそのあとの話。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

秘密のキス

廣瀬純一
青春
キスで体が入れ替わる高校生の男女の話

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

将棋部の眼鏡美少女を抱いた

junk
青春
将棋部の青春恋愛ストーリーです

女豹の恩讐『死闘!兄と妹。禁断のシュートマッチ』

コバひろ
大衆娯楽
前作 “雌蛇の罠『異性異種格闘技戦』男と女、宿命のシュートマッチ” (全20話)の続編。 https://www.alphapolis.co.jp/novel/329235482/129667563/episode/6150211 男子キックボクサーを倒したNOZOMIのその後は? そんな女子格闘家NOZOMIに敗れ命まで落とした父の仇を討つべく、兄と娘の青春、家族愛。 格闘技を通して、ジェンダーフリー、ジェンダーレスとは?を描きたいと思います。

野球部の女の子

S.H.L
青春
中学に入り野球部に入ることを決意した美咲、それと同時に坊主になった。

おてんばプロレスの女神たち ~男子で、女子大生で、女子プロレスラーのジュリーという生き方~

ちひろ
青春
 おてんば女子大学初の“男子の女子大生”ジュリー。憧れの大学生活では想定外のジレンマを抱えながらも、涼子先輩が立ち上げた女子プロレスごっこ団体・おてんばプロレスで開花し、地元のプロレスファン(特にオッさん連中!)をとりこに。青春派プロレスノベル「おてんばプロレスの女神たち」のアナザーストーリー。

昔義妹だった女の子が通い妻になって矯正してくる件

マサタカ
青春
 俺には昔、義妹がいた。仲が良くて、目に入れても痛くないくらいのかわいい女の子だった。 あれから数年経って大学生になった俺は友人・先輩と楽しく過ごし、それなりに充実した日々を送ってる。   そんなある日、偶然元義妹と再会してしまう。 「久しぶりですね、兄さん」 義妹は見た目や性格、何より俺への態度。全てが変わってしまっていた。そして、俺の生活が爛れてるって言って押しかけて来るようになってしまい・・・・・・。  ただでさえ再会したことと変わってしまったこと、そして過去にあったことで接し方に困っているのに成長した元義妹にドギマギさせられてるのに。 「矯正します」 「それがなにか関係あります? 今のあなたと」  冷たい視線は俺の過去を思い出させて、罪悪感を募らせていく。それでも、義妹とまた会えて嬉しくて。    今の俺たちの関係って義兄弟? それとも元家族? 赤の他人? ノベルアッププラスでも公開。

処理中です...