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第一部 無駄な魔力と使い捨て魔法使い
「わし怒ると怖いんよ?」
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その日から、里長に用意してもらった家での生活が始まった。最初のうちは里のエルフたちによる嫌がらせも続いていたが、無視し続けていた。
ロットとナルルの献身的な力仕事。ケイトの魔法の才能とその分け隔てなさ。そして魔王種でありつつもおとなしいソイルの様子から次第に周りの視線はその意味を変えていった。
そしてしばらく経つと嫌がらせも落ち着き、エレナをあざ笑い、ケイトに追い返されたエルフとその取り巻き数名のみとなった。
そんなある日、ケイト達は日課となった魔法の鍛錬に出かけるために家を出る。ロットとナルルも送り出すためついてきた。
「ったく、またしょうもない落書きね」
自分たちが寝泊まりしている家の壁を眺めて言った。
「まーいいじゃねーか。怪我とかはねーんだし」
「もー無視無視。私、魔法の修練してくるわ」
幸い、誰かがけがをするような嫌がらせは初日のエレナ以降なかったので、ロットたちもあえて気にしないことにしていた。むしろ慣れつつあった状況に気も緩みつつあった。
「行ってらっしゃい」
いつものようにケイトが修練場に向かい、ロットたちは見送った。ロットとナルルは二人で剣の訓練をするのが日課だ。
二人ともトワには才能がないといわれていたが、それは勇者や英雄と呼ばれるような人たちが基準であったので、一般的な冒険者と比べると十分な実力を身に着けていた。
特にロットは成長著しく、ナルルの二刀流にもついていけるようになってきていた。
二つの剣がロットを前後左右襲いかかるが、どれも素早く剣で対応される。それどころか最近つけ出した左手の手甲を巧みに使い攻撃のスキさえ伺っていた。
「ナルルさん!手加減せずもっと本気で来てもらって大丈夫です!」
「馬鹿言うな、これでも結構本気だぞ。お前さんが強くなってるんだ」
二人は剣を交えながら言う。事実ナルルは額に汗をにじませ、その巨体を忙しなく動かしていた。その事実にナルルは焦りも感じるが弟子の成長を喜ぶような感覚にもなっていた。
「今ならあの日の決闘勝てますかね?」
「はっ、それはまだまだだな。ワシに勝ちたきゃもう少しスピードをつけんといかん」
とはいえ冗長してしまってはせっかくの成長が止まるのでそう言った。そして喜ぶ隙をついてロットの足を払い転倒させる。
ロットはそれでやはりナルルに追いつくには足りないと思い知るのだが、実際十回やれば一度はロットが勝つほど実力が上がってきている。
そんな彼らが汗を流すのは家の前であり、ケイトの通う修練場は魔法と弓専用である。ただでさえ人通りが少ないエルフの里で、さらに端の方に位置する家を貸してもらっているので人はほとんど通らなかった。
それこそエレナがソイルの話し相手になりに遊びに来る程度だった。
ソイルは相変わらず元気にはしていたが、病弱な日々を送っていたのとその引っ込み思案な性格から人になつくまで非常に時間がかかる。
しかしエレナに関してはケイトとはまた違った話しやすさというものがあるらしく、今では数少ない話し相手になっている。
今日はまだエレナが来ていないのでソイルは地べたに三角座りでナルルとロットを眺めていた。ロットがナルルに手を貸してもらい立ち上がって二度目の実技稽古を始めようとしたとき、慌ただしい声が響いた。
「大変です!ケイトさんが修練場で怪我しました!」
「え?」
勢いよくそう伝えてきたのはエルフで、ケイトが修練場で一緒に魔法の練習を行うようになった仲間のうちの一人である。
その血相を変えた様子に、ケイトが魔法の暴発で大怪我など最悪な想像がよぎるロットとナルル、ソイルもただ事ではないと感じて急いで修練場に向かった。
修練場に到着すると、ケイトが寝かされている姿が目に入る。周囲には小さな瓦礫や壊れた魔法具が散らばっており、エルフたちが心配そうに取り囲んでいた。
「ケイト、大丈夫?」
ロットが駆け寄りながら問いかける。ナルルとソイルも囲む輪に入り、代わりに数人のエルフが少し後ろで見守る。ケイトは意識があるようで話し出した。
「え、ええ。ちょっと突然強風が吹いて、たまたまツボが弧を描いて飛んできて、たまたま逃げる私の頭にぶつかっただけよ。少し血が出ているけど平気よ」
それは驚いたようなものではなく呆れたような口調だ。その言葉から強風という事故ではなく誰かの故意的なものであることが分かる。
「お前たちがやったんだな!」
ロットがエルフたちに向かって怒鳴る。遠くで苦々しそうに見ていた三人のエルフが肩を震わせていた。その姿にロットは犯人の目星がつき、精一杯にらみつける。
