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肉うどん
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錬金室で作ってきたキッチン施設を設置し終えてから、やっとイタチモドキを”データストレージ”に回収。
コレでようやく夕飯の支度に取り掛かれる。
用意するのは、霜降りの牛肉に似た味わいのアーフェットの肩肉を二本と、ゲイルベリーの果汁。それから秘蔵のベッコウ飴。
そうそう。うどんと、ツユ用のアーフェットスープの素も忘れちゃいけない。
うどんは多めにお湯を沸かして……まずは、雪を拾ってこなきゃだった。
外で雪を拾ってきてから給水器に放り込み、大きな鉄鍋で雪の状態からお湯を沸かす。お湯が沸くのを待つ間、肩肉を薄くスライス。
アーフェットの肩肉は、後日、使えるように多めに作るつもり。しぐれ煮よりもあっさり目の味付けにする予定だけど、コレもピタパンに合うはずだ。
お湯が沸いたところでうどんを投げ込み、土鍋に肉用の調味料を入れながら味を整え、火にかける。煮汁がフツフツと軽く沸いてきたら、肉を入れてヘラでほぐしながら五分。これで、肉うどんのアタマでっきあっがり~♪
タイミング良く茹で上がったうどんと一緒に、”データストレージ”に入れておく。
最後に用意するのはツユ。……なんだけど、鰹節はないのでアーフェットの骨から旨味を採ったスープの素で代用です。
ざっと味を整えつつ確認してみると、和風のツユを期待してたら微妙だけど、意外と悪くない。先に、洋風ダシですって宣言してしまおう。
アイラが回復したのは、夜七時。結局、四時間ほど寝込んでいたらしい。
なにがどうして寝込む羽目になったのかと、訊ねてみたものの、返ってきた言葉には疲れ切ったため息が出るだけだ。
「効率よく魔力を伸ばしたかったっていっても、やりすぎて寝込んだら意味ないでしょう……」
「ご心配おかけしました」
「行動を制限するつもりも、四六時中監視するつもりもないけど、倒れるような真似と生き物の乱獲はやめてね」
また、やりそうだなーと思いつつ、一応、釘を刺しておく。
ちょ、アイラ。涙目の上目遣いで首を傾げるはやめて!?
可愛すぎて、うっかり許しちゃいそうになるから!
「乱獲?」
首を傾げたのは、私が何気なく混ぜ込んだ単語のせいだったらしい。
乱獲禁止を混ぜ込んだのは、一応、食のピラミッドをあまり崩さないようにって言う方向だったんだけど、通じなかったか。
言葉の意図を説明すると、アイラはうーんと考えこむ。
「……確かに、あたし達にとっての普通とおんなじ繁殖方法みたい。乱獲はダメね」
.あれ? なんか、私の言葉じゃないなにかに納得した雰囲気??
訳が変わらずに首を傾げると、アイラは「”検索”したのよ」と種明かしをした。
「”検索”してみたら、鳥や魚以外は島に根付いて普通に繁殖してるみたい」
「アイラ、『普通』の定義は?」
「雄と雌の間に赤ちゃんが生まれる的な『普通』」
良かった。そこは、私達が思うのと一緒だった。
今日獲った動物は、どれも血の色が白かったから、自分の中の『普通』が少しあやふやになりかけてたよ。
「鳥と魚が別な理由は?」
「そっちは、天敵が少ない島の裏側で卵を生んで増えるから、割と際限なく増えそうな感じ」
「じゃあ、そっちは上限なしで。代わりに哺乳類は繁殖周期を確認してから考えようか」
「了解です、ボス!」
……ボスじゃない。
なにはともあれ、これでお説教タイムは終了。お夕飯に取り掛かる。
「にっくうっどん~♪」
ニコニコしながらフーフーしてるアイラが、めっちゃ可愛い。
つられて私も頬を緩めつつ、一口パクリ。
ん。いいお味。
洋風ダシだと理解して食べれば、結構美味しい。
「洋風ダシも悪くないわ」
「だねぇ」
しばし、無心でフーフーしながらチュルチュルとうどんをすする。
あー……美味しいご飯を食べてるときが、やっぱり一番幸せかも。――次は、アイラとぬくぬくお布団で温まってる時?
