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アイラの日課
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目が覚めたら朝の九時。
レイちゃんが寝ぼけながら”ホット”を掛けてから、眠りに落ち直すのを待ってから寝室を抜け出す。”ホット”を二時間ごとに掛け直すのって結構大変だと思うけど、毎晩こまめに掛けてくれるんだよね。お陰様で、毎日寒さ二個焦げることもなく、気持ちよく眠らせてもらってます。
二十分ほど、朝のお風呂を楽しんだ後は畑仕事の時間。
”ライト”の明かりを頼りに、畑に向かうのが最近の朝一番の習慣だ。
畑に行ってみると、最初に作ってもらった場所の奥行きが増えているのに気付く。
昨日の晩にお願いしていたことを、早速やってくれたらしい。折角なので新しく作った苗を植えてしまおうと思ったんだけど、一部、クワが刺さらない。ぴったり横幅分、一メートルほど。
理由は良くわからなけど、耕せる部分だけで作業を終わらせる。
お次は全ての苗に植物魔法の”グロース”を掛けてから、水魔法で魔力水を撒いて終了だ。”グロース”は、植物の成長を促進する魔法みたい。コレと水魔法との相乗効果で、目に見えて大きくなるのが早くなった。
水をあげてる最中に、クラっと目眩がしてドキッとする。
これは、魔力切れの前兆だ。
ヤバい。また倒れたりしたら、大変!
レイちゃんに、またしてもお説教されてしまう。
後は水を撒くだけだから、”データストレージ”に溜めてあった分から放出。
途中で切り上げちゃうと、どこまでお水をあげたかが分からなくなってしまう。何かの時のためにと溜めておいて良かった。
というか、畑を広げているから近々、作業中に魔力が足りなくなると思って溜めておいたんだよね……
ちなみに、一日に何度も魔力水を上げるのはご法度。それをやると、植物に自我が芽生えちゃって、大変なことになるんだって。
この世界では、大昔にソレが原因で滅んだ島があるらしい。
その二の舞になるのは、ご遠慮したいわよね。
普段通りならコレで作業が終了。
今日はソレに加えて、苗を一通り”検索”して確認するのだ。そろそろ、収穫しても良さそうなのがチラホラしてるんだもの。
特に、小松菜とかルッコラなんかの最初に植えたやつ。
今日植えた分も確認してみると、最短で採れるのは小松菜。あと二日ってなってるけど、明日になればあと一日になる。少し小さいかもしれないけど、明日の朝一番で収穫しちゃってもいいんじゃないかしら?
ほうれん草とルッコラ、白菜なんかも、朝にお世話さえすれば夜に収穫できそう。
びっくりしたのが、ローズマリーの347日!
これ、植えた時点で地球時間の一年しないと採れないってことよね?
何を考えてオススメしたのか、レイちゃんを小一時間ほど問い詰めたい。……ああ、食べ物のことしか考えてないわね。自己完結しちゃったわよ……
一緒におすすめされたニンニクも259日もかかる大物な挙げ句に、確実に食材だもの。
そうは言っても、スキルや魔法で成長速度がおかしいことになってるから、”検索”結果とはまた違う時期に採れるかも。特に、ローズマリーなんて何に使うのかも分からないし、気にする必要はないわね。
”検索”も終わったので、ぬっくぬくなお布団に潜り込んで、もう一眠り。
ふおう!?
「ん……アイラ、ちべた――」
むにゃむにゃ言いながら、レイちゃんがすっかり冷え切ったあたしの体を抱え込む。抱きしめられたあたしは温かくて嬉しいけど、レイちゃんの体温奪うのは申し訳ない。とはいえ、多少もがいたところで抜け出せないんだけど。
諦めて温まらせてもらおう。
そういえば、レイちゃん。この世界で目覚めた直後と比べると、なんだか体つきからふにゃふにゃした感じが無くなった気がする。
こう――前は、まだ女の子っぽい肉付きというか、肉質だったんじゃないかしら?
