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布団の中は天国?地獄?
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「ミヤ…!ミヤ…!どうしたの?大丈夫?」
「ミ、ミヤさん…僕、窓から…」
「ダメよ…!ここ二階だから…どちらにしても見つかるわ…!」
「ミヤ…入るわよ…いい?…」
ジュンはゆっくりドアのノブを下げて…押し開ける…
「ミヤ…?」
ジュンがゆっくり部屋を見渡すとまだ食べていない夕食が残っていた…
ミヤはベッドの中で雑誌を読んでいる…
「ミヤ…どう?調子は…」
「あっ…はい!少しマシになってきたかも…」
ジュンは手書きのメモをテーブルの隅に置いた。
「そう…?明日もあるからゆっくり休養しないとね。ミーティングの内容を書いておいたから後で目を通してね…それから何だか話し声がしたけど…」
「あっ、ああ…友達から激励の着信があって寝ながらスピーカーフォンで話していたんです!!」
「何だ!そうだったの…」
ダイスケはミヤが入っているベッドの布団の中に慌てて隠れていた…
慌てて隠れたから布団の中ではミヤの両足の間に右腕が挟まった形となっていた。
「う、うぐぐ…なんとか腕を抜かないと…」
見つからないようにゆっくりとミヤのパジャマの内もも部分を擦りながら腕を抜いていく…
「ひゃうん…!」
ミヤはたまらず顔を真っ赤にして可愛い声を上げる…
「ど、どうしたの?モゾモゾして…気持ち悪いの…?」
「いえ…何でも…アハハハハ…」
ダイスケが腕を抜こうとした時、パジャマに小指が引っかかってパジャマ自体が引っ張られて下のパジャマはズリズリと下にずり下がろうとしている…
「し、しまった…」
「ダ、ダイスケさん…ダメよ…そんなに引っ張ったら…ぬ、脱げちゃう…」
ミヤはパジャマを一生懸命手で引き上げようとしていた…
ジュンはミヤの様子を変に思って「ミヤ…本当に大丈夫?足に怪我でもしたの?見せてみなさい…!」
そう言ってベッドの側に歩み寄った。
ミヤは慌てて身体を起こして
「ああああ…!大丈夫…大丈夫ですよ…私、元気いっぱいですから…ウフフ…心配しないでください…」
「痛ててて…!」
ミヤが身体を起こしてダイスケの腕は更に捻《ねじ》れてしまった…
グイッッッ…
『ああっ…』
腕を戻そうと態勢を少し変えた結果…ミヤのパジャマは完全に下がって下着が露わになってしまった…
『ああ……ダイスケさん…恥ずかしい…』
「ダメよ…ミヤ…足を出しなさい…少しマッサージするわ…!」
コーチが言っている以上、これ以上拒むことも出来ない…
「じゃ、じゃあ…片足ずつでいいですか…」
「良いわよ…早く出しなさい…」
ミヤは一度布団の中で四つん這いになった…
絡まっていた腕が解けてダイスケはホッとした…
その瞬間自分の顔の上に柔らかな布と感触が乗っかって来た…
「ウプッ!」
ミヤは自分の下着がダイスケの顔に当たった事を瞬間的に悟った…
「ひゃっ!息が当たる…くすぐったい…」
真っ赤になってモゾモゾしているミヤをマッサージしながらジュンは
「…こっちの足は大丈夫みたいね…まあいいわ…逆の足を出しなさい…」
「ええっ!」
「どうしたの?何かマズい事でもあるの?」
「い、いえ…」
今度は下着の前がダイスケの顔に当たる…
「…うん…こちらも大丈夫ね…分かったわ…
でも何処かおかしい所があったらちゃんと言うのよ…分かった?」
「は、はい…ありがとうございます…コーチ…」
「……?」
少し首を捻りながらジュンは部屋を出て行った…
ミヤは安堵の表情を浮かべた…が、自分の下着にダイスケの顔が当たっている事をすぐに思い出した…