「新しい畑に、繊維の材料を植えるつもりではいるんだけどね、レイちゃん」
「うん?」
「ハーブは何がいい?」
問われてちょっと考える。
個人的に欲しいのは食材だけど、今の環境を考えるなら食材以外にも使える代物のほうがいいよね?
「用途によるけど……ローズマリーとカモミールににマリーゴールド、バジルとオレガノがあると個人的には嬉しい」
考えた結果、口に出したのはこの五つ。前の三つは、入浴剤の代わりにもなる上にお茶になったりと用途が広い。後ろの二つは単に、私の中では料理に使う機会が多いハーブです。
「あとね、ヘチマは早めに育てられると嬉しいかも」
「ヘチマ?」
「食器や体を洗うスポンジ代わりになるし、化粧水も採れるでしょ?」
「!」
化粧水と聞いて、アイラの目の色が変わる。
やっぱり女の子に、美容関係のアイテムは必須だよね。
「とりあえず、今言われた種は早めに植えちゃうわ」
「おすすめの理由は聞かないでもいいの?」
「レイちゃんの行動パターンからすると、美味しいご飯か、環境改善のどっちかがおすすめの理由でしょ」
「まあ、そうなんだけど。なんか、何も聞かれないのも不安になっちゃう」
正直な気持ちを口にすると、アイラは苦笑を浮かべた。
「なんか、あたしの方は空回り気味なんだもの」
そう言って、彼女は唇を尖らせる。
「現状、着実に生活環境を改善していってくれてるレイちゃんの案に乗った方が、結局いい結果になりそうだって思っただけよ」
結局、二度も倒れちゃったし……という言葉が、アイラの本音だろう。少し――結構、気にしているらしい。強く責め過ぎちゃったかな……?
私も、少し反省しよう。
自分だって、決して出来た人間じゃないんだし。
「他にも欲しい物があれば受け付けるから、今のうちに言ってね?」
でも、そんなお言葉をいただいたので、折角だからお言葉に甘えることにした。
いやいや、ただ、万能調味料の一つである白ゴマを育てて欲しいってお願いしただけですよ?
風味のある油も、やっぱり欲しいよね!
コレでようやく夕飯の支度に取り掛かれる。
用意するのは、霜降りの牛肉に似た味わいのアーフェットの肩肉を二本と、ゲイルベリーの果汁。それから秘蔵のベッコウ飴。
そうそう。うどんと、ツユ用のアーフェットスープの素も忘れちゃいけない。
うどんは多めにお湯を沸かして……まずは、雪を拾ってこなきゃだった。
外で雪を拾ってきてから給水器に放り込み、大きな鉄鍋で雪の状態からお湯を沸かす。お湯が沸くのを待つ間、肩肉を薄くスライス。
アーフェットの肩肉は、後日、使えるように多めに作るつもり。しぐれ煮よりもあっさり目の味付けにする予定だけど、コレもピタパンに合うはずだ。
お湯が沸いたところでうどんを投げ込み、土鍋に肉用の調味料を入れながら味を整え、火にかける。煮汁がフツフツと軽く沸いてきたら、肉を入れてヘラでほぐしながら五分。これで、肉うどんのアタマでっきあっがり~♪
タイミング良く茹で上がったうどんと一緒に、”データストレージ”に入れておく。
最後に用意するのはツユ。……なんだけど、鰹節はないのでアーフェットの骨から旨味を採ったスープの素で代用です。
ざっと味を整えつつ確認してみると、和風のツユを期待してたら微妙だけど、意外と悪くない。先に、洋風ダシですって宣言してしまおう。
アイラが回復したのは、夜七時。結局、四時間ほど寝込んでいたらしい。
なにがどうして寝込む羽目になったのかと、訊ねてみたものの、返ってきた言葉には疲れ切ったため息が出るだけだ。
「効率よく魔力を伸ばしたかったっていっても、やりすぎて寝込んだら意味ないでしょう……」
「ご心配おかけしました」
「行動を制限するつもりも、四六時中監視するつもりもないけど、倒れるような真似と生き物の乱獲はやめてね」
また、やりそうだなーと思いつつ、一応、釘を刺しておく。
ちょ、アイラ。涙目の上目遣いで首を傾げるはやめて!?