少なくとも、硬い感じじゃなかったわね。
動ける範囲でペタペタと触ってみると、やっぱり、前とは明らかに違う感じ。
この世界で体の再構成ってのをされた時に、”受理した”と聞こえた願い事。
レイちゃんのは、多分、『男になりたい』と『筋肉欲しい』だったんじゃないかと思う。前に、余分な肉が一切つかない体質のせいで、筋肉もつかないって嘆いていたから間違いない……はず。食べたら余分な肉が付くあたしとしては羨ましい体質だったけど、本人にとっては結構深刻な悩みだったみたいなのよね。
まさか男になりたいと思ってるとは思わなかったけど、思い返してみると、ちょっと心当たりが無いわけでもない。
多分だけど、レイちゃんの恋愛対象は女性だったんじゃないかなぁ……?
一緒にでかけた時に、きれいなお姉さんとすれ違うたびに振り返るのを見るたびに『あんたは男か!?』ってツッコミを入れそうになってたし。
アレ、男の人に特有の行動らしいのよね。
ちなみに、あたしが受理してもらえた願い事は、体型や顔立ちに関するコンプレックスじゃないかと思う。『目がもう少し大きかったらなー』とか、『背が高かったらなー』って部分が解消されてるし。後、前よりもナイスバディになったような……?
レイちゃんがそれに気付いた気配は全くないんだけど。
あ、後はアレだ!
食べすぎても太らなくなったと思う。なにせ、アレだけ食っちゃ寝してるのに体型が変わったように感じないんだもの。きっとそう。
あたしだって、魔力や体力を増やすためなどと言いながら、やたらと寝てるのは自覚がある。口にした理由以外に、暇を潰せるものがないっていう理由もあるんだけど……間違いなく寝過ぎだと思う。
それでいて、起きてる時間にはしっかりご飯を食べてるんだから、ほんとならあっという間にブックブクに太ってるはず。少なくとも、今までならそうだった。
薄情なようだけど、最近は家族のことを思い出しても、ちょっと懐かしいような気分になるだけでそれほど悲しくない。
この世界で生きてくって肚をくくったからなのかもしれないし、もしかしたら、願い事を受理したみたいな不思議な力の干渉があったのかもかもしれない。
でも、精神衛生的にはいいだろうから前向きに考えよう。
どのみち、自力で日本に戻る方法はないんだもの。
レイちゃんが寝ぼけながら”ホット”を掛けてから、眠りに落ち直すのを待ってから寝室を抜け出す。”ホット”を二時間ごとに掛け直すのって結構大変だと思うけど、毎晩こまめに掛けてくれるんだよね。お陰様で、毎日寒さ二個焦げることもなく、気持ちよく眠らせてもらってます。
二十分ほど、朝のお風呂を楽しんだ後は畑仕事の時間。
”ライト”の明かりを頼りに、畑に向かうのが最近の朝一番の習慣だ。
畑に行ってみると、最初に作ってもらった場所の奥行きが増えているのに気付く。
昨日の晩にお願いしていたことを、早速やってくれたらしい。折角なので新しく作った苗を植えてしまおうと思ったんだけど、一部、クワが刺さらない。ぴったり横幅分、一メートルほど。
理由は良くわからなけど、耕せる部分だけで作業を終わらせる。
お次は全ての苗に植物魔法の”グロース”を掛けてから、水魔法で魔力水を撒いて終了だ。”グロース”は、植物の成長を促進する魔法みたい。コレと水魔法との相乗効果で、目に見えて大きくなるのが早くなった。
水をあげてる最中に、クラっと目眩がしてドキッとする。
これは、魔力切れの前兆だ。
ヤバい。また倒れたりしたら、大変!
レイちゃんに、またしてもお説教されてしまう。
後は水を撒くだけだから、”データストレージ”に溜めてあった分から放出。
途中で切り上げちゃうと、どこまでお水をあげたかが分からなくなってしまう。何かの時のためにと溜めておいて良かった。
というか、畑を広げているから近々、作業中に魔力が足りなくなると思って溜めておいたんだよね……
ちなみに、一日に何度も魔力水を上げるのはご法度。それをやると、植物に自我が芽生えちゃって、大変なことになるんだって。
この世界では、大昔にソレが原因で滅んだ島があるらしい。
その二の舞になるのは、ご遠慮したいわよね。
普段通りならコレで作業が終了。
今日はソレに加えて、苗を一通り”検索”して確認するのだ。そろそろ、収穫しても良さそうなのがチラホラしてるんだもの。
特に、小松菜とかルッコラなんかの最初に植えたやつ。
今日植えた分も確認してみると、最短で採れるのは小松菜。あと二日ってなってるけど、明日になればあと一日になる。少し小さいかもしれないけど、明日の朝一番で収穫しちゃってもいいんじゃないかしら?
