Words of love 〜αとΩ番の誓い〜

浅葱

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蜜月の終わり

蜜月の終わり①⭐︎

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真琴の履いているジーンズをボクサーパンツと一緒に脱がせ、俺もテーパードパンツとボクサーパンツを乱雑に脱ぎ捨てた。
真琴の腕は、服の袖が絡んだまま頭上に上げて押さえ込んでいる。
真琴の胸の膨らみは、元に戻っていてペタンコになっていたが乳首も、屹立しっかり勃ち上がっていた。
後孔に指を滑らせれば、既にヌルリと愛液が滴って、ヒクヒクとして待ち構えていた。

「準備万端って感じ?」

意地悪をして聞けば、トロンとした目のままで更に顔を赤くして

「シたかったから…」

と答え、真琴の屹立がピクッと跳ねた。
ベッドサイドのボードに置いた殺精剤を、いつものように口で封を切り中から錠剤を押し出して取り出し真琴の秘孔にそっと触れて指ごと押し入れれば、中は熱くうねり

「んんっっ…!」

背中を反らせて反応する真琴。両手が自由にならないので、身体を捩り悶える姿は妖艶だった。
発情ヒートが終わっているせいか、指先に感じられるはずのものに触れることがなく残念だったが、そっと錠剤から指を離して指をゆっくりと軽く引き抜いた。
指腹にコリッとした感触が触れる部分に到達すれば、

「ひゃ…!」

嬌声が上がる。
頭上で服に絡んだまま纏め上げられた両手が必死になって服を掴み、顎が上がっている真琴が目に入る。
中のうねりが一層増して締め付ける。
一番弱い部分に触れられて、軽くイったのだろう…小刻みに脚と屹立が震えている。

「軽くイっちゃった?」

と聞けば、

「い、意地悪っ…」

と返して来た。
真琴の屹立からは既にトロリと先走りの汁が流れ出して来ていた。
頭上で一纏めにして抑え込んでいた手の力を緩め、真琴の手から袖を抜いてやれば、真琴が力一杯ギュッとしがみ付いてきた。
秘孔に押し入れていた指を引き抜き、そっと真琴に背中に手を添えてだき起こした。
ウットリと見つめてくる真琴を追い詰めるように跨がろうとすれば、ズルズルとベッドの頭元の方に逃げようと真琴が動く。
ベッドボードが背中にあたり逃げ場を失った真琴…。

「もう、逃げられないね…」

ベッドボードの向こうにある壁に両手を付き、その間には真琴の顔が挟まれている。
いわゆる壁ドン…状態だ。

ゆっくりと真琴の唇を奪う。
枕をギュッと掴んで、俺の舌に自分の舌を絡ませてくる。
壁についていた手を外し、真琴の背中から腰に手を滑らせグッと足元の方に引き摺り下ろした。
枕を掴んでいた手は動きについていけなかったのか、そのまま枕に取り残されていた。
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