69 / 168
70 パーティーのお誘い
しおりを挟む
私が気絶した後、魔物は全滅したが住民が多く亡くなった。自衛隊と米軍の被害は軽微で、死者は幸い出ていなかった
「パパ!!!」
「お父さん!!!」
「ルビー、サファイア、来てくれたのか」
すごい勢いで治療室にやってきたルビーとサファイアに、暁が抱きしめられる
「心配させてゴメンな…」
「本当に…うっぐ…心配したんだから…」
「治って…っぐ良かったです…」
その後、暁は一週間ぐらい安静にしていた。そして、クラスト王国にパーティーの招待状が届いた
「パーティーの招待状だな…」
「招待状…ですね」
「君はパーティーに行くとしたら何を着て行くんだい?」
「自分の場合は普通にスーツで行っていました」
「そうじゃなくて、異世界でのパーティーだ」
「それなら第一種礼装でいいと思いますよ」
「そうだな、無理にこっちに合わせなくてもいいよなぁ…」
「あの…そろそろなぜ自分がここに居るのか説明をしてもらってもいいでしょうか?」
「そこに君が居たからさ」
「そんな平然と当然のごとく言わないでくださいよ!」
この男は自衛隊内でも話し相手的な感じの人と聞いてきたので、私の相談役として半ば強引につれてきちゃったのだ!
「そういえば暁総長」
「なぜ総長なのかは問い詰めないでおくが、どうした?」
「この世界には魔王がいると思うんですよ」
「魔王?よくRPGとか出てくるラスボスのことか?」
「そうです。その魔王ってこの惑星に存在しているのでしょうか?」
「存在しているんじゃないかな。定番はそんな感じだしね」
「ならもし、魔王と衝突するような事があったら…どうしますか?」
「能力にもよるけど、負ける可能性はあるね」
「今のうちに偵察を出したほうが良いんじゃないでしょうか?」
「そうだなぁ…不安を最小限にとどめておきたいしね。対策本部を設置してくれ」
「了解しました!」
「さて、私はそろそろ準備するかな」
暁はソファーから立って、暁の寝室に向かった。クローゼットの奥に隠し扉があって、そこの中には武器弾薬、服や装備品、保存食まで置いてあった
流石に武器は取り上げられるよな…それだったらニューナンブM60にしとくか
※ニューナンブM60とは、警察が採用して使われている回転式拳銃だ
これならもし誰かに使われても生き残る確率が高いからな
暁がM60と第1種礼装を着て、献上品の日本刀を持った
「パパ!!!」
「お父さん!!!」
「ルビー、サファイア、来てくれたのか」
すごい勢いで治療室にやってきたルビーとサファイアに、暁が抱きしめられる
「心配させてゴメンな…」
「本当に…うっぐ…心配したんだから…」
「治って…っぐ良かったです…」
その後、暁は一週間ぐらい安静にしていた。そして、クラスト王国にパーティーの招待状が届いた
「パーティーの招待状だな…」
「招待状…ですね」
「君はパーティーに行くとしたら何を着て行くんだい?」
「自分の場合は普通にスーツで行っていました」
「そうじゃなくて、異世界でのパーティーだ」
「それなら第一種礼装でいいと思いますよ」
「そうだな、無理にこっちに合わせなくてもいいよなぁ…」
「あの…そろそろなぜ自分がここに居るのか説明をしてもらってもいいでしょうか?」
「そこに君が居たからさ」
「そんな平然と当然のごとく言わないでくださいよ!」
この男は自衛隊内でも話し相手的な感じの人と聞いてきたので、私の相談役として半ば強引につれてきちゃったのだ!