するとその視線に耐えられなくなったのか一人が言った。
「ち、ちがうわよ!ちょっといたずらしようとしたら、この人間が妨害魔法なんてしてくるから手元が狂ったのよ! 悪いのはこの人間、自業自得よ!」
明らかな開き直りである。両脇の取り巻きも「そうだそうだ」と加勢する。
「てめっ」
その様子にロットの怒りはさらに高まりとびかかろうとした。咄嗟にナルルがロットを抑える。ここで手を出してしまうとさらに自分たちの立場が悪くなるのはわかっていたからだ。
しかしありがたいことに、いつもは見て見ぬふりの他のエルフさえも三人のエルフには批判的な目を向けていた。
「ロット、やめときなさい。こんなことであなたが怒る必要ないわ。私の妨害魔法が中途半端だったのも事実だし」
興奮冷めやらぬロットにそう言った。頭が痛むのか体を起こした時に一度傷口に手をやる。
「で、でも!」
ロットそれを怒りと心配を入り混ぜて情けない顔で右往左往する。
「ケイトがいいって言ってんだ。ロットも落ち着け」
仲間二人にそう言われ、最終的にはソイルが心配そうに服の端を掴む形でロットは引き留められた。その騒ぎを聞きつけた里長とたまたまいたエレナがちょうど到着した。
「ホッホッホ、ケイトさんや、大丈夫かね?」
「な、なんでここに!」
里長の登場に三人のエルフたちが慌てる。
「ワシがいてはいけないのかの?」
そう答える里長の目は珍しく笑っていない。その恐ろしさから自然と三人は姿勢が正しくなる。
「それよりも、ライル、リイル、ルイル。お主たちはあれほど忠告したのにケイトさんを傷つけおって。里の外で見張りをして頭を冷やしてなさい」
普段の里長と違い毅然とした態度である。周りのエルフもいつの間にか背筋を伸ばして直立していた。普段怒らない人を怒らせないほうがいいという典型らしい。
「なっ、里長。あんな仕事エレナに任せておけばいいじゃないですか!」
この期に及んでライルと呼ばれたエルフが反論する。
「あんな仕事とな?エレナの仕事は里にとって大事な役割じゃよ。しかしお主たちはなぜか嫌っておるからの。罰としてはぴったりじゃ。
そしてその認識も改めることも含めて見張りをして考えてきなさい。ということでエレナは休みを言い渡すのでケイトさんを看病なさい」
下された決定にライル達三人はひどく落ち込んだ。そして自分の仕事をあんな仕事と言われた本人はむしろ急に休みが出来て、ケイトと過ごせることを喜んでいた。
「りょうかいっす!」
ロットとナルルの献身的な力仕事。ケイトの魔法の才能とその分け隔てなさ。そして魔王種でありつつもおとなしいソイルの様子から次第に周りの視線はその意味を変えていった。
そしてしばらく経つと嫌がらせも落ち着き、エレナをあざ笑い、ケイトに追い返されたエルフとその取り巻き数名のみとなった。
そんなある日、ケイト達は日課となった魔法の鍛錬に出かけるために家を出る。ロットとナルルも送り出すためついてきた。
「ったく、またしょうもない落書きね」
自分たちが寝泊まりしている家の壁を眺めて言った。
「まーいいじゃねーか。怪我とかはねーんだし」
「もー無視無視。私、魔法の修練してくるわ」
幸い、誰かがけがをするような嫌がらせは初日のエレナ以降なかったので、ロットたちもあえて気にしないことにしていた。むしろ慣れつつあった状況に気も緩みつつあった。
「行ってらっしゃい」
いつものようにケイトが修練場に向かい、ロットたちは見送った。ロットとナルルは二人で剣の訓練をするのが日課だ。
二人ともトワには才能がないといわれていたが、それは勇者や英雄と呼ばれるような人たちが基準であったので、一般的な冒険者と比べると十分な実力を身に着けていた。
特にロットは成長著しく、ナルルの二刀流にもついていけるようになってきていた。
二つの剣がロットを前後左右襲いかかるが、どれも素早く剣で対応される。それどころか最近つけ出した左手の手甲を巧みに使い攻撃のスキさえ伺っていた。
「ナルルさん!手加減せずもっと本気で来てもらって大丈夫です!」
「馬鹿言うな、これでも結構本気だぞ。お前さんが強くなってるんだ」
二人は剣を交えながら言う。事実ナルルは額に汗をにじませ、その巨体を忙しなく動かしていた。その事実にナルルは焦りも感じるが弟子の成長を喜ぶような感覚にもなっていた。
「今ならあの日の決闘勝てますかね?」
「はっ、それはまだまだだな。ワシに勝ちたきゃもう少しスピードをつけんといかん」
とはいえ冗長してしまってはせっかくの成長が止まるのでそう言った。そして喜ぶ隙をついてロットの足を払い転倒させる。
ロットはそれでやはりナルルに追いつくには足りないと思い知るのだが、実際十回やれば一度はロットが勝つほど実力が上がってきている。
