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ゴ〇ラ
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「隔壁発見」
ウサ耳の兵士が報告を挙げてきた。また110mm個人携帯対戦車弾を交換すると扉に向けて発射した。扉が破壊されると突入を開始して中に入り、内部に全員が息を呑んだ。そこは最初の攻撃の爆心地に出てきてしまったようだ。上には巨大な穴が空いており、下には掘ったような跡と階段や道などの痕跡がある
「これは…なんということだ。我が帝国の地下にこの様な穴があるとは…」
デビットらは驚愕していた。いつも暮らしていた愛する帝国に空洞があることに
「とりあえず、今は本拠地を見つけましょう」
「そ、そうだな…」
階段を下っていくと、そこには巨大なゴ◯ラのような怪物が立っていた。ゴツゴツとして、色は赤黒い。湯気が上から出ており、熱が体から発していることがわかる
「なんなのだ…これは…」
「わかりませんが…敵が利用している生物兵器だと思います」
さて…これはどうやって倒すか…。ラムは絶対に効かない。貫通力に優れているRPGですら無理そうだ。…打つ手なしか?
「コレはどう倒せばいい?」
暁は何も思い浮かばないので部下に質問を投げた
「もしゴ◯ラ並だとすると、携帯火器では歯が立ちませんね…。あの映画は血液凝固剤を使用していましたが、核をエサとして捕食いない可能性があるので無理っぽいですね。なら定番ですが、口の中に爆薬を入れて起爆ですかね…。ですがそれでも効果があるかどうか…」
やはり思い浮かばないか…
頭をポリポリとかく暁だが、その横でデビットが言ってくる
「先程から聞いていたが、その核?というのを陛下が似たようなのを作っていたな。話だと『計算上だと広島の原爆の625倍だな』と言っていました。こんぐらいの円錐型の…」
デビットは手で大きさを表してくれた。20cm×10×10ぐらいの形をしていた。隊員は驚きを隠せない様子で暁も同様だった
「暁隊長、これを使えばもしかしたら…」
「その可能性は高いが、汚染と地下の陥没は免れない。残念だが却下だな」
頭をフル回転させている全員だったが、ウサ耳兵士が足音をキャッチした
「ッ!前方の扉から足音が…10人以上聞こえます」
「兵士、盾を前へ!」
兵士は盾を前に展開して隙間から銃口を出した。扉が空いた瞬間、透明な壁が現れて複数の敵が出てきた
ウサ耳の兵士が報告を挙げてきた。また110mm個人携帯対戦車弾を交換すると扉に向けて発射した。扉が破壊されると突入を開始して中に入り、内部に全員が息を呑んだ。そこは最初の攻撃の爆心地に出てきてしまったようだ。上には巨大な穴が空いており、下には掘ったような跡と階段や道などの痕跡がある
「これは…なんということだ。我が帝国の地下にこの様な穴があるとは…」
デビットらは驚愕していた。いつも暮らしていた愛する帝国に空洞があることに
「とりあえず、今は本拠地を見つけましょう」
「そ、そうだな…」
階段を下っていくと、そこには巨大なゴ◯ラのような怪物が立っていた。ゴツゴツとして、色は赤黒い。湯気が上から出ており、熱が体から発していることがわかる
「なんなのだ…これは…」
「わかりませんが…敵が利用している生物兵器だと思います」
さて…これはどうやって倒すか…。ラムは絶対に効かない。貫通力に優れているRPGですら無理そうだ。…打つ手なしか?
「コレはどう倒せばいい?」
暁は何も思い浮かばないので部下に質問を投げた
「もしゴ◯ラ並だとすると、携帯火器では歯が立ちませんね…。あの映画は血液凝固剤を使用していましたが、核をエサとして捕食いない可能性があるので無理っぽいですね。なら定番ですが、口の中に爆薬を入れて起爆ですかね…。ですがそれでも効果があるかどうか…」
やはり思い浮かばないか…
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「その可能性は高いが、汚染と地下の陥没は免れない。残念だが却下だな」
頭をフル回転させている全員だったが、ウサ耳兵士が足音をキャッチした
「ッ!前方の扉から足音が…10人以上聞こえます」
「兵士、盾を前へ!」
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