天使のリボン

火鑚

文字の大きさ
上 下
1 / 1

天使のリボン

しおりを挟む
鬱屈とした雰囲気の街を
優しく抱擁するかのように
天使がリボンで包み込んだ

子供たちは歓声を上げ
大人たちは遠慮がちに微笑む

鮮やかさを増した花々は
無邪気に踊り

七色に煌めく水は
すべてを浄化する

雨上がりの午後
天使が空にかけた魔法は
爽快な気分への懸け橋となる
しおりを挟む

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

伯爵の夫は性欲がないらしいが、ただ単に妾がいただけだった。

ほったげな
恋愛
伯爵には性欲がないらしい。彼には妾がいる。だから、私とはしないのか。しかし、妾が行方をくらまし…?!※詩です。

未熟者の詩集

九丸(ひさまる)
現代文学
取って出しのさらけ出し。 詩の形式もなにも分かってません。 思ったままを。 以前投稿したもを連載にしました。 解釈は人それぞれ。 でも、たまに解説入ります。書いた時の心境とか。 よろしくお願いします。

そのとき君は笑った

いっこ
現代文学
ライターである石島は、仕事のため、虐待された過去を持つ宮下佐奈子に接触する。彼女の生きた世界は、石島にとって想像を絶する世界だった。

さえ
現代文学
短歌や俳句

あなたが不倫した。わたしとあなたが植えた木が折れた。

ほったげな
恋愛
わたしとあなたで、木を植えた。わたしとあなたは夫婦になったけれど、あなたは不倫した。※詩です。

青空

転生新語
現代文学
 昨日は娘の、十五才の誕生日だった。そして午前一時過ぎ、寝室で、私は娘から銃を突きつけられていた。  この物語はフィクションです。  カクヨム、小説家になろうに投稿しています。  カクヨム→https://kakuyomu.jp/works/16817330659970259187  小説家になろう→https://ncode.syosetu.com/n6851ih/

友人の結婚式で友人兄嫁がスピーチしてくれたのだけど修羅場だった

海林檎
恋愛
え·····こんな時代錯誤の家まだあったんだ····? 友人の家はまさに嫁は義実家の家政婦と言った風潮の生きた化石でガチで引いた上での修羅場展開になった話を書きます·····(((((´°ω°`*))))))

★【完結】柊坂のマリア(作品230428)

菊池昭仁
現代文学
守銭奴と呼ばれた老人と 貧民窟で生きる人々の挑戦

処理中です...