そんな彼らが汗を流すのは家の前であり、ケイトの通う修練場は魔法と弓専用である。ただでさえ人通りが少ないエルフの里で、さらに端の方に位置する家を貸してもらっているので人はほとんど通らなかった。
それこそエレナがソイルの話し相手になりに遊びに来る程度だった。
ソイルは相変わらず元気にはしていたが、病弱な日々を送っていたのとその引っ込み思案な性格から人になつくまで非常に時間がかかる。
しかしエレナに関してはケイトとはまた違った話しやすさというものがあるらしく、今では数少ない話し相手になっている。
今日はまだエレナが来ていないのでソイルは地べたに三角座りでナルルとロットを眺めていた。ロットがナルルに手を貸してもらい立ち上がって二度目の実技稽古を始めようとしたとき、慌ただしい声が響いた。
「大変です!ケイトさんが修練場で怪我しました!」
「え?」
勢いよくそう伝えてきたのはエルフで、ケイトが修練場で一緒に魔法の練習を行うようになった仲間のうちの一人である。
その血相を変えた様子に、ケイトが魔法の暴発で大怪我など最悪な想像がよぎるロットとナルル、ソイルもただ事ではないと感じて急いで修練場に向かった。
修練場に到着すると、ケイトが寝かされている姿が目に入る。周囲には小さな瓦礫や壊れた魔法具が散らばっており、エルフたちが心配そうに取り囲んでいた。
「ケイト、大丈夫?」
ロットが駆け寄りながら問いかける。ナルルとソイルも囲む輪に入り、代わりに数人のエルフが少し後ろで見守る。ケイトは意識があるようで話し出した。
「え、ええ。ちょっと突然強風が吹いて、たまたまツボが弧を描いて飛んできて、たまたま逃げる私の頭にぶつかっただけよ。少し血が出ているけど平気よ」
それは驚いたようなものではなく呆れたような口調だ。その言葉から強風という事故ではなく誰かの故意的なものであることが分かる。
「お前たちがやったんだな!」
ロットがエルフたちに向かって怒鳴る。遠くで苦々しそうに見ていた三人のエルフが肩を震わせていた。その姿にロットは犯人の目星がつき、精一杯にらみつける。
するとその視線に耐えられなくなったのか一人が言った。
「ち、ちがうわよ!ちょっといたずらしようとしたら、この人間が妨害魔法なんてしてくるから手元が狂ったのよ! 悪いのはこの人間、自業自得よ!」
明らかな開き直りである。両脇の取り巻きも「そうだそうだ」と加勢する。
「てめっ」
その様子にロットの怒りはさらに高まりとびかかろうとした。咄嗟にナルルがロットを抑える。ここで手を出してしまうとさらに自分たちの立場が悪くなるのはわかっていたからだ。
しかしありがたいことに、いつもは見て見ぬふりの他のエルフさえも三人のエルフには批判的な目を向けていた。
「ロット、やめときなさい。こんなことであなたが怒る必要ないわ。私の妨害魔法が中途半端だったのも事実だし」
興奮冷めやらぬロットにそう言った。頭が痛むのか体を起こした時に一度傷口に手をやる。
「で、でも!」
ロットそれを怒りと心配を入り混ぜて情けない顔で右往左往する。
「ケイトがいいって言ってんだ。ロットも落ち着け」
仲間二人にそう言われ、最終的にはソイルが心配そうに服の端を掴む形でロットは引き留められた。その騒ぎを聞きつけた里長とたまたまいたエレナがちょうど到着した。
「ホッホッホ、ケイトさんや、大丈夫かね?」
「な、なんでここに!」
里長の登場に三人のエルフたちが慌てる。
「ワシがいてはいけないのかの?」
そう答える里長の目は珍しく笑っていない。その恐ろしさから自然と三人は姿勢が正しくなる。
「それよりも、ライル、リイル、ルイル。お主たちはあれほど忠告したのにケイトさんを傷つけおって。里の外で見張りをして頭を冷やしてなさい」
普段の里長と違い毅然とした態度である。周りのエルフもいつの間にか背筋を伸ばして直立していた。普段怒らない人を怒らせないほうがいいという典型らしい。
「なっ、里長。あんな仕事エレナに任せておけばいいじゃないですか!」
この期に及んでライルと呼ばれたエルフが反論する。
「あんな仕事とな?エレナの仕事は里にとって大事な役割じゃよ。しかしお主たちはなぜか嫌っておるからの。罰としてはぴったりじゃ。
そしてその認識も改めることも含めて見張りをして考えてきなさい。ということでエレナは休みを言い渡すのでケイトさんを看病なさい」
下された決定にライル達三人はひどく落ち込んだ。そして自分の仕事をあんな仕事と言われた本人はむしろ急に休みが出来て、ケイトと過ごせることを喜んでいた。
「りょうかいっす!」
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