「そういえば暁総長」
「なぜ総長なのかは問い詰めないでおくが、どうした?」
「この世界には魔王がいると思うんですよ」
「魔王?よくRPGとか出てくるラスボスのことか?」
「そうです。その魔王ってこの惑星に存在しているのでしょうか?」
「存在しているんじゃないかな。定番はそんな感じだしね」
「ならもし、魔王と衝突するような事があったら…どうしますか?」
「能力にもよるけど、負ける可能性はあるね」
「今のうちに偵察を出したほうが良いんじゃないでしょうか?」
「そうだなぁ…不安を最小限にとどめておきたいしね。対策本部を設置してくれ」
「了解しました!」
「さて、私はそろそろ準備するかな」
暁はソファーから立って、暁の寝室に向かった。クローゼットの奥に隠し扉があって、そこの中には武器弾薬、服や装備品、保存食まで置いてあった
流石に武器は取り上げられるよな…それだったらニューナンブM60にしとくか
※ニューナンブM60とは、警察が採用して使われている回転式拳銃だ
これならもし誰かに使われても生き残る確率が高いからな
暁がM60と第1種礼装を着て、献上品の日本刀を持った
151
お気に入りに追加
831
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
異世界災派 ~1514億4000万円を失った自衛隊、海外に災害派遣す~
ス々月帶爲
ファンタジー
元号が令和となり一年。自衛隊に数々の災難が、襲い掛かっていた。
対戦闘機訓練の為、東北沖を飛行していた航空自衛隊のF-35A戦闘機が何の前触れもなく消失。そのF-35Aを捜索していた海上自衛隊護衛艦のありあけも、同じく捜索活動を行っていた、いずも型護衛艦2番艦かがの目の前で消えた。約一週間後、厄災は東北沖だけにとどまらなかった事を知らされた。陸上自衛隊の車両を積載しアメリカ合衆国に向かっていたC-2が津軽海峡上空で消失したのだ。
これまでの損失を計ると、1514億4000万円。過去に類をみない、恐ろしい損害を負った防衛省・自衛隊。
防衛省は、対策本部を設置し陸上自衛隊の東部方面隊、陸上総隊より選抜された部隊で混成団を編成。
損失を取り返すため、何より一緒に消えてしまった自衛官を見つけ出す為、混成団を災害派遣する決定を下したのだった。
派遣を任されたのは、陸上自衛隊のプロフェッショナル集団、陸上総隊の隷下に入る中央即応連隊。彼等は、国際平和協力活動等に尽力する為、先遣部隊等として主力部隊到着迄活動基盤を準備する事等を主任務とし、日々訓練に励んでいる。
其の第一中隊長を任されているのは、暗い過去を持つ新渡戸愛桜。彼女は、この派遣に於て、指揮官としての特殊な苦悩を味い、高みを目指す。
海上自衛隊版、出しました
→https://ncode.syosetu.com/n3744fn/
※作中で、F-35A ライトニングⅡが墜落したことを示唆する表現がございます。ですが、実際に墜落した時より前に書かれた表現ということをご理解いただければ幸いです。捜索が打ち切りとなったことにつきまして、本心から残念に思います。搭乗員の方、戦闘機にご冥福をお祈り申し上げます。
「小説家になろう」に於ても投稿させて頂いております。
→https://ncode.syosetu.com/n3570fj/
「カクヨム」に於ても投稿させて頂いております。
→https://kakuyomu.jp/works/1177354054889229369
日本は異世界で平和に過ごしたいようです。
Koutan
ファンタジー
2020年、日本各地で震度5強の揺れを観測した。
これにより、日本は海外との一切の通信が取れなくなった。
その後、自衛隊機や、民間機の報告により、地球とは全く異なる世界に日本が転移したことが判明する。
そこで日本は資源の枯渇などを回避するために諸外国との交流を図ろうとするが...
この作品では自衛隊が主に活躍します。流血要素を含むため、苦手な方は、ブラウザバックをして他の方々の良い作品を見に行くんだ!
ちなみにご意見ご感想等でご指摘いただければ修正させていただく思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
"小説家になろう"にも掲載中。
"小説家になろう"に掲載している本文をそのまま掲載しております。
Another World〜自衛隊 まだ見ぬ世界へ〜
華厳 秋
ファンタジー
───2025年1月1日
この日、日本国は大きな歴史の転換点を迎えた。
札幌、渋谷、博多の3箇所に突如として『異界への門』──アナザーゲート──が出現した。
渋谷に現れた『門』から、異界の軍勢が押し寄せ、無抵抗の民間人を虐殺。緊急出動した自衛隊が到着した頃には、敵軍の姿はもうなく、スクランブル交差点は無惨に殺された民間人の亡骸と血で赤く染まっていた。
この緊急事態に、日本政府は『門』内部を調査するべく自衛隊を『異界』──アナザーワールド──へと派遣する事となった。
一方地球では、日本の急激な軍備拡大や『異界』内部の資源を巡って、極東での緊張感は日に日に増して行く。
そして、自衛隊は国や国民の安全のため『門』内外問わず奮闘するのであった。
この作品は、小説家になろう様カクヨム様にも投稿しています。
この作品はフィクションです。
実在する国、団体、人物とは関係ありません。ご注意ください。
ヒューマンテイム ~人間を奴隷化するスキルを使って、俺は王妃の体を手に入れる~
三浦裕
ファンタジー
【ヒューマンテイム】
人間を洗脳し、意のままに操るスキル。
非常に希少なスキルで、使い手は史上3人程度しか存在しない。
「ヒューマンテイムの力を使えば、俺はどんな人間だって意のままに操れる。あの美しい王妃に、ベッドで腰を振らせる事だって」
禁断のスキル【ヒューマンテイム】の力に目覚めた少年リュートは、その力を立身出世のために悪用する。
商人を操って富を得たり、
領主を操って権力を手にしたり、
貴族の女を操って、次々子を産ませたり。
リュートの最終目標は『王妃の胎に子種を仕込み、自らの子孫を王にする事』
王家に近づくためには、出世を重ねて国の英雄にまで上り詰める必要がある。
邪悪なスキルで王家乗っ取りを目指すリュートの、ダーク成り上がり譚!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる