幻を砕く青

鈴海セイカは公立高校に通う高校1年生。
憂鬱の対象である前期中間考査を無事に終え、彼と彼の友人に迫るのは文化祭。
青春という、人生の一幕を飾る一つに、心のなかで期待を重ね、親友と計画を立て、満足気に帰路についた彼を待ち受けてたのは、

鯨の化け物だった。

だがしかし、それは一刀のもとに斬り伏せられる。ある、二人組によって。
そのうちの一人は、セイカに問う。
「君の固執してる青春とやらは、一体何を与えてくれるんだ?」

現実とは、幸福とは、青春の意味とは一体何なのか。
セイカは、ある決断を迫られる。文化祭に向けた時間の中で。

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※青春ボカロカップにエントリーしています。
初投稿作品になります。よろしくお願いします。
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