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第二楽章 久しぶり吹奏楽部
北浜高校吹奏楽部の2年生の先輩たち③
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「マジでいろんな先輩いるなぁー。なんかこの部活楽しみになってきたかも。」と大海はつぶやく。
「そうか?まぁ吹奏楽部ってのはこんな感じだと思うけどな。」
「なんか硬いイメージあると思ったけどなんか違ったわ。ちょっと安心した。」
大海はホッと一息ついた。
慣れない環境で疲れてそうに見えたが案外リラックスしてるみたいだ。すると1人の先輩が席を立ち発表する。
「じゃあ俺が。コントラバスの日明拓馬だ。よろしくな一年生。貝原先輩と同じコントラバスなので低音の一年生の子達とよく関わることになるかもしれないけどよろしくな!」
にかっと歯を出して笑う。明るい性格のようだ。
「やっぱりコントラバスもいいなぁ。」
「やりたい楽器は一つしか選べないぞ。」
「希望は何個あってもいいだろ?」
大海は決めかねているようだ。
雨宮はそのとなりの若菜をチラッと見る。
すると目が偶然目が合う。すぐ前を向こうととするがその前に
「何?」とギロッとこちらを睨んできたので何も言い返せなかった。
「黙ってりゃ可愛いのに。」
「は!別にあんたなんかに、、、」
顔が赤くなっていたような気がしたが気のせいか。でも耳が少し赤くなっている。
「えっ俺、声出てたか?」
その瞬間、洸の右手が若菜によって強くつねられた。
とほほ、ついてない。
「なんか騒がしいような。まぁいいか。トランペット担当の睦月葵です!楽器は初心者から始めました。一応先輩だけど楽器歴はまだまだ二年目なんでよろしくお願いします!」
なんていい先輩なんだと洸は思ってしまった。でもほぼ初心者とは思えないくらいの実力はありそうな部だと思うが。
その隣に座ってた先輩が席を立つ。
「トランペットの市ノ瀬凛です。今は有村先輩と睦月の3人でトランペットパートを担当してます。よろしくお願いします。」
ハキハキと大きな声で喋る。真面目そうな先輩だなと雨宮は思った。
「じゃあ俺と陣内であと2人だな。」
「そうだね。前田よろしくね。」
「俺から発表するわ。ユーフォニアムやってます。前田広樹です!よろしくお願いします。音楽はちょこちょこやってたんですが一年生の夏まで軽音楽部に入ってたんですけど退部してこっちに入りました。よろしくお願いします!」
「おおー。」「スゲェー。」
一年生たちが驚く。
この人も楽器は好きなんだと雨宮は思った。
「よしじゃあ最後の1人。」
ユーフォニアムの前田先輩が最後の陣内先輩にバトンを託す。
「オッケー!私は陣内愛子です!三年の水越先輩と早乙女先輩の3人でトロンボーンに所属してます!よろしく!好きな食べ物はプリンかな。あと肉。あとラーメンも、。」
「はいはいストっプストップ。」
中畑先輩がストップをかける。
「こんな感じでいろんな先輩がいるけれども、、じゃあ三年、二年。起立!」
すると三年生の先輩たち。二年生の先輩たちが席を立つ。
「これからよろしくお願いします!!」
雨宮たち一年生は自然と手を叩き拍手した。
たった一年、二年。年上の先輩たちはものすごく大人だった。
「そうか?まぁ吹奏楽部ってのはこんな感じだと思うけどな。」
「なんか硬いイメージあると思ったけどなんか違ったわ。ちょっと安心した。」
大海はホッと一息ついた。
慣れない環境で疲れてそうに見えたが案外リラックスしてるみたいだ。すると1人の先輩が席を立ち発表する。
「じゃあ俺が。コントラバスの日明拓馬だ。よろしくな一年生。貝原先輩と同じコントラバスなので低音の一年生の子達とよく関わることになるかもしれないけどよろしくな!」
にかっと歯を出して笑う。明るい性格のようだ。
「やっぱりコントラバスもいいなぁ。」
「やりたい楽器は一つしか選べないぞ。」
「希望は何個あってもいいだろ?」
大海は決めかねているようだ。
雨宮はそのとなりの若菜をチラッと見る。
すると目が偶然目が合う。すぐ前を向こうととするがその前に
「何?」とギロッとこちらを睨んできたので何も言い返せなかった。
「黙ってりゃ可愛いのに。」
「は!別にあんたなんかに、、、」
顔が赤くなっていたような気がしたが気のせいか。でも耳が少し赤くなっている。
「えっ俺、声出てたか?」
その瞬間、洸の右手が若菜によって強くつねられた。
とほほ、ついてない。
「なんか騒がしいような。まぁいいか。トランペット担当の睦月葵です!楽器は初心者から始めました。一応先輩だけど楽器歴はまだまだ二年目なんでよろしくお願いします!」
なんていい先輩なんだと洸は思ってしまった。でもほぼ初心者とは思えないくらいの実力はありそうな部だと思うが。
その隣に座ってた先輩が席を立つ。
「トランペットの市ノ瀬凛です。今は有村先輩と睦月の3人でトランペットパートを担当してます。よろしくお願いします。」
ハキハキと大きな声で喋る。真面目そうな先輩だなと雨宮は思った。
「じゃあ俺と陣内であと2人だな。」
「そうだね。前田よろしくね。」
「俺から発表するわ。ユーフォニアムやってます。前田広樹です!よろしくお願いします。音楽はちょこちょこやってたんですが一年生の夏まで軽音楽部に入ってたんですけど退部してこっちに入りました。よろしくお願いします!」
「おおー。」「スゲェー。」
一年生たちが驚く。
この人も楽器は好きなんだと雨宮は思った。
「よしじゃあ最後の1人。」
ユーフォニアムの前田先輩が最後の陣内先輩にバトンを託す。
「オッケー!私は陣内愛子です!三年の水越先輩と早乙女先輩の3人でトロンボーンに所属してます!よろしく!好きな食べ物はプリンかな。あと肉。あとラーメンも、。」
「はいはいストっプストップ。」
中畑先輩がストップをかける。
「こんな感じでいろんな先輩がいるけれども、、じゃあ三年、二年。起立!」
すると三年生の先輩たち。二年生の先輩たちが席を立つ。
「これからよろしくお願いします!!」
雨宮たち一年生は自然と手を叩き拍手した。
たった一年、二年。年上の先輩たちはものすごく大人だった。
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