可愛すぎて、うっかり許しちゃいそうになるから!
「乱獲?」
首を傾げたのは、私が何気なく混ぜ込んだ単語のせいだったらしい。
乱獲禁止を混ぜ込んだのは、一応、食のピラミッドをあまり崩さないようにって言う方向だったんだけど、通じなかったか。
言葉の意図を説明すると、アイラはうーんと考えこむ。
「……確かに、あたし達にとっての普通とおんなじ繁殖方法みたい。乱獲はダメね」
.あれ? なんか、私の言葉じゃないなにかに納得した雰囲気??
訳が変わらずに首を傾げると、アイラは「”検索”したのよ」と種明かしをした。
「”検索”してみたら、鳥や魚以外は島に根付いて普通に繁殖してるみたい」
「アイラ、『普通』の定義は?」
「雄と雌の間に赤ちゃんが生まれる的な『普通』」
良かった。そこは、私達が思うのと一緒だった。
今日獲った動物は、どれも血の色が白かったから、自分の中の『普通』が少しあやふやになりかけてたよ。
「鳥と魚が別な理由は?」
「そっちは、天敵が少ない島の裏側で卵を生んで増えるから、割と際限なく増えそうな感じ」
「じゃあ、そっちは上限なしで。代わりに哺乳類は繁殖周期を確認してから考えようか」
「了解です、ボス!」
……ボスじゃない。
なにはともあれ、これでお説教タイムは終了。お夕飯に取り掛かる。
「にっくうっどん~♪」
ニコニコしながらフーフーしてるアイラが、めっちゃ可愛い。
つられて私も頬を緩めつつ、一口パクリ。
ん。いいお味。
洋風ダシだと理解して食べれば、結構美味しい。
「洋風ダシも悪くないわ」
「だねぇ」
しばし、無心でフーフーしながらチュルチュルとうどんをすする。
あー……美味しいご飯を食べてるときが、やっぱり一番幸せかも。――次は、アイラとぬくぬくお布団で温まってる時?
「新しい畑に、繊維の材料を植えるつもりではいるんだけどね、レイちゃん」
「うん?」
「ハーブは何がいい?」
問われてちょっと考える。
個人的に欲しいのは食材だけど、今の環境を考えるなら食材以外にも使える代物のほうがいいよね?
「用途によるけど……ローズマリーとカモミールににマリーゴールド、バジルとオレガノがあると個人的には嬉しい」
考えた結果、口に出したのはこの五つ。前の三つは、入浴剤の代わりにもなる上にお茶になったりと用途が広い。後ろの二つは単に、私の中では料理に使う機会が多いハーブです。
「あとね、ヘチマは早めに育てられると嬉しいかも」
「ヘチマ?」
「食器や体を洗うスポンジ代わりになるし、化粧水も採れるでしょ?」
「!」
化粧水と聞いて、アイラの目の色が変わる。
やっぱり女の子に、美容関係のアイテムは必須だよね。
「とりあえず、今言われた種は早めに植えちゃうわ」
「おすすめの理由は聞かないでもいいの?」
「レイちゃんの行動パターンからすると、美味しいご飯か、環境改善のどっちかがおすすめの理由でしょ」
「まあ、そうなんだけど。なんか、何も聞かれないのも不安になっちゃう」
正直な気持ちを口にすると、アイラは苦笑を浮かべた。
「なんか、あたしの方は空回り気味なんだもの」
そう言って、彼女は唇を尖らせる。
「現状、着実に生活環境を改善していってくれてるレイちゃんの案に乗った方が、結局いい結果になりそうだって思っただけよ」
結局、二度も倒れちゃったし……という言葉が、アイラの本音だろう。少し――結構、気にしているらしい。強く責め過ぎちゃったかな……?
私も、少し反省しよう。
自分だって、決して出来た人間じゃないんだし。
「他にも欲しい物があれば受け付けるから、今のうちに言ってね?」
でも、そんなお言葉をいただいたので、折角だからお言葉に甘えることにした。
いやいや、ただ、万能調味料の一つである白ゴマを育てて欲しいってお願いしただけですよ?
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