ほうれん草とルッコラ、白菜なんかも、朝にお世話さえすれば夜に収穫できそう。
びっくりしたのが、ローズマリーの347日!
これ、植えた時点で地球時間の一年しないと採れないってことよね?
何を考えてオススメしたのか、レイちゃんを小一時間ほど問い詰めたい。……ああ、食べ物のことしか考えてないわね。自己完結しちゃったわよ……
一緒におすすめされたニンニクも259日もかかる大物な挙げ句に、確実に食材だもの。
そうは言っても、スキルや魔法で成長速度がおかしいことになってるから、”検索”結果とはまた違う時期に採れるかも。特に、ローズマリーなんて何に使うのかも分からないし、気にする必要はないわね。
”検索”も終わったので、ぬっくぬくなお布団に潜り込んで、もう一眠り。
ふおう!?
「ん……アイラ、ちべた――」
むにゃむにゃ言いながら、レイちゃんがすっかり冷え切ったあたしの体を抱え込む。抱きしめられたあたしは温かくて嬉しいけど、レイちゃんの体温奪うのは申し訳ない。とはいえ、多少もがいたところで抜け出せないんだけど。
諦めて温まらせてもらおう。
そういえば、レイちゃん。この世界で目覚めた直後と比べると、なんだか体つきからふにゃふにゃした感じが無くなった気がする。
こう――前は、まだ女の子っぽい肉付きというか、肉質だったんじゃないかしら?
少なくとも、硬い感じじゃなかったわね。
動ける範囲でペタペタと触ってみると、やっぱり、前とは明らかに違う感じ。
この世界で体の再構成ってのをされた時に、”受理した”と聞こえた願い事。
レイちゃんのは、多分、『男になりたい』と『筋肉欲しい』だったんじゃないかと思う。前に、余分な肉が一切つかない体質のせいで、筋肉もつかないって嘆いていたから間違いない……はず。食べたら余分な肉が付くあたしとしては羨ましい体質だったけど、本人にとっては結構深刻な悩みだったみたいなのよね。
まさか男になりたいと思ってるとは思わなかったけど、思い返してみると、ちょっと心当たりが無いわけでもない。
多分だけど、レイちゃんの恋愛対象は女性だったんじゃないかなぁ……?
一緒にでかけた時に、きれいなお姉さんとすれ違うたびに振り返るのを見るたびに『あんたは男か!?』ってツッコミを入れそうになってたし。
アレ、男の人に特有の行動らしいのよね。
ちなみに、あたしが受理してもらえた願い事は、体型や顔立ちに関するコンプレックスじゃないかと思う。『目がもう少し大きかったらなー』とか、『背が高かったらなー』って部分が解消されてるし。後、前よりもナイスバディになったような……?
レイちゃんがそれに気付いた気配は全くないんだけど。
あ、後はアレだ!
食べすぎても太らなくなったと思う。なにせ、アレだけ食っちゃ寝してるのに体型が変わったように感じないんだもの。きっとそう。
あたしだって、魔力や体力を増やすためなどと言いながら、やたらと寝てるのは自覚がある。口にした理由以外に、暇を潰せるものがないっていう理由もあるんだけど……間違いなく寝過ぎだと思う。
それでいて、起きてる時間にはしっかりご飯を食べてるんだから、ほんとならあっという間にブックブクに太ってるはず。少なくとも、今までならそうだった。
薄情なようだけど、最近は家族のことを思い出しても、ちょっと懐かしいような気分になるだけでそれほど悲しくない。
この世界で生きてくって肚をくくったからなのかもしれないし、もしかしたら、願い事を受理したみたいな不思議な力の干渉があったのかもかもしれない。
でも、精神衛生的にはいいだろうから前向きに考えよう。
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