「キャーッ!ダイスケさん…」
布団の中でグッタリしているダイスケをミヤは一生懸命揺り起こした…
「ミ、ミヤさん…僕、窓から…」
「ダメよ…!ここ二階だから…どちらにしても見つかるわ…!」
「ミヤ…入るわよ…いい?…」
ジュンはゆっくりドアのノブを下げて…押し開ける…
「ミヤ…?」
ジュンがゆっくり部屋を見渡すとまだ食べていない夕食が残っていた…
ミヤはベッドの中で雑誌を読んでいる…
「ミヤ…どう?調子は…」
「あっ…はい!少しマシになってきたかも…」
ジュンは手書きのメモをテーブルの隅に置いた。
「そう…?明日もあるからゆっくり休養しないとね。ミーティングの内容を書いておいたから後で目を通してね…それから何だか話し声がしたけど…」
「あっ、ああ…友達から激励の着信があって寝ながらスピーカーフォンで話していたんです!!」
「何だ!そうだったの…」
ダイスケはミヤが入っているベッドの布団の中に慌てて隠れていた…
慌てて隠れたから布団の中ではミヤの両足の間に右腕が挟まった形となっていた。
「う、うぐぐ…なんとか腕を抜かないと…」
見つからないようにゆっくりとミヤのパジャマの内もも部分を擦りながら腕を抜いていく…
「ひゃうん…!」
ミヤはたまらず顔を真っ赤にして可愛い声を上げる…
「ど、どうしたの?モゾモゾして…気持ち悪いの…?」
「いえ…何でも…アハハハハ…」
ダイスケが腕を抜こうとした時、パジャマに小指が引っかかってパジャマ自体が引っ張られて下のパジャマはズリズリと下にずり下がろうとしている…
「し、しまった…」
「ダ、ダイスケさん…ダメよ…そんなに引っ張ったら…ぬ、脱げちゃう…」
ミヤはパジャマを一生懸命手で引き上げようとしていた…
ジュンはミヤの様子を変に思って「ミヤ…本当に大丈夫?足に怪我でもしたの?見せてみなさい…!」
そう言ってベッドの側に歩み寄った。
ミヤは慌てて身体を起こして
「ああああ…!大丈夫…大丈夫ですよ…私、元気いっぱいですから…ウフフ…心配しないでください…」
「痛ててて…!」
ミヤが身体を起こしてダイスケの腕は更に捻《ねじ》れてしまった…
グイッッッ…
『ああっ…』
腕を戻そうと態勢を少し変えた結果…ミヤのパジャマは完全に下がって下着が露わになってしまった…
『ああ……ダイスケさん…恥ずかしい…』
「ダメよ…ミヤ…足を出しなさい…少しマッサージするわ…!」
コーチが言っている以上、これ以上拒むことも出来ない…
「じゃ、じゃあ…片足ずつでいいですか…」
「良いわよ…早く出しなさい…」
ミヤは一度布団の中で四つん這いになった…
絡まっていた腕が解けてダイスケはホッとした…
その瞬間自分の顔の上に柔らかな布と感触が乗っかって来た…
「ウプッ!」
ミヤは自分の下着がダイスケの顔に当たった事を瞬間的に悟った…
「ひゃっ!息が当たる…くすぐったい…」
真っ赤になってモゾモゾしているミヤをマッサージしながらジュンは
「…こっちの足は大丈夫みたいね…まあいいわ…逆の足を出しなさい…」
「ええっ!」
「どうしたの?何かマズい事でもあるの?」
「い、いえ…」
今度は下着の前がダイスケの顔に当たる…
「…うん…こちらも大丈夫ね…分かったわ…
でも何処かおかしい所があったらちゃんと言うのよ…分かった?」
「は、はい…ありがとうございます…コーチ…」
「……?」
少し首を捻りながらジュンは部屋を出て行った…
ミヤは安堵の表情を浮かべた…が、自分の下着にダイスケの顔が当たっている事をすぐに思い出した…
「キャーッ!ダイスケさん…」
布団の中でグッタリしているダイスケをミヤは一生懸命揺り起こした…
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